【フルモデルチェンジポイントまとめ】新しいモンベルの「ムーンライトテント2」の特徴
モンベルのムーンライトテントは1979年の発売以来、幾度かの改良を重ねてきましたが、2020年にフルモデルチェンジ。
そのモデルチェンジの内容を今一度確認してみましょう。
モデルチェンジポイント1)テントの大きさが3タイプに集約
これまで1型、2型、3型、5型、7型、9型の計6つあったタイプが、1型、2型、4型の3つのタイプに集約されました。
新型ムーンライトテント | 総重量 |
---|---|
1型(1人用) | 1.71kg |
2型(2人用) | 2.46kg |
4型(4人用) | 5.56kg |
ちなみに、今回筆者が使用したのは2人用の「2型」です。
モデルチェンジポイント2)室内空間がグッと広がった!
新型になり、フレーム形状を刷新した結果、約30%空間が増え、室内空間がグッと広がりました。
また、新型ムーンライト2型は天井高110cm。旧2型では入り口側が110cm、足元側が70cmという足元に向かって細くなっていくタイプでした。
テントの圧迫感が苦手という人でも、新型ムーンライトテントなら平気なのではないかと感じました。
実際に筆者がムーンライトテント2の中に入った感想としては、かなり広々としていて、身長120cm小学1年の息子が立って着替えてもそれほど狭く感じません。テント内で一人寝そべっても、かなり余裕があり快適でした。
人間が座ったり寝たりするときの目線の高さを考慮しているため、側面も直線的ではなく、ゆるくカーブがあり膨らんだようになっているので、室内で座っていたとしても横からの圧迫感も少ないです。
モデルチェンジポイント3)大幅軽量・コンパクト化!
ポールの太さや生地の見直しを行った結果、大幅な軽量化を実現しています。以下の総重量を比較した表をご覧ください。
タイプ | 旧型 | 新型 |
---|---|---|
2型 | 2.8kg | 2.46kg |
ここで注目すべきは、前述の通り居住空間が広くなっているにもかかわらず、総重量が軽くなっているということです。
収納時もさらにコンパクトになって、収納&持ち運びもしやすいです。
また、本体の生地は保水しにくいポリエステルを使用しているため、生地が水を含んで重くなることがなく、雨の多い日本の環境でより快適に使えるようになっています。