キャンプには欠かせない『タープ』。雨をしのいで、風をさえぎり、日光を和らげ、目隠しをしてくれて、工夫次第で様々なアレンジができ、機能面でもおしゃれ面でも欠かせないアイテムですね。前回【キャンプの基本シリーズ2】で、ヘキサ、ウイング、レクタ、スクリーンなど、色々なタープのタイプをご紹介しましたが、今回は、タープを張るコツとタープにまつわる様々な便利グッズをご紹介したいと思います。
実際にタープを簡単・確実に張ってみよう! 自在金具を使ってメインポールを上手に立てるのが肝心!
タープを張る時のコツはたったひとつ、メインポールを立てる時に三角形を意識することです。
1.サイト内のどこにタープを張るかレイアウトを決めてから、幕を広げます。この時、太陽の位置や風の向き、どちらを表にするかなどをチェックして位置を決めてください。
▼レイアウトについてはこちらで解説しています!
2.メインポールを写真の様にタープの延長上に倒し、左右にガイロープを打ち込みます。この時、直角三角形になる様にするとバランスが良いです。
3. ポールを立ち上げます。タープの重みでメインポールは手を離しても立っています。ガイロープの長さは左右同じにしましょう。
ペグを打ち込むときは、写真のように根元までしっかりうちこみましょう。こうすることでペグが回りにくくなり、抜けてしまうのを防ぐことができます。
4.もう片方も同じようにポールを立ち上げ、自在金具を絞ってガイロープを張り、幕をピンと張ります。
ここまでできたらタープは張れたようなものです!
5.最後は、サブポールを使って好みのスタイルにタープを整えて完成です。
風の強い日には低く、片側をたらして目隠しに、サブポールを4本使って最大限に空間を広げてなど、幕1枚で様々な形にできるのがタープの良い所です。