キャンプやアウトドア空間を彩るタープは日除け&雨除け&紫外線防止にも役立ち、快適にアウトドアライフを楽しむには必須アイテムです。ただし、タープ生地の素材によってキャンプスタイルにも影響が出てくるので、どういった素材を選ぶかが重要になってきます。そこで今回はキャンプ歴10年以上の筆者が、タープの素材別の選び方などを分かりやすく解説していきます!

【タープ素材選びのポイント2】降雨時に重要な「撥水&耐水圧性能」

画像5: 【筆者撮影】

【筆者撮影】

タープがあって一番良かったと思える瞬間は、急な雨からキャンプギアを守れた時ですよね。

しかし、タープの生地素材で雨の浸水対策に差が出るので、タープを選ぶ場合にはぜひ気を付けたいですね。

ただ、ポリエステル素材なら大丈夫なのですが、TC素材やコットン素材だと耐水圧が低く張り方を考えないと雨漏りがする可能性があるので注意しましょう。

タープの耐水性を考える際にチェックしておきたいのが「ポリウレタンコーティング」の有無「耐水圧」の高さです。

ポリウレタンコーティング

最もスタンダードなコーティング方法で「PU」と表記されることも多いです。

実はテント生地の裏側の少しベタっとした面がポリウレタンコーティングで、タープ裏の雨の侵入を防ぐ役割があります。

耐水圧

タープやテントで一番気を付けるべきなのが耐水圧で、一般的には耐水圧1500mmもあれば強い雨にも対応できます。

晴れた日にしかキャンプをしないといっても天気の急変も有り得るので、耐水圧は必ずチェックするようにしましょう。

【タープ素材選びのポイント3】焚き火に強い「難燃性」

画像6: 【筆者撮影】

【筆者撮影】

タープを張っていて一番問題になるのは焚き火です。

特に焚き火の火の粉で、タープに穴が空いて残念な思いになったキャンパーも多いのではないでしょうか?

そこで、難燃性のコットン素材や、ポリエステルとコットンの混合生地のTC素材は、焚き火との相性は良いですね。

しかし、タープに長時間火の粉が当たればどんな素材のタープでも焦げたり穴が空く事は有り得ますので、過度な期待をするのは止めましょう。

それよりも、焚き火の炎のコントロールや焚き火台の適正位置など配慮すれば、ポリエステルタープの下でも十分焚き火を楽しむ事も出来るようになります。

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