4本の鋸の切れ味を比較検証! 焚き火鋸『愉し火』の実力は?!
ここからは針葉樹と広葉樹の2種類の薪を、4本の鋸を使って切り比べをしていきます。
- ワークマン(高儀)/ハイブリッドソー
- ダイソー/折込鋸
- ワークマン(高儀)/シャークソー125mm
- ワークマン(高儀)/焚き火鋸『愉し火』180mm
使用する薪の特徴
- 3〜4cm幅の針葉樹(杉やヒノキ等)・・・焚き付け用に適しているが、火持ちが悪い。
- 約5cm幅の広葉樹(ナラやカシ、クヌギ等)・・・針葉樹に比べると硬くて火持ちが良い。
検証1:針葉樹×ハイブリッドソー
切れ込みを入れるまでに多少手間取りましたが、刃が入れば、あとは一気に切ることが出来ました!
刃が薄いので多少ブレますが、ストレスを感じるほどではなくスムーズな切り心地でした。
検証2:針葉樹×折込鋸(ダイソー)
刃の入りもよく、ストロークがあるため短時間でカットできました!
普通に切れます。これで300円+税はコスパ最強かと!
検証3:針葉樹×シャークソー
刃のピッチが広い分、切断にかかる時間はダイソーと比較して体感2/3程度。
ハイブリッド、ダイソー以外の鋸を使ったことがありませんでしたが、これは良いですね!
薪は左手で押さえているだけですが、最小限の力で切り込めるためかあまり薪がブレません。
キャンプ用の薪程度であれば刃渡りの短さも気になりません。
ダイソー3本分の価格ですが、コンパクトで切れ味も良くキャンプ用途に最適です!
検証4:針葉樹×焚き火鋸『愉し火』
先程のシャークソーと同様に扱いやすい鋸ですね!
ストロークが長く、短時間で切断できるのが魅力です。
オリーブカラーと黒いブレードに拘りがなければ、シャークソーで十分に事足ります!
検証5:広葉樹×ハイブリッドソー
ここからは広葉樹を切っていきます!
針葉樹に比べて、密度が高く硬い木材なので、やはり針葉樹に比べると切り進めるのに時間がかかってしまいました。
ほとんど編集でカットしていますが、刃が引っかかる回数も多くちょっとストレス。
なんとか切ることはできましたが、「頑張って切る」という感じです。
検証6:広葉樹×折込鋸(ダイソー)
結論から言うと、この組み合わせが切断までに1番時間がかかりました。
切り方が悪いのか、引っかかって止まることが多く、スムーズに押し引きできません。
もちろん脚で固定したりすればまた違うのでしょうが、針葉樹では感じなかった切りづらさがあります。
薪をクルクル回しながら、正味5分くらい格闘していました(汗)。
なぜ引っかかりやすいのか説明できませんが、これは意外な結果でした!
検証7:広葉樹×シャークソー
刃が止まる回数も少なく、ストレス無く切り進めることが出来ます。
硬い広葉樹も卒なくこなす、コストと性能のバランスは今回紹介する中で1番!
1,000円以下でこのパフォーマンスとコンパクトさはオススメできる鋸ですね!
検証8:広葉樹×焚き火鋸『愉し火』
最後は焚き火鋸『愉し火』です!
シャークソー同様に安定感があり、ストロークがある分、短時間で切り進めることが出来ました。
「焚き火」という名を冠するだけあって、広葉樹もストレス無く切断できます!
ただ、シャークソーと比べて価格差ほどの性能差は感じられませんが、これも良い鋸です。