コストコのお肉・食材を使って本格&簡単時短のバーベキュー料理を作ってみよう!

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コストコのお肉は、スーパーと違って、ボリュームがあるだけでなく、あまり聞いたこともない牛の部位が売られています。
「この部位のお肉をどんな料理したらいいのか分からない」と悩み、なかなか購入しづらかったりしますよね。
そこで、シュラスコ料理が得意な筆者が、コストコで買える希少部位のお肉を使った「本格バーベキューレシピ」をご紹介します。
また、記事の後半では、焼くだけでおいしい「簡単・時短バーベキューレシピ」もご紹介します。
やることがたくさんあって、意外と忙しいキャンプやバーベキュー。材料カットや下ごしらえ不要なので、短時間で簡単においしい料理が作れますよ。
【本格レシピ】バーベキューにおすすめなコストコのお肉2選
まずは牛の希少部位を使った本格的な料理をみていきましょう。
サーロインやロースなどのメジャーな部位で物足りない方、必見です。
本格レシピ1「やみつき牛串焼き」|USA ビーフ チョイス ミスジ ステーキ

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ブラジルのバーベキュー料理で「エスぺチーニョ」と呼ばれる牛串焼きが、食べ応えがあり、パンチの効いた味でおいしいんです。
やみつきになる味なので、1本食べたら、2本目3本目と、食べ出したら止まりません!

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主流は「ランプ」というお肉を使いますが、今回はコストコの「ミスジ」で牛串焼きを作ります。
ミスジは牛のウデ肉であり、ランプ並みに食べ応えのある部位なので、牛串焼きにピッタリです。
下ごしらえは必要になりますが、少ない材料で簡単にできますので、ぜひ作ってみてください。
【材料】
- USA ビーフ チョイス ビーフ ミスジ ステーキ
- 塩(小さじ2)
- すりおろしニンニク(チューブ可、小さじ1)
- イタリアンパセリ(2〜3本)
- ビール(ひとまわし)
- 串(約20cm)

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【作り方】
1. ミスジの太いスジを取り除き、一口大サイズにカットする。イタリアンパセリはみじん切りにする。

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2. ボウルにミスジ、イタリアンパセリ、すりおろしニンニク、塩、ビールを入れて混ぜ合わせる。

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3. 一口サイズにカットしたミスジを串にさす。(4個程度)

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4.ジップロックに入れて、冷蔵庫に一晩置いたら完成。
【おいしく作るコツ】
ミスジを使う注意点は、太いスジをしっかり取り除くことです。
細いスジなら問題ないですが、太いスジが残ったままだと食べづらくなります。
また、ビールを少量入れることで、お肉が柔らかくなり、さらに牛串焼きがおいしく仕上がるのでおすすめです。

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牛串焼きはビールに合うこと間違いなし!
本格レシピ2「シュラスコの王様!ピッカーニャ」|USA チョイス ビーフ イチボ パック

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シュラスコ肉で最も人気があるのが「ピッカーニャ」です。
ピッカーニャは日本では「イチボ」と呼ばれる、お尻の上部のお肉で、肉質が柔らかい部位になります。
繊維が細く、噛み締めると口の中で溶けるような食感が特徴的です。牛1頭から取れる量が少ないため、イチボは希少部位になります。

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【材料】
- USA チョイス ビーフ イチボ パック
- 岩塩
【作り方】
1. イチボを1.5〜2.5cmの太さに切る。

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2. 焼く直前に、イチボの両面に岩塩を振り、軽く押しつける。

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3. 片面をじっくり焼き、焼き目がついたらひっくり返して同じように焼く。
4. イチボを一口サイズにカットしたら完成。
【おいしく作るコツ】
美味しく作るコツは、岩塩を多めに振ること!
シンプルな料理だからこそ、岩塩の量で味が決まります。少し塩っぱいくらいが一番おいしいですね。
あと、焼き方も大事です。火力が強いと、岩塩が溶けずに焦げてしまい、お肉に味が染み込まないので、焦らずに弱火でじっくり焼き上げましょう。
また、ミディアムが好みの方は、お肉から赤い肉汁が多少出るくらいまで焼きます。一方で、ウェルダンが好みの方は肉汁が完全に出なくなるまで焼けばOKです。

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調味料は岩塩のみでシンプルだからこそ、イチボの柔らかい食感をぜひ味わって頂きたいです!
また、岩塩ではなく、ほりにしなどのアウトドアスパイスを振りかけて食べるのもおいしいですよ。