ソロキャンプ向きのクッカーにはどのような種類がある? 種類別おすすめクッカー5選
実際には、どのようなタイプのソロクッカーがあるのでしょうか。
今回は私の独断と偏見により、次の5つのタイプのクッカーを選別してみました。
- 縦型クッカー
- 浅型クッカー
- 角型クッカー
- フライパン
- メスティン
クッカーによって向いている料理が異なるので、「自分ならどんな料理をするだろうか…」と想像しながら読み進めてみてくださいね。
【縦型クッカー】入れ子のようなパッキングが楽しい! 「イージークックNS ソロセットM」
「縦型クッカー」の大きな特徴は、収納の観点における、OD缶との相性の良さです。
そんな縦型クッカーのおすすめとして、私がキャンプを始めてからずっと愛用してるPRIMUS(プリムス)の「イージークックNS ソロセットM」を紹介します。
容量は約900ml・焦げ付きにくいNS(ノンスティック)加工・強度アップのハードアノダイズド加工など、使いやすさがピカイチのソロクッカーです。
しかも、クッカー内には250サイズのOD缶がぴったり入るので、コンパクトなバーナーとあわせて「これさえあれば調理できるセット」を作れるのも嬉しいポイントです。
縦型クッカーは、炒め物などやりづらい調理はありますが、炊飯・パスタ・煮物・汁物など基本的には何の調理でもこなします。
特に得意なのは、ひとり鍋やカレーなど。NS加工がされている分、加工が剥がれないよう扱いには少し気を遣いますが、最初の1つにおすすめのソロクッカーですよ。
▼イージークックNS ソロセットMを使ったソロキャンプ鍋料理特集はこちら!
【浅方クッカー】深型よりも調理がしやすい! 「アルミパーソナルクッカーセット」
縦型クッカーと同じような円柱型ですが、先ほど紹介したものよりも鍋の深さが浅いものを「浅型クッカー」としてご紹介。
たとえば、スノーピークの「アルミパーソナルクッカーセット」が浅型クッカーに当たります。
先ほど紹介した縦型クッカー、比較的なんでもできるのですが、深底なので少し調理しづらいシーンや、食べづらさを感じるシーンがあるんですよね。
縦型よりも少し浅めなこちらのクッカーは、小さめな鍋のような感覚で使用でき、カレーやラーメンなどの調理がしやすい。しかも、浅い分、クッカーから直接食べやすいのも嬉しいポイントです。
また、スノーピークの「アルミパーソナルクッカーセット」は、合計で4つのクッカーがセットになっているので、料理によって使いやすいサイズのクッカーを選べるのも良いですね。
ただし、焦げ付きにくくなるような加工はされていないので、調理時はしっかり熱してから調理し始めたり、十分に油を引いたりするのを忘れないようにしましょう。
【角型クッカー】袋ラーメン調理の最適解?! 「山クッカー 角型 3」
四角いクッカー「角型クッカー」も、人気なタイプのクッカーです。角型クッカーがなぜ人気なのかというと、袋ラーメンがそのまま入るから!!!
「そんな限定的な…」と思うかもしれませんが、インスタントラーメンなどの袋めんは、簡単でソロキャンプにちょうど良い料理です。
最初に挙げたような縦型クッカーでは袋麺がそのままでは入らないので、半分に折るなどして無理やり入れて茹でます。
それが、UNIFLAMEの「山クッカー 角型 3」ならそのまま入っちゃうから嬉しい。
しかも、フライパンもセットになっていて、これさえあればさまざまな調理が可能です!その上、セットになっているクッカーすべてがとても気持ちよくパッキングできちゃいます。
四角い形状によってリュック内でもデッドスペースが生まれにくい、収納のことまで工夫された、良いソロクッカーですよ。