車中泊で連泊をするときの食事は一工夫が必要! 筆者が心掛けている食材の保存法や選び方をご紹介
続いては車中泊で連泊するときの食事についてです。日数分の食材を一気に購入すると、暑い時期では食材の鮮度が落ちてしまう場合も。
ここでは車中泊での連泊時に筆者が心掛けている、食材の保存法や選び方についてご紹介します。
保冷機能が高いクーラーボックスは必須
車中泊で連泊をするときには、食材の保存に気を付けたいですよね。
特に夏場の車内は気温が急上昇して、食材の鮮度が一気に低下してしまうことも。
食材の鮮度を保ちながら保存をするために、保冷機能が高いクーラーボックスは必須です。
また、クーラーボックス内で使用する保冷材には、板氷がおすすめ。
板氷であれば、溶けたあとは炊事場などに流してしまえばかさばることがありません。
また、溶けたあとに飲み水として利用できる板氷を買っておけば、飲み水を買い足す必要がなく、スペースの削減や無駄なゴミを出さないことにもつながります。
板氷はスーパーやコンビニなどでも売られているため、手に入れやすいところも嬉しいですよね。
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旅先の食材やレトルト食品・フリーズドライ食品を活用しよう
1週間以上の長期にわたって車中泊をする場合、保冷機能が高いクーラーボックスを使っても、完璧に食材の鮮度を保つことは難しいです。
その都度、新鮮な食材を味わいたい場合は、旅先の食材を購入しましょう。
目的地の近くに道の駅がある場合、地元で生産された野菜やお肉など、普段は味わえない食材に出会えることが多いです。
地元の味を新鮮な状態で味わえるのは、車中泊での連泊をするときの醍醐味です。
また、レトルト食品やフリーズドライ食品を有効活用することもおすすめします。
レトルト食品やフリーズドライ食品は真夏の暑い車内でも保存がきくので、長期の車中泊にぴったりの食材。
土地勘がない田舎へ向かったときには、コンビニやスーパーが見つからず食材を調達できない…なんてこともあります。
そんなときに備えてレトルト食品やフリーズドライ食品をいくつか常備しておくと、安心して車中泊での連泊ができますよ。
食器類はできるだけ汚さない工夫を
炊事場がない場所で車中泊をする人向けの内容ですが、食器類はできるだけ汚さないことをおすすめします。
炊事場がない場所での車中泊の場合、すぐに食器を洗えるわけではありません。汚れた食器をそのまま放置しておくと、車内に臭いが充満したり、衛生面が気になったりすることも。
また、道の駅や公共のトイレの手洗い場で食器を洗う行為はマナー違反になるので、絶対に洗い物をしてはいけません。
そのため上記の写真のように、ラップやアルミホイルで食器を包み、汚さない工夫をすることをおすすめします。
食器を汚さない工夫として、ご飯を炊くときには、クッキングシートが便利です。
クッキングシートを鍋の中に敷いてご飯を炊けば、鍋にご飯粒がくっつくことなく炊飯ができます。
クッキングシートは水分を通すので、鍋の内側に水滴がつきますが、汚れることはありません。そのため、使用後はアルコールティッシュなどでふきとるだけでキレイになります。
「ご飯がこびりついて洗い物が大変だな」と思っている人にもおすすめの方法なので、ぜひ試してみてくださいね。