SOTO 2022新作【その2】鉄板の革命児「ミニマルグリル ST-3100」
2つめにご紹介する「ミニマルグリル ST-3100」は、昨年より販売されているレギュレーターストーブST-310の専用オプション「ミニマルワークトップ」(下記)にセットして使用するミニマルグリルです!
ワークトップ使用時に、「分厚い肉を焼きたい衝動に駆られること」・・・ありますよね。そんな時に使えるグリル板でございます。
さて。一般的なグリルの不便な点は、概ね以下の3つに集約されます。
【一般的なグリル(ミニ鉄板)の不便なポイント】
- グリル自体が不安定であること
- 火加減が難しいこと
- メンテナンスが面倒である
「ミニマルグリル ST-3100」は、これらの不満をカバーする工夫が施されております!
不満(1)「グリル自体が不安定」→ 専用ホルダーで解消!
「ミニマルグリル ST-3100」にはグリルを両側からしっかりと固定する専用ホルダーが付属しているので、鉄板をヘラでこすってもグリルが動くことはありませんし、不意に何かの物が当たったりしてもグリルが落ちることはありません!
不満(2)「火加減が難しい」→特殊加工の鋳造鉄板で解消!
一般的な商品で使われているのは「黒皮鉄板」と呼ばれるもの。(「黒皮」と呼ばれる表面は、鉄を1200℃程度に加熱し、圧延していく過程でできる酸化皮膜のことです。)
そして、その「黒皮鉄板」にはごく少量のカーボンしか含まれておりません。
一方、「ミニマルグリル ST-3100」は特殊な加工を施した「鋳造鉄板」になっており、3~4%と多くのカーボンが含まれているため、黒皮鉄板に比べて全体に熱を素早く均等に伝えることが可能です。
また、一般的な「鋳造の加工」では、熱を溶かして型に流し込んで固める性質上、製品の表面に「チル層」という不純物を含んだ層が形成されてしまいますが、チル層にはカーボンが含まれていないため、熱を均一に素早く伝えられません。
そのため、「ミニマルグリル ST-3100」には特殊な加工を施して、チル層をなくす縞模様を施しカーボンを露出させることで、熱伝導率を上げ、食材をじっくり芯まで焼くことができます。
また、鉄板の表面が縞模様の凹凸により、食材が鉄板にはりつきにくくなるそうですよ!
不満(3)「メンテナンスが面倒」→縞模様加工で解消
鉄板のメンテナンスは、案外大変ですよね…。
しかし!!「ミニマルグリル ST-31000」は特殊加工の縞模様によって、中性洗剤で洗っても大丈夫!
金たわしや金属へらでこすっても、縞模様の不規則に鋭い凹凸により、油の被膜に点や線で接するだけとなるため、シーズニングの皮膜がはがれにくいのです!
「鉄板系は中性洗剤NG!」の常識をくつがえし、熱伝導率も向上させた「ミニマルグリル ST-3100」は、まさに「鉄板の革命児」。
「食材が美味しく焼けてお手入れしやすい鉄板」となっていて、とってもありがたいですね。
価格は6,600円(税込)。一般的なミニ鉄板に比べて少しだけ高めの設定かもしれませんが、前述の内容を踏まえると、コスパは決して悪くないでしょう!
ミニマルグリル ST-3100スペック
- 2022年4月15日発売予定
- 価格:6,600円(税込)
- サイズ:フレーム組付け時: 150x140x55mm / 鉄板単体: 150x135x8mm
- 重量: フレーム組付け時:約1,2g(予定) / 鉄板単体:1,1kg(予定)
- 素材: 鋳鉄、ステンレス
- 生産国: 日本