メレル カメレオンシリーズの現行モデルである『カメレオン 8 ストーム ゴアテックス』。この記事では、筆者がメレルのカメレオン8を発売日の2020年2月から、2020年12月末まで毎日履いてみた結果をレビューします。メレルのカメレオン8を1年近く履いて体感した良かった点や、使用していて劣化しやすかった部分を紹介しますので、購入を検討している人の参考になれば幸いです。
メレル『カメレオン 8 ストーム ゴアテックス』はタウンユースも可能! 基本性能をご紹介!
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筆者撮影
メレルのカメレオンシリーズは、高い機能性とデザイン性から、アウトドアのみならず、フェスシーンでの使用で一躍有名になった靴です。
そんなメレルのカメレオンシリーズから、第8世代モデルとしてリリースされたのが『カメレオン 8 ストーム ゴアテックス』。
カメレオン8は、防水透湿性に優れているGORE-TEX素材と、世界的に有名なソールメーカーVibram社の最新アウトソールを採用しています。それにより、高い耐久性に加え、全天候においてグリップ力を発揮するのが特徴です。
カメレオン8のサイズは0.5cm刻みで、25.0cmから30.0cmまで展開しています。重量は27cmでも480gと、アウトドアシューズらしい軽量も魅力。
また、カラーバリエーションはブラック・ライケン(カーキ)・フレイム(オレンジ)・アサイー(パープル)・ボタン(ブルー)の5色です。
メンズ向けのシューズではあるものの、サイズやカラー展開が豊富なので、夫婦やカップルで購入することもできそうです。
スコールや吹雪もなんのその! メレルのシューズ『カメレオン 8 ストーム ゴアテックス』レビュー
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筆者撮影:メレルのカメレオン8を10ヶ月履いた状態
筆者は、実際にメレルの『カメレオン 8 ストーム ゴアテックス』を毎日履いて、普段の生活から熱帯雨林のスコール、豪雪地帯での吹雪まで体験。その結果、カメレオン8ではスコールや吹雪でも水が染みることなく、快適に過ごすことができました。
また、カメレオン8は浸水しないだけでなく、余分な湿気を外に出してくれるので蒸れにくかったです。熱帯雨林など、高温多湿なところでも快適に履くことができました。
ただ、流石に凍結した場所では普通に滑るので、冬場に活用する際には注意が必要です。
ここからは、メレルのカメレオン8を1年近く履いてみた筆者の感想を元に、カメレオン8のおすすめポイントを詳しくご紹介していきます。
メレル『カメレオン 8 ストーム ゴアテックス』のおすすめポイント【1】透湿性が抜群で蒸れ知らず
メレルの『カメレオン 8 ストーム ゴアテックス』を春夏秋冬使ってみた結果、一番驚いたのは、夏でも蒸れを気にすることなく履けたことです。
カメレオン8の見た目は少しごつい感じで、少し暑そうにも見えますよね。しかし、優れた防水透湿性を持つ素材であるGORE-TEXのおかげで余分な湿気を外に出してくれるので、夏でもとても快適でした。
筆者はカメレオン8の前身モデルであるカメレオン7も履いていました。カメレオン8とカメレオン7を比較すると、カメレオン8ではグリップ力が強くなり、より滑りにくくなりました。
ちなみに、カメレオンシリーズはだいたい2年周期で新作がでます。
メレルのシューズはどれも耐久性が高いものの、普通に履いているとちょうど新作が出るころにソールがなくなってきて買い替え時期に……。そして、ついつい新作のカメレオンシリーズを買ってしまうのです。
このカメレオンループに入ると、筆者のようにカメレオンシリーズから離れられなくなるので要注意です……。
メレル『カメレオン 8 ストーム ゴアテックス』のおすすめポイント【2】1年近く毎日履ける耐久性
筆者が1年近く履いたメレルの『カメレオン 8 ストーム ゴアテックス』は、細かい部分が削れたり汚れたりしているものの、使用に支障するような破損はありません。
もちろん、特別な手入れをしていたわけではなく、泥が付いた時に水で洗い流していたくらいです。
1年近く毎日履いたにも関わらず、カメレオン8の表面に見られる破損は、サイドのプラスチック部分と、つま先のゴム部分のみです。
どちらも使用開始から3ヶ月程で破損。少し見た目は悪いですが水が染みたりするようなことはないので、気にせずに履き続けられました。
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筆者撮影:メレル カメレオン8のサイド破損
また、内部ではかかと部分の生地が半年ほどで破けてしまいました。こちらも見た目はイマイチですが、外に見える部分ではないこと、性能に変わりはなかったことから、筆者は特に気になりませんでした。
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筆者撮影:かかと破損
靴屋などには靴のかかとを補強・補修するためのアイテムが売っています。破けたら補修するだけでなく、破けることが気になる人は事前に補強しておいても良いかもしれません。