DOD『オクラタープ』を使って感じたこと 初心者ならではの注意点もアリ!
ここからは、DODのオクラタープを実際に使ってみた感想を、自分のようなキャンプ初心者には注意してほしい点も含めて紹介していく。
初心者は注意! オクラタープの設営には別途ポールの購入が必要
当初自分は、DODのオクラタープを買えば、ポールもすべて付属していて、設営までできると思っていた。
しかし、実際はオクラタープを購入しても、大きなポリコットン製の布とガイロープがついてくるのみ。ポールは別売りなので購入しないといけない。
支柱となる太いポールを最低2本、あとは必要に応じてテントポール数本を準備しておくとよい。
ちなみに、我が家はポールもDODで揃えた。支柱となるビッグタープポール(1本入り)を2つ。
さらに、DODのテント・タープポール(2本入り)を1つ購入した。
ファミリーにもおすすめ! 家族4人で焚き火台を囲んでも十分な大きさ
DODのオクラタープは、先程も触れた通り、オクタゴン型(正八角形)で5.1×5.1mと、市販されているタープの中ではトップクラスの大きさである。
家族4人で団らんしても十分な広さを確保できる。そして、ポリコットン製なので、タープの下でも焚き火ができる。
我が家はまだバーベキューしかしたことがないが、焚き火ができる点は、オクラタープならではのメリットだと感じている。
用途に合わせてアレンジも色々できる! 張り方が自由自在
オクラタープは、オクタゴン型の頂点8か所すべてにポールを立てられる穴と、ガイロープを取り付けられるループがある。
好きなようにポールを立てられるので、張り方のバリエーションが豊富である。頭上にスペースを持たせたり、目隠しや日差しの状況によって角度を変えたり、状況に合わせて自由自在だ。
DOD『オクラタープ』をおすすめできる人
DODのオクラタープは、以下に当てはまる人たちには間違いなくおすすめできる商品だ。
日差しや小雨を気にせずに焚き火やバーベキューを楽しみたい人
オクラタープは、日差しが強い日や小雨の日に、タープの下で焚き火やバーベキューを楽しみたい人に非常におすすめだ。
オクラタープは、厚手の素材でしっかりと日差しを遮ってくれる。また、火の粉に強いポリコットン製なので、焚き火もバーべキューも可能である。
ただし、絶対に燃えないというわけではないので、焚き火やバーベキューをする場合、炎の大きさは控えめの方がよいと思う。
また、コットンが入ってるので仕方ないが、耐水圧は350mmと少し低め。大雨のときは徐々に染みてくる可能性が高いので、注意してほしい。
大人数で焚き火やバーベキュー台を囲んで食事を楽しみたい人
ファミリーで使うにも十分な大きさがあるオクラタープは、大人数で焚き火やバーベキュー台を囲んで食事を楽しみたい人にもおすすめだ。
これまで我が家では、火の粉でテントやタープに穴を空けたくなかったので、焚き火台は家族の食卓から少し離れたところに設置していた。
そうすると、ちょっと距離感があって少し寂しく感じることも。オクラタープであれば、タープの下で、家族全員で焚き火台やバーベキュー台を囲めるので、家族との距離が近くなった。
キャンプの時の荷物を軽くしたい人
オクラタープの収納時のサイズは61×18×18cm、重量は約4.2kgだ。ワンタッチタープよりも間違いなくコンパクトで軽い。
また、オクラタープの収納袋は少し余裕のある作りとなっており、収納袋の中にビックタープポール2本とテントポールくらいであればまとめて収納できる。
DODのオクラタープをおすすめしない人
DODのオクラタープは素晴らしい製品だが、あえて言うのであれば、以下の人たちにはおすすめしない。
1人でキャンプする人
オクラタープは5.1m×5.1mと大きいので、ソロキャンパーにはオーバーサイズである。
2人での使用もやや大きく感じる可能性が高いので、3人以上で利用をする人におすすめだ。
DODからは、ヘキサ型で4.2×4.2mのポリコットン製タープ『ヘーキサタープ』もある。3人以下であれば、ヘーキサタープのほうが扱いやすいだろう。
予算を抑えたい人
オクラタープは、2021年7月現在、オープン価格で4~5万円程度と、決して安くはない。
加えてタープ設営用のポールも必要になってくる。そして、DOD製品はとても人気があるので製品によってはすぐに完売してしまうい、プレミア価格がつくこともある。
予算を抑えてタープを購入したいという人には、あまりおすすめできないと感じる。
ファミリーで使えるポリコットン製タープを予算控えめで購入するなら、ポールをあわせてもオクラタープの半額以下の値段で購入できる、『FIELDOOR(フィールドア)のヘキサタープ T/C』あたりがおすすめだ。
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