こんにちは、浜の小魔人です。今回はコストコのクーラーボックス「キャンプゼロ20Lロトモールド」をご紹介。コストコオンラインショップでもしばしば売り切れになっている大人気商品。この記事を書くために、最大の魅力である保冷力を筆者が実際に検証しながら確認。実証結果に基づいて自信をもっておすすめします。

【失敗しない選び方のポイント】クーラーボックスの基礎知識

説明の順序が前後してしまって申し訳ありません。この記事にご興味を持っていただいた方の中には、初めてクーラーボックスを購入される方もいらっしゃると思います。

そこで、クーラーボックス選定のために知っておきたい基礎知識を整理しておきます。

クーラーボックスにはハードとソフトの2種類がある

クーラーボックスには、ハードタイプとソフトタイプの2種類があります。それぞれに特徴がありますが、主な特徴は以下の通りです。

【ハードクーラーボックスの特徴】

  • 名前の通り樹脂や金属などの固い素材で作られている
  • 保温・保冷性に優れているものが多い
  • 使用している素材や保冷性能によっては値段が高価なものも少なくない

【ソフトクーラーボックスの特徴】

  • 布地などの柔らかい素材で作られている
  • 軽くて持ち運びやすく、折りたためるものが多いので保管場所もとらない
  • 比較的価格の低いものが多い

保冷力重視ならばハードクーラーボックスがおすすめ!

画像7: 筆者撮影

筆者撮影

今回ご紹介するコストコのクーラーボックス「キャンプゼロ20Lロトモールド」はハードクーラーボックスです。

先ほどの特徴の項目に記載したように、保冷力を重視する場合は「ハードクーラーボックス」がおすすめ。

素材は商品によって真空断熱パネルやポリウレタンフォームと様々。必ずしも値段が高いものや有名メーカーのものが良いとは限りません。用途に合わせた性能で選びましょう。

画像8: 筆者撮影

筆者撮影

保冷力とは?カタログスペックの50%が実力って本当?

筆者は、クーラーボックを選ぶ際はとにかく複数泊のキャンプでも使える保冷性能の高いものが欲しいと考えました。

しかし、カタログスペックを見ても、保冷力(あるいは保冷日数という表記がされていることもあります)は正直よく分からなかったんです。

ネットでクーラーボックス関連の記事を検索すると、「保冷力はカタログスペックの50%位で考えるのが安心」という情報も目にすることもありました。(どういう意味なのか?筆者には不明です)

筆者は、購入前にコストコ「キャンプゼロ20Lロトモールド」を実際に使っている知人に感想を聞いて購入できたので幸運でした。

今回の記事では、筆者がクーラーボックスを選ぶときに本当に知りたかったこと。つまり、通常の使用状態でどれくらいの期間、どれくらいの温度が維持できるのか?ということを皆さんにも調べてお伝えしたいのです。

次段落では、筆者が実際にコストコのクーラーボックス「キャンプゼロ20Lロトモールド」で実験した結果を解説します。

【検証】コストコのクーラーボックス「キャンプゼロ 20L ロトモールド」の保冷力はいかに!?

画像9: 筆者撮影

筆者撮影

実験の結果をご報告する前に、まずは「実験で確認したい事項」と「実験の概要」は以下の通りです。「保冷力は十分」とか「かなり冷えている」などといった曖昧な結果報告(表現)にならないように注意したつもりです。

【実験で確かめたい事】

画像10: 筆者撮影

筆者撮影

1泊キャンプを想定して12時間の保冷状況を見定めるとともに、2泊キャンプを想定して36時間後の保冷状況を確認する。

(キャンプ初日の早朝に出発して2泊目の夕食準備までがおよそ36時間後と想定しました)

【実験の概要】

画像11: 筆者撮影

筆者撮影

  1. コストコのクーラーボックス「キャンプゼロ20Lロトモールド」に保冷剤、氷を入れて一定時間ごとにクーラーボック表面温度と内部温度を計測(表面温度が高い時の方がクーラーボックスの内側の保冷効果が厳しいため)
  2. 夏日を想定して、日中は日の当たる駐車場に止めた車の中で温度をある程度あげて実験
  3. 保冷剤は2種類x各2個、氷を使用
    一般的な保冷剤:DAISOの保冷剤
    強力な保冷剤:ロゴス氷点下パックGT(一般的な保冷剤の8倍の保冷能力、8倍の冷却速度)
  4. 生食用の食材の適正保管温度である10度を実験の目標とする
    ※参考:厚生労働省「食品衛生管理の手引き

【実験の結果】

画像12: 筆者撮影

筆者撮影

実験は、ロゴスの保冷剤「氷点下パックGT」2個、100均の「DAISOの保冷剤」2個および500mlのペットボトルに入れた水を凍らせた氷2本を同時にクーラーボックスに入れた実験結果です。

実験で使用したロゴスの氷点下パックGTはこの商品です。

画像3: 【保冷力を徹底検証】クーラーボックス「キャンプゼロ 20L ロトモールド」 コストコ人気商品を実際に使ってみた!
ロゴス(LOGOS) 保冷剤 氷点下パック GTマイナス16度 ハード 600 長時間保冷
総重量:(約)600g
サイズ:(約)19.5×13.7×2.8cm
主素材:[容器]ポリエチレン [内容物]植物性天然高分子
表面温度-16℃。
保冷能力8倍。(一般保冷剤に比べ)
魚も凍る、ロゴスの強力保冷剤。氷点下パックシリーズ。
通常の保冷剤と併用するだけで長く保冷できます。
※素材の特性により粘度には個体差がありますが性能に問題はありません。
¥968
2021-06-08 9:50

実施日は真夏ではありませんでしたが、真夏を想定して日がさす車にクーラーボックスを配置して日中は30度を超える環境で実験をしています。

まずは、12時間の温度推移を示した実験結果のグラフです。

画像1: 筆者作成

筆者作成

12時間の1時間ごとの温度推移を見ると、クーラーボックスの表面温度の温度変化に影響を受けない形で安定しているのがわかります。

これなら1泊2日のキャンプでの保冷力に問題なしという結果となりました。

次に、24時間経過後の3時間ごとの温度推移をグラフで確認してください。

画像2: 筆者作成

筆者作成

朝の6時に出発したと想定した場合、30時間後が翌日の12時、33時間後が翌日の15時となります。

おそらく、33時間後〜36時間後に2日目の食事の用意が始まることが多いと思いますが、保冷状態を保っていることがわかる実験結果です。

(厳密に言うと、目標の10℃以下に対して最後の3時間は若干目標温度を超えましたが、食品の保冷という意味では筆者は満足しました)

実は、この実験の初期に保冷剤4個の場合と氷のみの場合で同様の手法でデータを取りました。保冷剤は使用開始からしばらくの間は氷よりも低い温度でクーラーボックスを冷やしましたが、36時間10度以下は保ちませんでした。一方で氷は長持ちしましたが、初期の保冷温度は保冷剤にかないませんでした。

画像13: 筆者撮影

筆者撮影

結論としては、コストコのクーラーボックス「キャンプゼロ20Lロトモールド」の保冷性能は非常に優れていることがわかりました。ただし、保冷剤の量や氷との組み合わせの工夫が大事であることも勉強になりました。

実験で使用した「ロゴス氷点下パックGT」は通販で購入できます。

画像4: 【保冷力を徹底検証】クーラーボックス「キャンプゼロ 20L ロトモールド」 コストコ人気商品を実際に使ってみた!
ロゴス(LOGOS) 保冷剤 氷点下パック GTマイナス16度 ハード 600 長時間保冷
総重量:(約)600g
サイズ:(約)19.5×13.7×2.8cm
主素材:[容器]ポリエチレン [内容物]植物性天然高分子
表面温度-16℃。
保冷能力8倍。(一般保冷剤に比べ)
魚も凍る、ロゴスの強力保冷剤。氷点下パックシリーズ。
通常の保冷剤と併用するだけで長く保冷できます。
※素材の特性により粘度には個体差がありますが性能に問題はありません。
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2021-06-08 9:53

DAISOの保冷パックは、一般的な保冷パックだと思います。

また、ネットでも各メーカーの保冷剤が販売されていますのでご参考まで。

画像5: 【保冷力を徹底検証】クーラーボックス「キャンプゼロ 20L ロトモールド」 コストコ人気商品を実際に使ってみた!
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