【持ち物リスト その3】チェアとテーブル
チェアは一人一脚。テーブルは食事用のテーブルと、できれば調理用のテーブルも別に用意するのが望ましい。
デイキャンプであれば、ピクニックみたいにレジャーシートのようなものを敷いて、地べたに座って過ごすこともできる。
しかし、一晩過ごすとなると、キャンプ場の地面は砂利や土のところが多く座り心地が悪い上に、なによりも背もたれがない状況で過ごすのは結構しんどい。
また、初キャンプの時は、とにかく「物を置く場所がない!」と感じるはず。実際、筆者も初めての時は、調味料等、色々と持ってきた細かいものを置く場所まで考えが回らず、不便な思いをした。
今は快適に過ごすために、テーブルとは別にピクニックで使うようなグランドシートを持っていき、置き場のないものはグランドシートへ置くようにしている。
キャンプの持ち物を準備する際には、「料理はどこでやろう」「調味料やクーラーボックス、ティシュはどこに置こう」等、少しだけイメトレをして準備をするといい。
【持ち物リスト その4】調理グッズ一式
キャンプの醍醐味といえば、焚き火とおいしいごはんである。調理グッズ一式も用意しよう。
最低限用意したほうがいいのは「焚き火台」「お皿やカトラリー」「クーラーボックスと保冷剤」の3つだけ。あとはどんな料理がしたいかによって、クッカーやスキレットなど、必要な調理グッズを増やしていけばいい。
また、「いきなり泊まりのキャンプちょっとハードルが高いかも…」と感じているのであれば、まずは調理グッズだけ揃えて、デイキャンプから始めるのも一つの手。
調理グッズであれば、キャンプ以外の使い道もあるし、ひとつひとつの値段もテントのように高くはない。キャンプ場によっては、レンタルなどもある。
ここからは、必要な調理グッズについてひとつずつ解説していく。
・焚き火台
焚き火台は、薪を入れれば焚き火を楽しめ、炭を入れて網を載せればバーベキューを楽しめる。
網は毎回洗うのが面倒なので、100円ショップで売っているバーベキュー用の網を使い捨てするのがおすすめ。なお、100円ショップには炭用のトングも売っているのであわせて購入しておこう。
・お皿やカトラリー
紙皿や紙コップ、割り箸を使ってもいいが、これらは風が強いとすぐに飛んでしまう。そこで、ステンレス製のお皿やカトラリーがあると便利。
最近は100円ショップにもステンレス製のお皿が売っているので、まずは100円ショップで購入するのがいいと思う。
我が家はお皿もカトラリーも、ずっと100円ショップで買ったものを使っている。
・クーラーボックスと保冷剤
個人的に、クーラーボックスは、折りたたみ式のソフトタイプのものがおすすめ。ハードタイプのしっかりしたクーラーボックスでもいいが、ハードタイプは収納や積載に結構スペースをとる。
スペースに余裕があればハードタイプでもいいが、コンパクトに収めたいのであれば、折りたたみできるクーラーボックスを選ぼう。
保冷剤は100円ショップのものなどでもよいが、筆者はロゴスの保冷剤が気に入っている。
・カセットコンロもあると便利
コーヒーを飲んだりしたい人は、カセットコンロがあると便利。お湯を沸かしたり、お鍋を食べたり、カセットコンロは色々なシーンで使える。
カセットコンロを持っていくのであれば、お鍋やフライパンなど他に必要なものも持っていくのを忘れずに。
【持ち物リスト その5】照明器具
キャンプ場の夜は暗い。月明りや焚き火の灯りだけで過ごすのは難しいので、照明器具も必需品だ。
灯りがなければ料理もできないし、リビングでもくつろげない。照明器具を忘れたらシャレにならないので、しっかり準備しておこう。
ファミリーキャンプであれば、最低でも「ランタン」「ヘッドライト」の2つを用意しよう。
・ランタン
ランタンは、キッチンで作業する時やリビングで過ごす時に使う。しっかりと明かりが確保できるようなランタンを用意しよう。
個人的には、蛍光灯のような灯りのものよりも、暖色系の灯りのランタンがおすすめ。暖色系の灯りは、雰囲気がとてもいい。
多くのランタンにはテント等にぶら下げるためのフックがついているので、ランタンをかけておくためのランタンハンガーもあると便利だ。
ちなみに、ランタンハンガーは、そんなに高くない値段で購入できる。
ガスやオイルを燃料とするランタンは扱いも手間がかかるので、初めはLEDがいいと思う。筆者はまだLEDのランタンしか持っていない(いつかは買いたいな)。
・ヘッドライト
トイレに行くときに使えるようなヘッドライトがあると便利だ。
ランタンを持ち歩いてもいいが、ヘッドライトはちょっと作業をするときに手元を照らすのにも使えて、使い勝手がいい。
高級なヘッドライトではなく、100円ショップで売っているもので十分。家族分用意するのがベストだ。
・寝室で使える小型ランタンもあると便利
我が家は普段豆電球をつけて寝ているので、「寝室にも小さいライトがあればよかった」と感じた。
なくても過ごせるものの、あると寝室で寝支度を整えるときなどにも便利なので、必要に応じて準備しよう。