公式HPに載っていない細かいリニューアルポイントも!
前述したとおり、窓のメッシュの色が変わったり、スカート部分やフロアシートの色が変わったりと、公式HPに載っていないリニューアルポイントもいくつかありました。
リニューアルポイント1:付属のペグがかなり頑丈に!

筆者撮影 左:初代タケノコテント 右:タケノコテント2
左が『初代タケノコテント』に付属していた蓄光ネイルペグ。右が『タケノコテント2』に付属するスチールペグです。
一目見てわかるように、太さが全然違いますね!
『初代タケノコテント』のネイルペグの方は、比較的すぐ曲がってしまうので、筆者は鍛造ペグとの併用で設営していました。『タケノコテント2』のスチールペグは、ハンマーで打っても、簡単には曲がることがなさそうでした。
新しく鍛造ペグを買い足す必要がないのは嬉しいポイントです。
リニューアルポイント2:ポールの色・材質が変わった!

筆者撮影 上:初代タケノコテント 下:タケノコテント2
上のシルバーのポールが『初代タケノコテント』のサイドポール。下の黒のポールが『タケノコテント2』のサイドポールです。
色が変わっただけかと思いきや、スペックにも記載されている通り、アルミ合金からスチールに材質も変わったようです。
実は、これもかなり重要なポイントなんです。
タケノコテントは、構造上、風が強いと壁部分にかなり負荷がかかるようで、筆者の『初代タケノコテント』は、風の強い日にサイドポールが折れてしまったんです。
幸いにもテントに傷もなく、ポールのみ買い直しで済みましたが、折れたポールでテントに穴が開く……なんて危険性も、可能性としてはありますよね。

筆者撮影
写真ではどうしてもうまく写らなかったんですが、ポールの差し込み部分も補強されていました。
以前サイドポールが折れたときは、差し込み部分が折れ曲がってしまったので、差し込み部分が補強されたのは本当に嬉しいポイントです。

筆者撮影
同じように、センターポールもブラックになりました。艶消しブラックなので、シルバーよりかなりカッコよさが出ますね。
材質は、『初代タケノコテント』のときから変わらずスチール製です。
リニューアルポイント3:ロープと自在金具も変更!

筆者撮影
『初代タケノコテント』と比べ、『タケノコテント2』はロープが太くなり、丈夫さが増しました。
そして自在金具もオリジナリティ溢れるものに変わりました。ブラウンの自在、かなりおしゃれでかわいいです! ただ、個人的な意見としては、今までの自在の方が調整しやすかったです……。これは好みが別れるかもしれませんね。
充実のオプションパーツが数多く発売!
『タケノコテント2』の発売と同時に、様々なオプションパーツも発表されました。
『初代タケノコテント』と互換性があるものとないものがありますので、初代ユーザーの方もチェックしてみてください。
タケノコテント用オプションパーツ | 初代タケノコテント | タケノコテント2 |
グランドシート | 〇 | 〇 |
インナーマット | 〇 | 〇 |
インナーテント | × | 〇 |
シアター | × | 〇 |
ドレープ | 〇 | 〇 |
個人的なオプションパーツの目玉は、インナーテントです。
冬のタケノコテントは、広い分、幕内がなかなか温まらないことが難点です。インナーテントを取り付けられれば、温める範囲が狭くなるので、暖房の効率が上がると考えています。
しかし、『初代タケノコテント』への互換性ははし……!
『初代タケノコテント』と『タケノコテント2』を見比べてみて、インナーテントをどうにかして取り付けられないか、考察してみようと思います。
インナーテントは工夫次第で取り付けられるのか……?

筆者撮影 タケノコテント2のバックル
『タケノコテント2』の幕内についているパーツを調べてみたところ、床と壁の立ち上がりの境目にバックルが取り付けられていました。おそらくここが、インナーテントの方に付けられている対のバックルを取り付ける場所だと思います。

筆者撮影 初代タケノコテントのバックル
対して『初代タケノコテント』の同じ個所に取り付けられているパーツは、O型フックでした。
インナーテントを取り付けると思われるセンターポールのランタンフックと、壁と屋根の境目についているO型フックも、『初代タケノコテント』と『タケノコテント2』に大きな違いはありませんでした。
おそらく、インナーテントもシアターも、この床側のバックルに止めつけるため、『初代タケノコテント』との互換性がないということになるのだと思います。
インナーテント現物を見ていないので断言はできませんが、紐やカラビナなどで工夫すれば取り付けることも可能なのではないかと思います。同様に、シアターも工夫次第で取り付けられそうです。
DOD公式には、「『初代タケノコテント』とインナーテント&シアターは互換性がない」と発表されていますので、『初代タケノコテント』に取り付ける際はあくまで自己責任ということになりますので、注意してください。
同時にリニューアルしたグランドシートもかなりおすすめ!
以前使っていたタケノコテント用グランドシートも、『タケノコテント2』が発売されると同時にリニューアルされました。
『タケノコテント2』のフロアの色に合わせて、「色がブラウンに変更になった」くらいの変更点かと思っていましたが、実際に使ってみたら、今までの問題点が解消されていたんです!

筆者撮影
旧モデルのグランドシートは、サイドポールの下部分の突起が当たって、穴が開いてしまうユーザーが多発していました。グランドシートの補修シートは取り扱いがなかったので、筆者はAmazonで補修テープを探して、貼って対処していました。
さらに旧モデルのグランドシートが加水分解してしまったこともあり、このタイミングで新モデルに買い替えたのですが、シート自体がひとまわり小さくなっているではありませんか!

筆者撮影
この少しの差のおかげで、グランドシートにポール先端が直で当たることはなくなりました。

筆者撮影 (補修テープは裏側に貼られています)
その分、ペグダウン用のループが長くなっています。
少し小さくなったのは嬉しいポイントだったのですが、設置の際はうまく対角に引っ張らないと、きれいな八角形を作るのが少し難しくなってしまった気がします。

筆者撮影 左2本:初代タケノコテント 右2本:タケノコテント2
ちなみに、ポールの先端の突起部分も、鋭利なものから丸みがあるタイプに変わっていました。万が一グランドシートに当たっても、ダメージが少なくて済むようになっていますね。
また、ポールの上下もなくなりました。サイドポールをスリーブに挿す際の上下の確認がいらなくなったので、少し設営時間が短縮されますね。

筆者撮影
旧モデルにはありませんでしたが、ポールが立つ中心部分には、補強がなされていました。センターポールは最も負荷がかかる箇所なので、細かいリニューアルですがうれしいポイントですよね。
気になるみんなのクチコミは……?
実際に『タケノコテント2』を手にした方のクチコミをチェックしてみました!
さすが、期待されていたテントなだけあって、満足感の高いクチコミがとても多いようです!
タケノコテント2でのキャンプの様子も、とってもおしゃれで参考になりますね♪
テント重すぎん?笑
中にはこのような意見もありましたが、これだけ大きなサイズ感の割に約23.5kgと決して重いわけではありませんので、重さについての評価は個人差があるのかもしれませんね。
さらにパワーアップしたタケノコテント2! ファミキャンやおこもりキャンプにぜひ使ってみて

筆者撮影
約8.6畳という広さと、リビングスペース&寝室が一体になっている構造は、ファミリーキャンプに最適です。
中でも、小さなお子さんがいるファミリーには、お子さんがお昼寝中でも常に目が届く場所にいることができ安心です。ハイハイの時期の赤ちゃんも、ハイハイし放題!大人も一緒にゴロゴロできます。
そして、リビングと寝室の行き来が簡単なので、寒い時期には中で食事もできて、ぬくぬくおこもりキャンプが可能。
さらに、広い室内ならではのインテリアにこだわったりできるので、お気軽にグランピングも楽しめます。
これまでよりもさらに快適に、さらに使いやすくパワーアップした『タケノコテント2』。抽選販売になってしまいますが、気になる方はDODのHPをチェックして、抽選に応募してみてくださいね!

※メーカー公式サイトでは現在欠品中です(2021年1月6日現在)。今後の再販については公式サイトにて最新情報をご確認ください。