燃焼器具のプロフェッショナルSOTOが開発! 独自の発想が満載の焚き火台『エアスタ』をチェック
SOTOは、抜群の機能性とスタイリッシュなデザインで、キャンプ初心者から上級者まで、多くのキャンパーに愛されているブランドです。
調理器具や燻製用品など、さまざまなキャンプギアを扱っているSOTOですが、特に力を入れているのはバーナーやコンロなどの燃焼器具。
今回のギアキャンでは、長年、燃焼器具の開発に力を入れてきたSOTO独自の発想を詰め込んだ焚き火台『エアスタ』をご紹介します。
エアスタについて教えてくれたのは、SOTOを展開している新富士バーナー株式会社の坂之上さん。おぎやはぎのふたりの体験も交えながら、エアスタの魅力を解説していきます。
着火剤なしでよく燃える! エアスタシステムが魅力の『エアスタ ベース』&『エアスタ ウイング』
エアスタは、焚き火台の土台となる『エアスタ ベース』と、エアスタ ベースに装着する火床部分『エアスタ ウイング』を組み合わせて使う焚き火台です。
【スペック】
・サイズ(幅×奥行×高さ)
本体:使用時/250×250×215mm、収納時/100×340×215mm
フィンキャップ:106×106×42mm
アンダートレイ:274×274×7mm
・重量
本体:約1650g
フィンキャップ:約100g
アンダートレイ:約650g
・材質
本体:アルミニウム
フィンキャップ:ステンレス
アンダートレイ:鉄
エアスタ ベースとエアスタ ウイングは別売となっており、エアスタ ウイングには2~4人用Mサイズと、4~8人用Lサイズの2種類があります。
【スペック】
・サイズ(幅×奥行/1枚)
335×165mm
・重量(1枚)
約315g
・材質
ステンレス
【スペック】
・サイズ(幅×奥行/1枚)
433×226mm
・重量(1枚)
約505g
・材質
ステンレス
ウイングのサイズ展開があるために、各自のキャンプスタイルにマッチした大きさが選べるのが嬉しいポイントです。
そんなエアスタの最大の特徴は、エアーアシストスタートシステムで、高い燃焼効率を実現している点!
エアーアシストスタートシステムは、風を取り込んで火種が安定して燃えるようにアシストする構造のことです。この構造により、太い薪への着火も容易になっています。
通常、風があるときは火種が風に消されてしまい、火起こしが難しく感じやすいですよね。しかし、風の力で燃焼効率をアップさせるエアスタなら、風があったほうがよく燃えるようになるんです。
うちわなどで軽くあおぐだけで燃焼効率をアップさせられるため、無風のときでも着火剤を使う必要はなし。このように、エアスタは環境に左右されず、いつでも使いやすい焚き火台となっています。
SOTOの『エアスタ』は組み立ても片付けも簡単な焚き火台! おぎやはぎが使い心地を体験レビュー
エアスタは組み立てが簡単なうえに、燃焼効率のよさから燃えカスが少なく、片付けも楽チンなのが魅力です。
実際に、エアスタの使い心地をおぎやはぎのおふたりが体験してみました。
まずはエアスタ ベースの足を90度に広げます。
次に、エアスタ ウイングをエアスタ ベースに1枚ずつ取り付けます。
エアスタ ベースの中心についているフィンキャップを外し、フィンキャップをアンダートレイの中央にはめ込みます。
これでエアスタの組み立ては完了。
着火するときは、最初に火種となる乾燥した小枝を、エアスタ ベース中央の筒に刺していきます。
刺すの!?
え~!新しい!
小枝を置くのではなく、刺す構造に小木さんと矢作さんも驚きを隠せない様子。
小枝を刺したら、下から点火します。
燃焼効率のよいエアスタですが、火の付け始めは細かい小枝など、燃えやすいものを使うと着火がよりスムーズです。
点火するとあっという間に燃えていきます。ただ、風の力で燃焼効率が高まる構造のため、無風のときはうちわであおぐなどして、燃焼効率を高めましょう。
火が安定してきたら、太い枝を入れていきます。
徐々に太いものを入れていき、最終的には薪をそのまま入れられます。
着火剤なしでもよく燃えるところに、エアーアシストスタートシステムの底力を感じますよね。
これ気に入っちゃった! なんで今までこれ使わせてくれなかったんだろ?
焚き火するときって横にくべていくじゃん? でも、縦にやったときの火の上がり方ってすごいのね!
あまりの使い心地のよさに、おぎやはぎのふたりもすっかりエアスタの虜になっていました!
『エアスタ』の使い道は幅広い! 別売のオプションと組み合わせてさまざまな料理を楽しもう
エアスタは焚き火台としてだけでなく、調理にも活用できるよう別売のオプション用品が展開されているのも特徴です。
オプションは、スタンド・焼き網・グリル・ロストルの4種類。ここからは、オプション用品の特徴や使い道についてご紹介していきます!
エアスタ スタンド
エアスタ スタンドは、エアスタで焼き網やグリルを使用するためのアイテムです。
使うときはエアスタ本体の上に設置するだけでOK。また、スタンド脚を折りたたんでコンパクトにまとめられるので、持ち運びや収納に困らないのも嬉しいポイント。
串焼きであれば網やグリルを使わずに、そのまま載せて焼くこともできそうです。
【スペック】
・サイズ(幅×奥行×高さ)
ウイングL対応位置:640×303×313mm
ウイングM対応位置:625×303×272mm
収納時:544×303×82mm
・重量
1.16kg
・材質
鉄(クロームメッキ)
エアスタ 焼き網
エアスタ 焼き網は、エアスタ専用の焼き網で、エアスタ スタンドと組み合わせて使います。
焼き網があれば、そのまま食べ物を焼いて楽しめます。「キャンプでのBBQは絶対に外せない!」という方には特におすすめです。
エアスタ本体やスタンドとともに焼き網も揃えれば、エアスタが「焚き火台」から「調理器具」へと進化を遂げます!
【スペック】
・サイズ(幅×奥行×厚さ)
375×270×5mm
・重量
300g
・材質
鉄(クロームメッキ)
エアスタ グリル
エアスタ グリルは、焼き網と同様にエアスタ スタンドと組み合わせて使う、エアスタ専用のグリルです。
グリルがあれば、焼きそばやお好み焼き、チャーハンにチーズタッカルビなど、さまざまな焼き物料理が楽しめるように。焼き網と違って油などが落ちず、火床を汚してしまう心配がないので、焼肉やステーキなども手軽に楽しみやすいです。
【スペック】
・サイズ(幅×奥行×厚さ)
453×290×31mm
・重量
2.25kg
・材質
鉄、アクリルクリア塗装
エアスタ ロストル
エアスタの中央に置いて使う、エアスタ専用ロストルです。
ロストルによってエアスタ中央に炭を置けるようになるので、エアスタを使って炭火調理が楽しめます。またスキレットなどの調理器具を上に載せて調理するのも可能になって一石二鳥。エアスタをGETしたらまず導入したい便利アイテムです。
【スペック】
・サイズ(幅×奥行×厚さ)
200×200×7mm(使用時・本体のみ)
・重量
210g
・材質
ステンレス
機能も見た目も満足すること間違いなし! SOTOの『エアスタ』で焚き火をもっと楽しく簡単に
エアーアシストスタートシステムという、SOTOならではの独自構造が魅力のエアスタ。燃焼効率のよさや調理にも使える機能性だけでなく、無駄のない洗練された見た目もキャンパーの心を掴む一因となっています。
焚き火台の購入を考えている方は、ぜひエアスタも候補に入れてみてはいかがでしょうか。
今回のギアキャンの様子はYoutubeで公開中!
エアスタの使い心地をもっと詳しく知りたい方は、ぜひYoutubeもチェックしてみてくださいね。