サーマレストのマット『ベースキャンプ』をおすすめする人
筆者はサーマレストのベースキャンプを1年以上使っています。
今までの車中泊で感じたベースキャンプのメリットや使い心地から、こんな人におすすめしたいという内容をまとめました!
サーマレスト『ベースキャンプ』をおすすめする人【1】真冬にキャンプや車中泊を楽しみたい人
ベースキャンプはR値が高く、真冬のキャンプや車中泊での防寒対策にピッタリ。
R値とはマットの断熱性を示す値で、マットには必ず記載されています。
R値の目安は以下の通りです。
- 2.0未満:心地よい夏の条件下
- 2.0以上:真夏と真冬の間(3シーズンモデル)
- 4.0以上:雪の上や寒い環境下
- 6.0以上:北極などの極寒の地
ベースキャンプのR値は6.0で、極寒の地でも使用できる水準です。
筆者は寒さに弱いですが、冬のゲレンデ近くで車中泊をしたときでも底冷えを感じずに、朝まで快適に眠ることができました。
ただし、上記の数値はあくまでも目安で寒さの感じ方は人それぞれです。
寒さが苦手な人は、R値が高めのマットを選ぶことをおすすめします!
サーマレスト『ベースキャンプ』をおすすめする人【2】キャンプや車中泊でも快適に眠りたい人
地面がキレイに整備されているサイトでも多少の凹凸や小さな石などはあるもの。
また、車中泊の場合、車種によってはフルフラットにしたとしても多少の段差や凹凸ができてしまいます。
キャンプや車中泊の際、そのちょっとした凹凸が気になって眠れないという人も少なくありません。
ベースキャンプは5cmの厚さに加え、ポリエステル素材のフォームが入っています。
そのため凹凸をほとんど感じることなく、キャンプや車中泊といったシーンでもストレスが少ない睡眠を確保できますよ!
サーマレスト『ベースキャンプ』をおすすめする人【3】体格が大きい人
ベースキャンプは3種類のサイズが展開されています。
一番大きいXLサイズは幅76×長さ196cmと広々としていて、体格が大きい人でも余裕をもって使えますね。
また、一番小さいRサイズでも54×183cmあり、広めのマットでゆっくりしたいという人におすすめできます。
ただし、軽自動車など小さな車での車中泊の場合、大きすぎるマットでは車内に収まりきらない場合も。
車中泊で使う場合は、寝床として確保できるスペースを事前に確認してからマットを選びましょう。
サーマレストのマット『ベースキャンプ』をおすすめしない人
ここまでサーマレストのベースキャンプの魅力を紹介してきました。しかし、キャンプスタイルによってはベースキャンプが合わないケースがあるかもしれません。
筆者がベースキャンプを使う中で感じた「ベースキャンプをおすすめしない人」をまとめたので、購入前の参考にしてください!
サーマレスト『ベースキャンプ』をおすすめしない人【1】荷物をコンパクトにしたい人
ベースキャンプは厚手で広々としている反面、サイズや重さもあり、収納時にかさばってしまうのが難点です。
そのため、バイクや公共交通機関でキャンプに行く人など、荷物をコンパクトにしたい人にはおすすめできません。
荷物をコンパクトにしたい場合、軽量かつコンパクトに収納できる自動膨張式マットのFAST&LIGHTシリーズがおすすめ。
FAST&LIGHTシリーズには、コンパクトさと汎用性の高さが魅力の『ネオエアーXライト』などがラインナップされています。
FAST&LIGHTは登山者やクライマーに推奨されているシリーズなので、バックパック1つでキャンプに出掛ける人にもピッタリですね!
サーマレスト『ベースキャンプ』をおすすめしない人【2】とにかく簡単に寝床の準備をしたい人
ベースキャンプは自動膨張式のマットなので、比較的簡単に準備が整います。
ただ、膨らむまでに多少時間がかかったり、息を入れて好みの固さに調整したりという手間があることも事実。
「寝床の準備はとにかく簡単に済ませたい!」という人にはあまりおすすめできません。
寝床の準備を簡単にしたい人には、バックカントリー向けのCLOSED-CELLシリーズがおすすめ!
CLOSED-CELLシリーズには、折りたたみ式マットとロール収納式マットがありますが、どちらも広げるだけで準備が完了します。
CLOSED-CELLシリーズの中でも特におすすめなのは、『リッジレスト ソーライト』のように、アルミ蒸着加工が施されたタイプのマット。
アルミ蒸着加工が施されているタイプのマットであれば断熱性が高くなるので、厳冬期を除く初春から初冬まで対応できますよ。