ホームセンターのプライベートブランド・キャンプ用品って?
最近のホームセンターのキャンプ用品は安いだけでなく、お洒落で機能的なモノが増えてきています。
中には品薄になっている商品も出てきていて、その要因はやはり、コストパフォーマンスの良さ、割安感だと思います。
ホームセンターにはメーカーのキャンプ用品も数多く販売されていますが、今回はホームセンターのプライベートブランドとしてオリジナルに開発されたものだけをご紹介していきます。
調査するホームセンター
今回店舗に出向いて調査したのは以下8店舗です。
- DCM カーマ
- ナフコ
- コメリ
- カインズ
- コーナン
- スーパービバホーム
- ロイヤルホームセンター
- アント
スーパービバホーム、ロイヤルホームセンター、アントはプライベートブランドがほとんど無いか、またはあってもあまりパッとしない内容でした。
DCMはカーマの他にダイキ・ホーマック・サンワ・くろがねや・ケーヨーデイツーがグループに含まれます。同じようにDCMブランドのキャンプ用品を取り扱っているかどうかは不明です。
完全に筆者の主観と思い込みのランキングになりますが、近隣の店舗に出向いて得られた情報と、視聴者さんから寄せられた全国の状況などを参考にした上でベスト10として発表していきます。
※筆者愛知県在住のため、近隣にあるホームセンターの種類に偏りがあることはご了承ください。
それでは『ホームセンターで見つけたら買いだと思うランキング Best10』を見ていきましょう。
筆者が勝手に魅力度を評価している3段階評価も合わせてご覧ください。
「ホームセンターで見つけたら買いだと思うランキング Best10」
10位:コメリ「アカシア細割り薪」
10位はコメリの細割り薪です。
価格は、598円(税込)です。
レア度:★
コスパ:★★
楽しさ:★★
キャンプの入門者さんに良いんではないでしょうか。
最近流行のソロ用焚き火台、筆者はこの薪をピコグリルで試したのですが、23センチはソロにちょうど良い長さで非常に扱いやすかったです。
23センチは特に切ることなく使えますし、細割りなのであまり割らなくてもそのまま入れられます。
アカシアという広葉樹の木材なので火持ちがまあまあ良いのですが、筆者の感覚で、杉・ヒノキ・松といった針葉樹とナラのような硬い広葉樹の間くらいの火持ち、そして割りやすさという印象です。
例えば直径30センチのコールマン ファイアーディスク ソロくらいの焚き火台でも扱いやすいと思います。
この薪一箱に最初の火起こしに使う針葉樹の薪を少し持っていけば、ソロ用の焚き火台でキャンプが十分楽しめると思います。
▼コメリのアカシア細割り薪はこちらから
▼筆者愛用の焚き火台「ピコグリル」はこちら
■シンプルな構造なので女性やお子様にも簡単に設置する事ができます。
■サイズ:収納時 33.5cm×23.5cm×1cm, 組立時 38.5cm×26cm×24.5cm
■本体重量:約 365g(串・ケースを除く) ■素材:ステンレス
■付属品:Spit(串2本)・収納ケース・日本語説明書 ■【ご注意ください】 ご使用になられる前に同封されている取扱説明書を十分にお読みの上、ご使用ください。
9位:ナフコ「Nシチリン」
9位はナフコのNシチリンです。
価格は、3,580円(税込)です。
レア度:★
コスパ:★★
楽しさ:★★★
最近のアウトドアブーム以前から販売されている商品で、個人的に密かに名品だと思っています。
このような角形の金属製の七輪は、よくある珪藻土でできたものと比べると軽くて割れることがありません。珪藻土の物と比べて劣るとしても、断熱性があり炭火の遠赤外線を生かした調理がしやすい形に作られています。
こういう角形七輪はホームセンターや大型スーパーでもよく2,000円台で売っているので、3,580円(税込)は安くないと感じるかもしれませんが、このNシチリンは色々と工夫がされているんです。
バーベキューの際、食材が乗った状態で炭を足す時に網をトングや箸を差し込んでそーっと持ち上げていませんか?
このNシチリンは手前のハンドルを持ち上げるだけで網の上そのままに、炭の出し入れが簡単にできるんです。焼きすぎて少し離したい場合にも、同様にすれば遠火にすることができます。これが非常に便利で筆者の気に入っているポイントです。
裏には遮熱板があり、地面に熱が行きにくい構造になっています。4本付いている足もプラスチック製で、卓上で使うことを想定した作りにはなっていますが、バーベキューによく使うメラミン製の天板のテーブルでは熱で変形する可能性がありますので注意が必要です。
大きめの串であればサイドに刺して魚の串焼きができます。網を外すと焼き鳥を置いて調理することもできます。
先日、このNシチリンを使って外でホッケを焼いてみました。炭火でじっくり焼いていきましょう。
燃料を注ぎ足したい場合は、このようにレバーを上げると網の上の食材そのままで上がってくれるのでとても便利でした。
このNシチリンが完璧に焼いてくれました。
幸せなホッケだ。。。いやーうまかった。。。
細かい作りが安物に比べるとしっかりしていて、中国製が多いですがこのNシチリンは日本製です。
個人的にこの赤色も結構お洒落で、作りもいいし便利なので、これで3,580円というのはコストパフォーマンスはむしろ高いのではないかと思います。
長く使える良いものですので、家でもバーベキューでも楽しめる角形七輪のNシチリン。1台あっても良いんじゃないでしょうか。
▼ナフコのNシチリンはこちらから