ワークマンの空調ウェア アーバンアウトドア4WAYジャケットのレビュー
まずは、ワークマンの空調ウェアを実際に夏に使ってみて感じた、注目の機能やいいところを徹底的に紹介していきます。
夏用のウェアはいろいろ使ってきましたが、間違いなく一番涼しく着られるのは、今回のウィンドコア アーバンアウトドア4WAYジャケット。
従来製品と比べてデザインがかなり進化し、アウトドアから街中まで、どこでも着やすくなっています。
空調ファンで今までにない涼しさ
ウィンドコア アーバンアウトドア4WAYジャケットの魅力は、なんといっても空調ファンがついた、「着る扇風機」だという点です。
接触冷感や遮熱、超通気など、ワークマンには夏用ウェアがいくつもありますが、電動ファンがついた空調ウェアは、今までの製品とは全く別次元の涼しさ。
最近は手持ちや首からかけられる扇風機を使っている人をよく見かけますが、その扇風機を内蔵したウェアなので、腰にあるファンから服の中に効率的に風が入るのです。
そして、ファンから送られた風は、首元や脇から外に抜けていき、体全体が涼しくなります。服の中が蒸れ難くなり、汗をかくような場面でもとても快適に過ごせます。
もちろん、扇風機なのでエアコンのように冷たい風がでるというわけではなく、暑い日にはぬるい風になります。しかし、それでも服の中を風が抜けていく感覚は、他のどの夏用ウェアよりも涼しく、汗をかき難くなりますよ。
また、接触冷感効果もあるので、肌に触れると少しだけひんやりします。強烈な接触冷感ではないですが、それでもかなり心地よいです。
アウトドアはもちろんタウンユースでも利用しやすいデザイン
もう一つ、進化したウィンドコア アーバンアウトドア4WAYジャケットのいい点は、デザインです。
去年までのワークマンの空調ウェアのデザインは、アウトドアで使うことを想定したものでした。そのため、キャンプやバーベキューには着ていきやすかったものの、街中では少し使いにくい印象に。
しかし、今年のウィンドコア アーバンアウトドアシリーズは、デザインが進化し、アウトドアはもちろん街中でも使えるようになっています。
キャンプ・バーベキュー・屋外ライブ・屋外作業はもちろん、ちょっとした買い物や近所にご飯を食べに行くなどの外出時など、あらゆる場面で使える製品になっています。
特に、今回ご紹介する4WAYジャケットのアーバンブラックは、普通のジャケットと見た目は大きく変わりません。
一方で、ハーフジャケットは少しカジュアルな半袖のジャケット。カジュアルでありながらも、洗練されたデザインのため、どこにでも着ていきやすいです。
半袖・ベストにも変更可能な4WAYスタイル
ウィンドコア アーバンアウトドア4WAYジャケットは、通常長袖ジャケットとして利用できますが、腕の部分についているファスナーを外せば半袖にすることも可能です。
いくら空調ウェアでも、長袖では暑いと感じることもありますが、半袖にするとぐっと涼しくなります。もし、日差しを浴びたくないという場合は、長袖のまま使うのもアリです。
また、肩の部分のファスナーを外せば、ベストにもなります。
中にTシャツを着て、その上から空調ウェアを使いたい場合は、ベストの方が使いやすいかもしれません。使う状況や気候によって、長袖・半袖・ベストと変更可能なのも、4WAYジャケットの魅力の一つです。
ちなみに、4WAYジャケットなので、変化はもう一つがあります。どう変化するかというと……空調ファンを隠して、見た目は普通のジャケットとして使えるようになるのです。
4WAYジャケットという名前の通り、長袖・半袖・ベスト・ファンを隠すと4つのスタイルで、自由に着られます。