プリムス『153ウルトラバーナー』はコンパクト・軽量・ハイパワーの3拍子! まずはスペックをチェック
PRIMUS(プリムス)は、1892年にスタートしたスウェーデンの燃焼器具ブランドです。
世界中の冒険家から信頼を得ているプリムスは、近年ではアウトドア専用ストーブの開発も行うなど、さまざまな製品を展開。
プリムスからは現在、コンパクトさに特化したバーナーや分離型のバーナーなど、6種類のガスバーナーが発売されています。
6種類のバーナーの中で、最も定番と言えるバーナーが『153ウルトラバーナー』です。
- 出力 :4.2kW/3600kcal/h
- 燃焼時間 :約55分
- ゴトク径 :大148mm、小90mm
- 収納サイズ:7.5×8.8×3.0cm
- 本体重量 :116g
153ウルトラバーナーの特徴はコンパクト・軽量・ハイパワーの3拍子が揃った点。
キャンプだけでなく、登山やツーリングなど、あらゆる場面で活躍する優秀なバーナーです。
ちなみに、プリムス公式ホームページには、「バーナー」と「ストーブ」の2種類の表記がありますが、どちらも同じ意味で使われています。
また、バーナーとあわせて用意したいのがガスカートリッジ。
プリムスのガスカートリッジは『ノーマルガス』と『ハイパワーガス』の2種類あります。
黒文字が特徴のノーマルガスは、春夏の温暖な時期や低地での使用が可能。
公式ホームページでは気温20℃からが目安とされています。
使用できる環境は限られますが、その分安く手に入るのがメリットです。
赤文字が特徴のハイパワーガスは、オールシーズン使用が可能です。
ノーマルガスと比べるとやや値段は張りますが、気温0℃以上の環境であれば使えるため、冬や高地でのキャンプでも使えるガスカートリッジです。
ガスカートリッジはご自身が使うシーンに合わせて選んでくださいね。
コンパクトな構造に隠された機能とは? プリムス『153ウルトラバーナー』のレビュー
コンパクトさが目をひくプリムスの『153ウルトラバーナー』ですが、魅力はコンパクトさだけではありません!ここではコンパクトな構造に隠された、153ウルトラバーナーのおすすめポイントを紹介していきます。
プリムス『153ウルトラバーナー』のおすすめポイント【1】風に強い構造
1つ目のおすすめポイントは、風に強い構造。
153ウルトラバーナーを上から見るとゴトクがX字となっていて、これが風に強い秘訣です。
ゴトクをX字にすることでバーナーヘッドが4つに区切られ、1つの区画が風で消えてしまっても、他の区画は着火を保つように設計されています。
火が消えにくく、風が強い日のキャンプでも安心して使えるのは嬉しいですね。
プリムス『153ウルトラバーナー』のおすすめポイント【2】延長ゴトクになっている
153ウルトラバーナーのゴトクは風に強いだけでなく、延長ゴトクになっていることも特徴です。
延長ゴトクにすることで、ゴトク径は90mmから148mmへ大幅アップ!
大きめのフライ鍋やフライパンも乗せることができます。
153ウルトラバーナー1つで様々な調理器具に対応できるのはおすすめポイントです。
プリムス『153ウルトラバーナー』のおすすめポイント【3】圧電点火装置がついている
153ウルトラバーナーには、圧電点火装置がついています。
ガスを流して圧電点火装置のスイッチをカチッと押せば、簡単に火が点きます。
153ウルトラバーナーをガスカートリッジに取りつけて、すぐに調理を開始できるのは便利ですよね。
ただし、気象条件によっては圧電点火装置での点火が難しいことも。
プリムスの公式ホームページには、以下の条件では点火しづらいと記載されています。
- 外気温が5℃以下の場合
- 酸素濃度が低い場合
- 雨や夜露などに濡れた場合
- ガス流量が多い場合実際に使う場合は、念のためマッチやライターも準備しておきましょう。