▼前回のロマンチカル導入編を読んでいない方はこちらをチェック!
薪ストーブ用テント『D&Rコットンベルテント』 ワンポールテントの中でも室内空間が広く快適
水に強い素材感
僕がロマンチカルに合わせて購入したのは『D&Rコットンベルテント』。このテントは、直径4m、高さ2.5mで、テントの壁部分と屋根は300GSM、テントの底は540GSMです。
※GSM:1平方mあたり300gという生地の厚みを表す単位。
また、通常のテントやタープ生地よりかなり厚手の100%綿布で作られており、耐水は3000ミリです。先日キャンプ場で雨に降られたのですが、雨が漏れてくることもありませんでした。テントの下に水が溜まってしまったのですが、底はウォーターベッドのようにタユタユとしているだけで、水が染みてくることもありませんでした。
デメリットといえば、重量が28kgもあるところ。運搬するのが一苦労です。やっぱりコットンテントはやや重いですね……。
【素材】難燃性の素材を使用した2つのストーブジャケットが付いており、火災の危険性なく料理をすることができます。外側のキャンバスの燃焼や溶融を防ぐために耐火ストリップで裏打ちされています。冬のキャンプに適しています。使用しないときに取り外すことが...
【スペック】
サイズ:直径4m、高さ2.5m、壁面高さ0.6m
パッキングサイズ:100×29×28cm
重量:27kg
ワンポールテントの中でも空間が広いのが特徴
ワンポールテントの中でも、このベルテントは壁が60センチ程立ち上がっているので、ティピーテントと同じ床面積でも、室内空間は広く、使い勝手が良くなります。
僕がこのベルテントを選んだ最大のポイントは、サイドと天井に煙突を出すための穴があり、その周りに耐熱処理が施されているところです。このテント、煙突の穴があると言うことは、薪ストーブを設置する事が前提のテントと言うことなんです。
煙突穴は天井と壁の2箇所! 天候によって使い分けが必要
横壁と天井と、2つも煙突の穴があるのは、横出し、上出しどちらのタイプの薪ストーブにも対応できるためなのですが、実際にキャンプで使ってみると、横の穴と天井の穴は天候によって使い分けが必要だということを痛感しました。
煙突は、直線的で高い方が気流の上昇効果が強く、薪がよく燃えるので、基本は天井の穴を使い、煙突を高く出すようにしています。しかし、天井の穴を使うと雨が降った時に煙突をつたってテント内に雨が入ってきてしまいます。ですので、雨の日は煙突を横から出せば、雨の侵入を心配せずに安心して使うことができます。
薪ストーブ用テント『D&Rコットンベルテント』は組み立て簡単! 大きいサイズでも1人で設営できる
直径4m、高さ2.5m、27キロもある 大きなベルテント。8人が過ごしても余裕のある広いスペースが魅力なのですが、なんとこの大きなテント、ひとりで簡単に立てることができます。
ここからは、『D&Rコットンベルテント』の組み立て方を紹介していきます。
『D&Rコットンベルテント 』の組み立て方
まず、グランドシートを広げます。これはテントを直接地面に設置して汚さないために敷くものですが、それ以外にも、広げてテントの大きさを確認したり、キャンプサイトのレイアウトを考える際に役立ちます。
次に、テント本体の底部分にペグを打ちます。この時、テントの出入り口を確認してからペグダウンして下さい。ここでテントの方向が決まってしまいます。
センターポールを立て、入り口の骨組みを組み立てます。
最後に、屋根から放射状に支線を張り、ペグを12本打って完成です。放射状に張った支線の位置とテンションでテントの形が決まってしまいますので、テントの縫い目の延長線上に支線を張ることを意識して、きれいに仕上げましょう。
見ていただいてわかる通り、ベルテントは、複雑な骨組みを組んだり、生地に骨組みを通したりする必要もなく、基本は1本のポールと24本のペグだけで立てることが可能。組み立てが非常に簡単です。ただ、支線が放射状に伸びてしまいますので、ある程度広いスペースの確保が必須です。
【グランピング体験記】薪ストーブとD&Rベルテントを持って『リゾート大島キャンプ場』へ!
先日、『ロマンチカル』と『D&Rコットンベルテント 』を持って、和歌山県にある『リゾート大島キャンプ場』へ2泊3日のキャンプに行って来ました。
『リゾート大島キャンプ場』は、本州最南端にあるキャンプ場で、ペット同伴など様々なスタイルのキャンパーを受け入れる、懐の深いキャンプ場です。露天風呂からの絶景が特にお気に入りのキャンプ場で、場内でランタン作り体験が出来たり、シュノーケリング、ダイビング、カヤック体験等のアクティビティも充実しています。
こちらのキャンプ場については、次の機会に詳しくご紹介させていただきますので、お楽しみに!
グループキャンプに最適なレイアウトをご紹介
今回は、大人4人とボーダーコリー5頭のグループキャンプをしました。キャンピングカーを寝室に、スクリーンタープ下をダイニングに、『D&Rコットンベルテント 』をリビングにレイアウトしてみました!
ベルテントの中には、薪ストーブ『ロマンチカル』を設置。しまむらで購入した三畳用のラグを2枚、一番奥にアイアンラック、中心にワンポールテントテーブルを設置しました。
このワンポールテントテーブルは、2台を磁石でくっつけて円形にするのですが、『D&Rコットンベルテント 』のポールが太すぎて、少し隙間が空いてしまいました。間にスペーサーを入れる等、少し工夫が必要ですね。
ベルテントの入り口には玄関マットを敷いて、靴を置くスペースを作りました。
厚手のラグは地面の冷たさを感じさせず、薪ストーブに火を入れなくれも、テントの中はほんのり暖か。
もうこれだけで充分グランピングを楽しめそうですが、さらに居心地いい空間を作るため、ロマンチカルに火を入れていきましょう。
外は風が強く寒かったのですが、『ロマンチカル』に薪をくべ火を着けると、テントの中はまるで南国の様にポカポカに。
今まで、寒い・焚き火をすれば臭くなる・パチパチ爆ぜて服に穴が開く、という理由から冬キャンプを敬遠していたのですが、薪ストーブはそんなネガな部分を全て打ち消してくれるキャンプギアで、もう手放すことができないほどです。
ワンポールテント全般に言えるのですが、天井が高く、暖かい空気がすべて上がって抜けていってしまうので、テント内で立った時と座った時の温度差が悩みどころです。でもそんな時は、サーキュレーターを設置し、テント内の空気をかき回すことで暖かさがテント全体に行き渡ります。テントや薪ストーブと合わせてGETすることをおすすめします。
❉彡【コンパクトサイズ&静音】扇風機本体の高さは約19㎝、重さは約476gと軽量コンパクトサイズ、持ち運びがとても楽です。小さなボディでもパワフル、遠くまでしっかり風を届けます。3枚羽根で強力な風量を確保しつつ、回転音が気にならない超静音設計です。睡眠中や作業中でも音が気にならず、生活の妨げになりません。
❉彡【高品質充電バ...
この日はワンコ達が5匹いたので、左右にコットを設置し、食事中の時だけはそこで過ごしてもらうことにしました。
コットに乗ったら「よし」と言うまで降りないように教えてあるので、ワンコ達はリラックス。飼い主も安心して過ごすことができます。薪ストーブのあるテントの中でワンコ達の運動会が始まってしまうと危ないので、ペットと一緒にキャンプをされる際は、ペットフェンスを設置するなどの対策が必要でしょう。