バックパックキャンプのパッキングのコツ! 旅がしやすくなる賢い詰め方を解説
軽くてコンパクトな道具を選んで手に入れたとしても、バックパックに上手くパッキングするのは意外と難しいですよね。私が意識しているバックパックに上手く詰めるコツは主に3つ。
- パズルゲームのように隙間を無くす
- 細かい道具は用途によって分ける
- 外付け機能をうまく使う
パズルゲームのように隙間を無くす
まず、バックパックの中の隙間をとにかく無くすように意識します。隙間を無くせば無くすほど、より多くの道具をパッキングすることができます。
例えば、バックの底にシュラフを入れたときに、両サイドに細い隙間が生まれます。そんなときはナイフやペグ、ペグハンマーなどの細いものを隙間に詰めていきます。
細かいことですが、この繰り返しでより多くの道具を効率よくバックパックに詰めることができます。
細かい道具は用途によって分ける
キャンプ道具には、細かい道具が意外とあります。ターボライターだったり、カトラリーセットだったり、焚き火に使うナイフやノコギリだったり。
これらの細かい道具を、先ほどのように隙間に詰めていってももちろんいいのですが、やりすぎると実際にキャンプを始めるときに困ります。バックパックから細かい道具の出し入れを、何度もしなくてはいけませんからね。
そんな細かい道具は、用途ごとに分けると詰めやすく、かつ使いやすいパッキングになります。
例えば、私は焚き火に使うものを1つの巾着にまとめたり、カトラリーセットとOD缶をソロクッカーの中にまとめたりしています。
用途によって分けることで、バックパックに出し入れする回数を減らせるうえに、実際に使うときも道具がまとまっているので、わかりやすくて便利になりますよ。
外付け機能をうまく使う
必ずしも「バックパックにすべての道具を詰めなくては…!」と思う必要はありません。大きくかさばる道具は、バックパックの外付け機能を使ってパッキングできます。
例えばシュラフの下に敷くインナーマット。私はキャプテンスタッグの『EVAフォームマット』を使っています。
用途: キャンプ 車中泊時のクッションマット/アウトドアのレジャーシートやヨガなどエクササイズマットにも使用可能
付属品: ゴムバンド
キャンプマット1人用
材質: マット/発泡ポリエチレン・EVA樹脂、バンド/合成ゴム
カラー: グリーン
特徴1: 優れた保温性とクッション性で地面の凸凹や冷気をシャットアウト
特徴2: 半分に折ってクッションマットやヘッド部を折り畳んで枕にすることが可能
軽くて蛇腹式で扱いやすいおすすめのマットですが、唯一の欠点がとっても大きいこと。エアーマットのようにコンパクトに出来ないのでバックパックの中に収納することはほぼ不可能です。
そんなときは、カラビナやゴムロープを使ってバックパックに外付けしちゃいましょう。
バックパックの天井に取り付けてもいいし、私のようにサイドへ縦に巻き付けるのもおすすめです。
外付け技は、マット以外にも入りきらないLEDランタンやコップなどに有効です。
あまり外付けしまくってもガチャガチャしていてスマートではありませんが、使える機能は適度に使うべしです。
バックパックの中に入る道具と、外付けもできる道具とでパッキング方法を工夫しましょう。