普段履きでもイケるの? 着用感をチェック
身長177cmの筆者が購入したのはLLサイズです。
シンプルに、ワークマンの ヘビーウエイトコットン オーバーサイズ半袖Tシャツのホワイトとあわせてみました。
※2021年6月現在、『ヘビーウエイトコットンオーバーサイズ半袖Tシャツ』はワークマン公式オンラインストアでの販売を終了しています。気になる方は店頭をチェックしてみてください!
裾に向かって細くなるテーパードシルエットなので裾は絞りがきついんですが、腰や太ももあたりはゆったりしています。
ワンサイズ落としてLサイズでも履けました。そうするとピッタリ感が強く、かなり細身のテイストになってしまいました。
いつもなら細身シルエットで良いんですが、このパンツはそうはいきませんでした。
なぜなら、この3レイヤーオールウェザーパンツにはストレッチ性がないんです。
実際触ってみて、引っ張ったりしてみてもほんの少し伸びるものの、ほとんど伸縮性を感じません。
ピッタリサイズを選んでしまうと、しゃがんだり、膝の曲げ伸ばしなどで肌が擦れる感覚が多く動きにくくなります。これでは非常にストレスです。
ですので、ワンサイズ上で少しゆったりめをチョイスしました。
細身のテーパードシルエットなので、シルエットが大きく崩れることもなくイージーパンツのようにラクに履けています。
ストレッチ性はありませんが履き心地は良く、試着した際「あっ! これイイじゃん!!」と言ってしまったほどに柔らかいんです。
直履き可能とは言いながらもレインパンツなので過度な期待はしていませんでしたが、防水パンツを履いている感覚がほぼありませんでした。
肌にベタベタくっつかずさらっとしています。少しゆったりサイズを選べば、普段履きとしても十分に使えます。
晴天時の普段履きとして何度も着用しましたが、多少のウオーキング程度では大きな蒸れを感じませんでした。
肝心の防水性能・乾き具合をチェック
履き心地が良くても、レインパンツとして機能なければ意味がありません。
結論から申しますと、雨の日でもちゃんと使える防水パンツでした。
この日は傘をさしてもパンツがビショビショになるほどの大雨。
生地の表面は水が染みこんでいるように見えますが、実際に中まで水が入り込んで足が濡れてしまうようなことはありませんでした。
水の冷たさと若干の湿り具合は感じましたが、それはパンツの内部が少し蒸れていたからだと思います。
梅雨時期は湿気だけでなく気温が高い日もあります。蒸れにくい素材だとは言っても、まったく蒸れずにサラサラというわけではありません。
かなりびしょ濡れになっていますね。
普通のレインパンツなら、これを脱いでビニールなどに収納し電車に乗ったりするかと思いますが、今回は直履き。替えのパンツはありません。
そこで、タオルでパンツをささっと拭いて水分を取りました。
しばらくすると元のサラサラ感が戻ってきて、びしょ濡れだったパンツが嘘のように乾いており、このまま電車や車に乗っても差し支えないような感じになっていました。
雨が降るのかどうなのか微妙な天気の時でも、これを履いておけば急な雨に降られても安心ですね。