L字ジッパーを開放すれば大きなブランケットや敷物としても活用できる
封筒型シュラフの特徴として、ジッパーで開閉が可能という点があります。ファミリーバッグはL字型のジッパーを採用しているため、開放すると巨大なブランケットとして使うことができます。
なお、ジッパーの持ち手は外側・内側両方に設置されています。寝たままでも内側からジッパーを操作することも可能です。
ジッパーを開放して広げると、195cm×150cmサイズの巨大な掛け布団に早変わり!!!
春~初夏では、暑いとも寒いとも言えない微妙な時期がありませんか? シュラフに潜ると暑いけど、何も掛けないのもちょっと肌寒い。
そんな時は、ジッパーを開放してちょっとした掛け布団として活用することができるので便利なんです。
子供の添い寝にも安心! 連結すれば巨大なダブルサイズのシュラフに変身
L字型のジッパーはシュラフを大きく開放できるだけでなく、同一モデルを連結させて2倍の大きさのダブルサイズのシュラフに変身させることが可能です。
筆者はファミリーバッグを2つ所持しており、主に連結させて使っています。
足元部分からジッパーを連結させていくと、2倍サイズの封筒型シュラフが完成します。
キャンプ中、筆者は次女と2人でこの中で寝ています。
元々はマミー型シュラフで別々に寝ていました。しかし次女の寝相の悪さから、毎回シュラフを脱してしまい、夜中に何度もかけ直すという事態が発生。
暑い時期はともかく、寒い時期だと風邪をひきかねません。
そこでこのダブルサイズシュラフに変更し一緒に寝ることで、シュラフ脱出を防止することができるようになりました。
サイズが大きくなる分隙間が大きく保温力は下がってしまいますが、2人で寝ているので寒さはさほど感じません。暖房器具をいれると、ちょっと暑く感じる程でした。
お子さんと一緒に寝るなら、十分なサイズで使えるこの使い方がオススメです!
大きめなスタッフバッグで収納がラクチン!
ファミリーバッグは付属のスタッフバッグに収納して持ち運ぶことができますが、シュラフをスタッフバッグに収納するって大変なイメージがありませんか?
ただでさえ大きな封筒型のシュラフですので、空気を抜きながらコンパクトに丸めてスタッフバッグに押し込む……想像するだけでも嫌になってしまいます。
しかしそんな心配はまったくありません。スタッフバッグはかなり大きめに作られているんです。
間口が非常に広く、軽く丸めて押し込んでしまうだけですっぽりと入ってしまうんです。
収納後は側面についているコンプレッションベルトでギュッと絞ってしまえばかなり小さくなります。
シュラフの収納は筆者も苦手ですが、これなら手間がかからず大変な思いをすることもありません。
収納前と収納後を見比べてみると、これだけの差があります。手持ちサイズほどコンパクトになるわけではありませんが、元のサイズと比べるとかなり小さくなるのがお分かりいただけますでしょうか?
キャンプの撤収時間を短縮するため、普段はIKEAのペルクラという収納ケースに押し込んでいます。
スタッフバッグほどコンパクトにはなりませんが、シュラフを押し込んでジッパーを閉めるだけ。
付属のものは大きめなスタッフバッグとはいえそれなりに畳まないとキレイには入りません。こういった収納ケースを使えば、多少乱雑でも押しこめば入ってしまいますので時間短縮にもってこい。帰宅後に干した後、スタッフバッグに収納して保管しています。