スリーピングマットの種類は大きく分けて2種類
スリーピングマットには様々な種類があります。大きく分けると、発泡マットとエアーマットの2種類です。
発泡マット(銀マット・ウレタン・樹脂など)
発泡マットは発泡素材でできているマットで、それ自体にクッション性があり、広げればそのまま使用できます。
銀マットやウレタン、樹脂などでできたマットがあります。
厚みがそのままクッション性になるので、コンパクトにできずかさばりますが、エアーが抜けて使えなくなることがないので耐久性は高いです。
写真の銀マットは、僕が40年程前に購入した初めてのマットです。夏は良いのですがそれ以外の季節は寒く、薄いためクッション性も悪く我慢して使っていました。さらに、表面がツルツルしていてシュラフがずれてしまうので、寝心地は悪かったです。
エアーマット
エアーマットは、空気を入れるタイプのマットです。
このLOGOS(ロゴス)のエアーマットは、僕が30年程前に購入したものです。
空気を入れるので、厚みがありクッション性に富んでいます。また、コンパクトに収納できるので荷物を減らしたいときにおすすめです。
たくさん空気を入れなければならないので膨らませるのが大変ですが、ガラガラの岩場でも快適な寝心地で、まるでウォーターベッドのような浮遊感すらあります。
穴が開くとしぼんでしまうので使えなくなってしまいますが、購入から30年!こうして穴も開かず頑張っています。
ただ、このマットは断熱性がほとんどなく、地面の冷気でエアーが冷やされ、氷の上で寝ているような感じさえします。しかも、夏は体温で中の空気が温まって、ベロア調の表皮と相まって暑苦しく感じることも。
購入の際は断熱性をチェックしてみましょう。
エアーマットの中には、ある程度自分で膨らんでくれるものもあります。
写真のエアーマットは、アルパインデザインの『スーパーライト』と言うインフレータブルマットで、かれこれ20年程前にツーリングキャンプにはまっていたときに購入したものです。そこそこ快適に長い間使っていました。
対角線の角にエアバルブが付いていて、開けるとある程度自分で膨らんでくれるので、空気を入れる苦労はほとんどありません。
膨らませる手間や時間を省きたい方におすすめです。