みなさま、こんにちは。キャンプの素晴らしさを伝えたくて、脱サラ→キャンプを仕事にするフリーランスに転身したさくぽんです。今回は、土日の予約がなかなか取れない大人気キャンプ場「北軽井沢スウィートグラス」で冬キャンプを楽しんだ様子をご紹介します。メンバーは、女子キャンプのパイオニアで、イラストレーターのこいしゆうかさんと、ハピキャンのYouTube動画で活躍するハッピーキャンパーのヤマケンと僕の3人。キャンプ場を散策し、カールツァイスの双眼鏡を使った野鳥観察や、焚き火で絶品ビーフシチューを煮込んだり、それぞれの冬キャンプのおすすめ道具を紹介したりと大盛りあがりでした!

「北軽井沢スウィートグラス」キャンプ場スタッフと一緒に場内散策!

画像9: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

さくぽん:では、ここからはSGスタッフのマービンとともに、場内を散策しようと思います。マービン、よろしくお願いします!

画像10: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

マービン

北軽井沢スウィートグラスのスタッフ。普段から野鳥観察や星空観察などのイベントを担当する自然派。某アミューズメントパークのMC並におしゃべり(案内)が上手。鷹のような鋭さで鳥を見つけるのが速い。ヤマケンさくぽんとはキャンプ場の寮で同じ釜の飯を食べた仲。

マービン:よろしくお願いします!

さくぽん:キャンプ場だと一年中、鳥が見れるよね?

マービン:そうだね。一番身近な例でいえば、スズメや目の周りが白いメジロなどは一年中見られる鳥だよ。ほかにも、冬になるとここに来る冬鳥もいるかもしれないね。とりあえずおしぎっぱの森に行ってみよう。

画像11: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

画像1: マービン

マービン

これ、ノアという名前のツリーハウスなんだけど、柱になっている木に穴が空いているのが見える?

画像4: ヤマケン

ヤマケン

見えるけど、それが何か・・・?

画像12: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

画像2: マービン

マービン

これ実は鳥の巣なんだよね。ここでゴジュウカラという鳥が子育てしてたんだよ。もともとはキツツキがあけた穴なんだけど、その穴をゴジュウカラが使っているの。ゴジュウカラは自分では穴があけられないの。

画像: 写真提供:北軽井沢スウィートグラス スタッフつぐつぐ※別日に撮影したもの

写真提供:北軽井沢スウィートグラス スタッフつぐつぐ※別日に撮影したもの

画像2: こいしゆうか

こいしゆうか

へーそうなんだ! 子どもたちが遊んでるツリーハウスの柱で鳥が子育てしているのなんだか不思議だけど、自然の中にあるキャンプ場だからそういうのも見られるのかな。マービンに教えてもらえるの、贅沢すぎない?

画像5: ヤマケン

ヤマケン

本当にそう思う。このキャンプ場のスタッフは、マービンみたいに鳥に詳しかったり、この土地の地質に詳しかったり、スタッフが優秀すぎる。

画像3: マービン

マービン

ありがとうございます(笑)。ぜひ週末などにイベントやっているので、チェックしてみてください!

画像13: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

さくぽん:マービン質問! あの木と木の間にある、もしゃもしゃってしているやつ、何?ヤドリギ?

画像14: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

画像4: マービン

マービン

正解!あれはヤドリギです。ほかの樹木の栄養を吸うことで生きる、寄生植物。落葉樹の葉が落ちる冬は特に目立つよね。ぜひ、双眼鏡で覗いてみて。何か見えるはずだよ。

画像15: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

ヤマケン:なんか実がなってる・・・?

画像16: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

画像5: マービン

マービン

そう。丸い実がなっているんだよ。今日は我が家の近くにあったヤドリギの実をひとつ持ってきた。普通は木の高いところにあるんだけど、たまたま低いところにあったのを見つけたので。じゃぁ、ヤマケンどうぞ。

画像17: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

ヤマケン:え、どうぞって、え・・・?ぐわ、ネバネバする! でも食べられなくはない・・・?

画像6: マービン

マービン

さすがヤマケン(笑)。実はそのネバネバが重要なんです。鳥がその実を食べて糞をしたときに、ベタつきがあることで糞がなかなか鳥から離れず。それで鳥が木肌でこすったりすることで、木に付着してそこから寄生していくんだよ。

画像3: こいしゆうか

こいしゆうか

へー!マービン本当に詳しい。森の中をのんびりお散歩するのもいいけど、ちゃんと知っている人に聞けると、より理解が深まって面白いね。そのきっかけになるのが双眼鏡なのかも。

画像6: さくぽん

さくぽん

そうですね。仮に鳥が見れなくても、肉眼とは違った世界を見ようとして新たな発見があるのもおもしろいよね。ほら、川の流れがきれいだよ!

画像18: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

画像19: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

マービン:双眼鏡を反対にして覗くとルーペ代わりにもなるだよ。

画像20: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

ヤマケン:うわ、本当だ!おもしろい!なんだか童心に帰っているみたい。小学生くらいのころ、こういうことやってたの思い出す。楽しい!

画像21: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

さくぽん:苔が拡大されてきれいに見える!

こいし:大の大人が橋に付着している苔を覗いている姿がシュールすぎる(笑)

身近な生き物に気付かさせてくれる双眼鏡の世界

画像22: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

さくぽん:マービン、どうやって鳥を見つけているの?

マービン:まずは鳴き声や音かな。鳥の声に耳をすませて、聞こえる方向を探す。とりあえず肉眼で鳥の姿をおさえて、それから双眼鏡で覗くようにしているよ。あ、早速、音がするよ。

ヤマケン:え?

マービン:あれは小さなキツツキのコゲラ。

さくぽん:たしかに!「コンコンコン」って木をつつく音がした。

ヤマケン:え、俺には聞こえなかったんだけど。

こいし:かわいいーーー!!

マービン:こちらはアカゲラ。この鳥もキツツキ。

こいし:お腹のあたりが赤っぽいのが特徴だよね。かわいいーーーー!

画像: ゴジュウカラ Photographer 吉田 達史

ゴジュウカラ
Photographer 吉田 達史

さくぽん:いた!あれは・・・?

マービン:あれはゴジュウカラだね。一年中見られる鳥だよ。

画像23: Photographer 吉田 達史

Photographer 吉田 達史

こいし:小さくてかわいいーーーー!

ヤマケン:これはさすがに見えたわ。あと、こいしさんかわいいしか言ってないね。

こいし:だって本当にかわいいんだもん。鳥に表情があるというか、すごくかわいくてずっと見ていたいくらい。ときめく人多いんじゃないかなー!?

マービン:今日は見れなかったけど、参考までにキャンプ場で見られる鳥を紹介しておくね。

画像2: 写真提供:北軽井沢スウィートグラス スタッフつぐつぐ ※別日に撮影したもの

写真提供:北軽井沢スウィートグラス スタッフつぐつぐ ※別日に撮影したもの

ツグミ。木の実を食べているところ。

画像3: 写真提供:北軽井沢スウィートグラス スタッフつぐつぐ ※別日に撮影したもの

写真提供:北軽井沢スウィートグラス スタッフつぐつぐ ※別日に撮影したもの

アオゲラ。この鳥もキツツキ。

画像4: 写真提供:北軽井沢スウィートグラス スタッフつぐつぐ ※別日に撮影したもの

写真提供:北軽井沢スウィートグラス スタッフつぐつぐ ※別日に撮影したもの

シメ。太いくちばしが特徴。

画像5: 写真提供:北軽井沢スウィートグラス スタッフつぐつぐ ※別日に撮影したもの

写真提供:北軽井沢スウィートグラス スタッフつぐつぐ ※別日に撮影したもの

アトリ。肩や胸のあたりが橙色なのが特徴。

画像7: マービン

マービン

スタッフのつぐつぐが撮影した写真をお借りしたんだけど、すべてこのキャンプ場周辺で見られた鳥だよ。

でも、実はシジュウカラとかは都会にもいるんだよ。それに気づきやすいのがキャンプ場や自然の中だったりするのかもね。

画像6: ヤマケン

ヤマケン

すげー!こんなにたくさん。それぞれに特徴があっておもしろいね。

画像4: こいしゆうか

こいしゆうか

だね!双眼鏡持っていると探したくなるし、推しの鳥が見つかるとテンションあがりそう(笑)

画像7: さくぽん

さくぽん

個人的には、アカゲラが見れたとき、感動したなぁ。キツツキって子どもの頃に本とかで見たけど、大人になってから見るとまた違った感動があるね。本当に木を突いている姿がかわいかった・・・。

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