SUPフィッシングの始め方! 初心者向けにステップを分けて解説
SUPフィッシングを始めたいけど、どうすればいいかわからない人は多いはず。実際、筆者が最初にSUPフィッシングを始めようと思った時も、始め方がわからないという壁にあたりました。
いろいろな人のブログやさまざまなメディアを見ても、いまいち良くわかりません。
正直、SUPフィッシングは身近にやっている人がいないと、簡単には始められないのが現実です。
そこで、ゼロからSUPフィッシングを始めた筆者が、身近にSUPフィッシングをやっている人がいない人でも始められるステップを紹介します。
ステップ1:釣りをしたいエリアのSUPツアーに参加しよう!
まず最初に、SUPをしっかりとこげないと釣りになりません。
基礎的なSUPの操作方法はYouTubeなどでも学べますが、最短で上達する道は、人から教わることです。SUPツアーに参加してしっかりと教われば、半日も練習すれば漕げるようになります。
ツアーに参加することのメリットとして、SUP技術が上達することはもちろんですが、それ以外に、ツアーエリアの情報を得られるのもポイントです。
エリア情報はとても大切で、特に海では潮の流れや入ったら危険なエリア、漁協との取り決めがあるエリアなど、ローカルルールが多くあります。
東京湾などのSUPフィッシングが盛んなエリア以外では、ローカルルールがネット等にも書いていないのです。そのため、現地の関係者に聞くことでしか、情報を手に入れる術がありません。
知らない人に聞いても、その情報が正しいかもわからないので、ツアーに参加してインストラクターに聞くことで、一番信用できる情報が手に入るのです。
ステップ2:道具を揃えよう!
SUPを漕げるようになって、釣りをするエリアの情報が手に入ったら、次に道具を買いそろえましょう。
最低限必要なものは、以下の5つ。
- SUPボード
- パドル
- リーシュコード
- ライフジャケット
- ウエットスーツ
- 釣り道具
そして、あると便利なものが以下の3つです。
- 魚探
- シーアンカー
- ロッドホルダー
各アイテムについて、筆者のおすすめも交えて解説していきます。
・SUPボード【必須】
SUPフィッシングに使用するSUPボードは、いろいろな人が解説をしていますが、ひとこと言えることは「安かろう悪かろう」です。
命を預けるものなので、充分考えてSUPボードを選びましょう。
筆者が使用している物:アストロン ウロノ
・パドル【必須】
基本的にはシングルパドルを使用しますが、長距離移動する場合はダブルパドルのほうが楽です。
・リーシュコード【必須】
命綱になるので、海や川などの流れがある場合は必ず着用しましょう。
・ライフジャケット【必須】
ライフジャケットをケチると死ぬこともあるので、良いものを買いましょう。
釣り具メーカーが出している物は収納が多くて便利ですが、その分重いので、カヤックフィッシング用の物をおすすめします。
SUPフィッシングが盛んになり、いつかSUPフィッシング用のライフジャケットがでることを期待しています。
・ウエットスーツ【必須】
水温が低い時、特に雪解け水が入るダム湖などでは、表面の水温が高くても水深の深いところでは水温がとても低いです。落水時にウエットスーツを着ていないと、急な温度変化で体が麻痺して、おぼれ死ぬことがあるそうです。
命には替えられないので、必要なエリアでは必ずウェットスーツを着用しましょう。
・釣り道具【必須】
行うエリアと狙う魚によって必要な釣り道具は変わります。
ただ、落としたら基本的に回収不可能なので、大切な道具は必ず紐やワイヤーで落ちても回収できるようにしておきましょう。
・魚探【あると便利】
魚探があるのとないのでは、釣果は大きく変わっていきます。
安価な物から高価なものまでいろいろありますので予算内で買えるものを買いましょう。
筆者が使用している物:deeper pro
・シーアンカー【あると便利】
シーアンカーがあると、海でSUPフィッシングを行うときに流されにくくなります。あると便利です。
・ロッドホルダー【あると便利】
市販品もありますが、種類も少なく価格も高いので自作している人が多いです。
ちなみに、筆者が使用しているものは手作りです。
ステップ3:SUPフィッシングにチャレンジ!
道具も準備できたら、いよいよSUPフィッシングの始まりです。
SUPフィッシングをするうえで、一番注意しなければならないことは風です。
立って漕ぐ分、風の影響を大きく受けてしまうので、突然の強風で流されてしまい、そのまま水難事故なんてことも。基本的には、ひと気のないエリアでは複数人での釣行をおすすめします。
危険なことに注意しながら行えば、その分、絶景と岸からではほとんどお眼にかかれないような大物があなたを待っています。