DODコット4種比較レビュー! あなたにおすすめなキャンプ用ベッドはどれ?
先ほど紹介したDODのコット4種類はそれぞれ特徴が異なり、やっぱりどれを選んだらよいかわからない…という人もいるでしょう。
そこで、次のようなポイントを比較しました。
【比較ポイント】
- 寝心地の良さ
- 使用時の高さ
- 使用時の大きさ
- 収納時の大きさ
- 耐荷重
- 素材の肌ざわり
1)最も肝心な寝心地の良さは…エアマットを内蔵するDOD「ハンペンインザスカイ」が圧倒的!
DODのコット4種類の中で、筆者が最も寝心地が良いと感じたのは「ハンペンインザスカイ」。
内蔵されているエアマットのクッション力が高く、快適さは最上クラスです。
2)使用時の高さは…ロータイプ使用時はDOD「バッグインベッド」が最も低い
DOD「ハンペンインザスカイ」「タキビコット」「スースーアンダーミー」はハイ・ローの切り替えが可能。
なお、「バッグインベッド」は切り替え不可のロースタイルです。加えて、4種類をロースタイルで比較したときに、高さ15.5cmと最も低いタイプ。
より地面に近い方が安心できるという人には「バッグインベッド」がおすすめ!
ちなみに、バッグインベッド以外の3種類をハイタイプ・ロータイプで比較すると、スペックの数値も、実際に組み立てたときの高さもあまり差はありません。
【高さ比較】
- ハンペンインザスカイ:L22/H39cm
- タキビコット:L21/H38cm
- スースーアンダーミー:L21/H38cm
強いていえば、エアマットを内蔵している分、ハンペンインザスカイがやや高いくらいです。
ベンチとして使うときは、安定して立ったり座ったりできるハイタイプが便利。
3)使用時の大きさは…DOD「ハンペンインザスカイ」はワイドでゆったり寝られる
【使用時のサイズ比較】
- ハンペンインザスカイ:190×78cm
- タキビコット:188×68cm
- スースーアンダーミー:183×72cm
- バッグインベッド:183×72cm
DOD「ハンペンインザスカイ」の使用時の幅は78cmで、4種類の中では最もワイド。
ちなみに、「スースーアンダーミー」「バッグインベッド」は72cm、「タキビコット」は68cmです。
最も幅がせまいのはタキビコットですが、標準体型の人がひとりで寝るのにせまさや窮屈さを感じることはありません。
4)収納時の大きさは…DOD「バッグインベッド」がコンパクト
【収納時のサイズ&重量比較】
- ハンペンインザスカイ:44×25×22cm(5.9kg)
- タキビコット:50×25×25cm(5.3kg)
- スースーアンダーミー:52×13×22cm(4.0kg)
- バッグインベッド:51×16×12cm(2.6kg)
DODのコット4種類の中で、収納時のサイズがコンパクトかつ最も軽量なのは「バッグインベッド」。
キャリーバッグに収納したときの幅はほかの3種類と同程度ですが、高さがなく、スリムな形状なので、かさばりにくいのが魅力。
「バッグインベッド」の重量は、4種類の中で最軽量の約2.6kgです。
5)耐荷重が大きいのは…DOD「ハンペンインザスカイ」「タキビコット」「スースーアンダーミー」は180kg
【静止耐荷重比較】
- ハンペンインザスカイ:180kg
- タキビコット:180kg
- スースーアンダーミー:180kg
- バッグインベッド:120kg
DOD「ハンペンインザスカイ」「タキビコット」「スースーアンダーミー」は、静止耐荷重180kgのスペック。
ちなみに「バッグインベッド」は耐荷重120kgで、標準的な体格の人は問題なく使用できます。
6)素材の肌ざわりは…DOD「タキビコット」のコットンが快適
DODのコット4種類の中で、筆者が最も肌ざわりが良いと感じたのは、コットン素材が使われている「タキビコット」。
天然素材は、やはりさわり心地が快適です。
それで結局どれが良いの? 筆者の個人的なおすすめはDOD「ハンペンインザスカイ」
DODのコットはどれもユニークで、1つに決めるのは至難の業。
4種類すべてあれば、夏は「スースーアンダーミー」、焚き火をするときは「タキビコット」、ツーリングなら「バッグインベッド」などと使い分けられますが、なかなかそんなぜいたくはできませんよね。
総合的に見て、1つにしぼるとしたら、筆者がおすすめするのは「ハンペンインザスカイ」です。
エアマットが内蔵されている分、重量が重く、サイズも大きいですが、その分寝心地は最高。
1年を通して頻繁に使うなら、やはり快適に寝られるものがベストです。
オートキャンプや連泊キャンプなどにもうってつけ!