Jackery(ジャクリ)ポータブル電源700のスペック! 車中泊好きには嬉しい車載用充電シガーソケットも
【大容量700Wh】700Whの超大容量、キャンプから防災まで幅広く活躍できます。Jackery ポータブル電源 700は、最大電力500Wの機器が給電でき、多数の設備や端末に対応できます。液晶ライ...
Jackery(ジャクリ)【ポータブル電源700】のスペック | |
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容量 | 700Wh |
定格出力 | 500W |
瞬間最大出力 | 1000W |
充電温度 | 0℃~40℃ |
動作温度 | -10℃~40℃ |
サイズ | 幅299.7×奥行192.9×高さ191.5mm |
重量 | 6.3kg |
Jackeryは2012年にアメリカで創業した、主にアウトドア用電源の開発・提供を行っている企業。
創立メンバーにAppleの元バッテリーエンジニアが加わり、2015年には世界で初めてリチウムポータブル電源を開発するなど、高い技術力が魅力です。
また、「地球環境の保全に貢献する」という企業理念のもと、「エコな電力時代」を実現する企業として信頼を得ています。
Jackeryポータブル電源は4種類ある!
Jackeryには、容量240Wh、400Wh、700Wh、1000Whと4種類のポータブル電源が用意されています。
▼Jackeryポータブル電源240
【大容量・正弦波】240Whの大容量、キャンプ、車中泊、アウトドアで家庭用電源が使えて便利です。キャンプから防災まで幅広く活躍。停電や災害時、交流電源が使用できない時での備えにも最適です。Jacke...
▼Jackeryポータブル電源400
【大容量400Wh】400Whの大容量、キャンプ、車中泊、アウトドアで家庭用電源が使えて便利です。Jackery ポータブル電源 400は、最大電力200Wの機器が給電でき、多数の設備や端末に対応で...
▼Jackeryポータブル電源700
【大容量700Wh】700Whの超大容量、キャンプから防災まで幅広く活躍できます。Jackery ポータブル電源 700は、最大電力500Wの機器が給電でき、多数の設備や端末に対応できます。液晶ライ...
▼Jackeryポータブル電源1000
【Jackery シリーズの中で最も強力なモデル】Jackery ポータブル電源 1000は超大容量の278400mAh/1002Wh。アウトドアや災害時の電源確保にとても便利。 スマホ4台の同時充...
そんな中から、今回レビューするのは「Jackeryポータブル電源700」です。
筆者愛用のJackeryポータブル電源700とは
「Jackeryポータブル電源700」は、その名の通り容量は700Wh。
スマートフォンは約68回、パソコンは約10回、カメラは約30回の充電が可能で、キャンプや車中泊には安心の大容量です。
また、Jackeryのポータブル電源の中でも700Wと1000Wは、一般社団法人防災安全協会から防災製品等推奨品として認められています。
電気製品としての安全性に関する各種基準をクリアしているので、安心して使用できることも魅力の1つです!
付属品としてACアダプターと車載用充電シガーソケット、これらを収納するケースが付いてきます。
車載用充電シガーソケットが付いていると、キャンプや車中泊での連泊がしやすく嬉しいですね!
Jackery(ジャクリ)ポータブル電源700を使ってみて【充実した機能の魅力5つ】
ここからは筆者が車中泊キャンプで使用して感じた「Jackeryポータブル電源700」の魅力について、余すところなくお伝えします!
出力ポートが多く複数機器同時使用が可能
「Jackeryポータブル電源700」は、AC・DC・USBの3種類の出力が可能。
ACは2口、USBは3口あり、スマートフォンやタブレット、パソコンなどを同時に充電できるので、複数機器を同時に使いたい方やファミリーでも使いやすいのが嬉しいですね!
また、AC100Vコンセントには純正弦波が採用されており、パソコンやスピーカーなどのほとんどの精密機器が使用可能とのこと(ただし念のため事前にご確認くださいませ)。
キャンプ場や河原など、自然の中でのリモートワークにもピッタリのポータブル電源です。
ちなみに筆者もこの原稿の一部を、Jackeryポータブル電源700をかたわらに置いて、近所の河原で書き上げました!
尚、ポータブル電源には矩形波や修正正弦波を採用しているものもありますが、この2つの波形では使用できない電化製品は多くありますので、購入する際には注意しましょう。
定格出力500Wだから消費電力の大きい機器も使いやすい
定格出力とは「指定された条件下で機器類が安全に達成できる最大出力」のことです。
電化製品には消費電力が記載されていますが、使いたい電化製品の消費電力がポータブル電源の定格出力を超えてしまうと正常に作動しません。
これからポータブル電源の購入を検討している方は、使いたい電化製品の消費電力と、ポータブル電源の定格出力のチェックをお忘れなく!
「Jackeryポータブル電源700」の定格出力は500Wなので、複数の機器を同時に接続しても比較的安心して使用できます。
筆者が車中泊時によく使用する機器の消費電力は、
- 電気毛布(「強」の場合):約60W
- ノートパソコン:40W前後
- iPhone XS Max:10W(充電開始直後)
なので、全て同時に使用したとしてもまったく問題ありませんでした!
ちなみに、キャンプや冬の車中泊などで活躍する電気調理器は、比較的消費電力が多いものが多いです。
筆者が使用しているヤザワの「トラベルマルチクッカー」は、消費電力が250W。
海外滞在中でも、国内旅行中でもホテルや自動車内など電気さえ使えれば気軽に調理ができる電気調理器です。便利な電圧切替スイッチ付き、温度過昇防止安全装置付きです。100-240V/50-60Hz対応(消費電力最大360W、日本国内(100V)では250W)、海外でも変圧器なしで使用できます。
本体は約1kgと軽量で持ち運びもラクラク。収納サイズも約16 x 16 x 9cmと場所を取りません。
主な付属品:電気調理器本体、鍋(アルミ製 約1.3L)、どんぶり(PP)、ふた、スプ...
Jackeryのポータブル電源240と400の場合、定格出力は200Wのため、トラベルマルチクッカーは使用できません。
充電やパソコン作業以外にも電化製品を使用したいと考えている方には、Jackeryポータブル電源700は安心のスペックですね!
シガーソケットからの充電に対応しているから連泊も安心
付属品として車載用充電シガーソケットがあります。
そのため、車移動中に充電ができる点も注目ポイント。
車中泊をしながら連泊したり、複数のキャンプ場を巡るような旅行をしたりしたい方にはうってつけだと思います。
ただし、シガーソケットからの充電速度は自宅のコンセントで行う場合よりやや遅くなるため注意が必要です。
取っ手を折りたためるからスペースを有効活用できる
Jackeryポータブル電源700は、700Whの大容量に対しての本体サイズは小さめで、車中泊時に大幅に場所をとることはなくちょうど良い大きさ。
車中泊で夏場にサーキュレーターを使用したり、冬場に電気毛布を使用したりする場合におすすめです!
ポータブル電源の中には取っ手を折りたたむ事ができない物もありますが、そうなると上に物を乗せられなかったり、自宅や車内で収納したりする場合に案外場所に困ってしまうもの。
Jackeryのポータブル電源は取っ手を折りたためるため、充電中の機器をサッと上に乗せられたり、収納する際には何か他のものと重ねておいたりすることもできます。
また、取っ手の内側には滑りにくいゴム素材が施されており、持ち運びやすくなっています。
細かい点にまで気配りがされているポータブル電源という印象を受けました!
本体底面の加工のちょっとした工夫が◎
「Jackeryポータブル電源700」の底も、取っ手と同様に滑りにくいゴム製の素材となっています。
車の荷室は案外滑りやすく、運転中にキャンプ道具が滑り壁と衝突、なんて経験をした方は少なくないはず。
ポータブル電源の場合は衝突が原因で破損したり故障したりしてしまうリスクも考えられますが、「Jackeryポータブル電源700」の場合は滑りにくい工夫がされているので、その心配は少ないです。
また、本体底面のゴム素材の部分は円形に加工されており、本体上部の円形の溝にぴったりフィットするように設計されています。
そのため同じ容量のJackeryのポータブル電源同士であれば重ねての使用が可能なので、複数所有したい方には嬉しいポイントですね!