コールマン「エクスカーションクーラー30QT」をレビュー 実際にクーラボックスを使って30QTの収納力・保冷力を検証
2つのサイズ展開がある「エクスカーションクーラー」ですが、筆者が愛用しているのは30QTという大きさのもの。
実際に使用してみて感じたことをレビューします!
ちなみにQTとはアメリカの単位で、1QTは約1L(もう少し詳しくすると約0.95L)。つまり30QTはおよそ28Lの容量のクーラーボックスということになります。
【エクスカーションクーラー30QT】
- 本体サイズ:約46×33×40(h)cm
- 容量:約28L
- 重量:約2.7kg
- 材質:ポリエチレン、ポリプロピレン、発泡ウレタン
- 保冷力:2日
【おすすめポイント1】30QTは2Lペットボトルが8本入るサイズ感◎
カタログによると、コールマン「エクスカーションクーラー30QT」には1.5Lまたは2Lペットボトルが8本入るとのこと。
実際に2Lペットボトルを入れてみました。
これだけ入れて結構ギチギチなのかと思いきや、上部にはまだスペースがあります。
2Lペットボトルは高さ約31cm、庫内の高さは約33cmなので、この隙間に保冷剤を入れると考えるとちょうど良いですね。
実際は蓋上部も少し凹んでいるので、もう少し余裕がある感じです。
【おすすめポイント2】30QTはキャンプの食料がたっぷり入るクーラーボックス
しかし実際のところ、ペットボトル8本持っていくことはそうそうないと思うので...
自宅にあったキャンプ(っぽい)食材を入れてみることに。
内容はこちら
- 2Lペットボトル 2本
- ワインボトル 1本
- 缶チューハイ 5本
- 醤油ミニボトル 1本
- バター 1箱
- ベーコン 1パック
- ミニトマト 1パック
- もやし 1袋
- 肉500g 1パック
- 肉200g 1パック
- 魚(2切り身) 1パック
- 小さいタッパー 1個
これをクーラーボックスに入れてみると...
ここに1kgサイズの保冷剤も2個入れても、まだ余裕があります。
【おすすめポイント3】一泊二日キャンプでも安心な保冷力のクーラーボックス
ちなみに保冷力は「32℃程度までの温度下ならば約2日程度氷が保たれる」とのこと。
※参照:コールマン公式サイト(US版)
筆者は1kg保冷剤+凍らせた2Lペットボトル1本を保冷剤として自宅から入れてキャンプへ出かけています。
気温や置き場所にもよりますが、秋〜春の一泊キャンプでは、出発から帰宅するまで氷が残っていることもしばしば。
1日経っても(正確には朝出発し翌日夕方の帰宅頃までなので、1日半ぐらい経っても)保冷剤が凍ったままのこともあるので、2日ほどであれば冷たさを保てる印象です。
一泊二日のキャンプなら、十分な保冷力ですね!
【おすすめポイント4】シンプルで掃除も楽チンなクーラボックス&カラーも可愛い!
「エクスカーションクーラー」は、シンプルなデザインも特徴的です。
筆者が購入したのはオリーブカラー。STOMP SERIES(自然に溶け込むカラーで統一されたシリーズ)として発売されたデザインです。
記事公開時点では、品切れ&入荷待ちのようです。
全体がワントーンで構成され、落ち着いた深緑色がおしゃれだったのが購入の決め手です。
これは他のカラーにも言えることですが、「エクスカーションクーラー」はブランドロゴも控えめに凹で表現されていて、キャンプに溶け込むシンプルなデザインです。
現在はAmazon限定で、爽やかなスカイブルーカラーも購入できるようです。
こちらもポップな印象で可愛いですね〜!
表面は掃除が簡単な「イージークリーントップ」加工がされており、誤ってジュースやタレなどをこぼしても簡単に拭き取ることができます。
筆者のおすすめポイントは、蓋部分に金具などが使用されていないところ。
蓋部分に、金具やパーツをカチッとはめるタイプのものも多く販売されていますが、凸凹部分に汚れがたまったり、金具が外れてフタが閉まらなくなってしまったり、色々問題が起こりやすい部分でもあります。
その点、エクスカーションクーラーは超シンプル!グッと押してはめるだけ!
最初は「いや、これ大丈夫?しっかり閉まるの?」と筆者は不安でしたが、密閉性も高く保冷力もしっかり持続して驚きでした!
押し込んで閉めるので、「開けるときに力が必要」との口コミもありますが、筆者はそれほど気になりません。
ちなみに握力は右手19、左手17レベルです。
【おすすめポイント5】「エクスカーションクーラー」はテーブルとしても使える
蓋の上にはカップホルダーが付いているので、サイドテーブルとしても使用できます。
ただし正直なところ、カップホルダーには、そこまでのホールド力はないです。
そのため風の強い日には、カラの状態のプラスチックの使い捨てカップなどは飛んでいっちゃいます(笑)。
そして少し残念なのが、マグカップやステンレスカップなど、アルミ缶より大きいサイズのものは上手くはまらないこと。
しかし、アルミ缶などはぴったりハマりますし、結構便利に使っています。
「荷物はあまり増やしたくないけどテーブルも欲しい!」という人にも、おすすめのクーラーボックスです。