アラジンの石油ストーブ「ブルーフレームヒーター」の基本性能を紹介! 着火方法も写真付きで解説
アラジン「ブルーフレームヒーター」の基本性能を紹介します。
アラジンの石油ストーブ「ブルーフレームヒーター」BF3912-Kのスペック | |
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重量 | 8.5kg |
タンク容量 | 4.1L |
燃焼持続時間 | 15時間 |
使用燃料 | 灯油 |
暖房目安 | 木造/7畳、コンクリート/10畳 |
上記のスペックだけを見ても「実際のところはどうなの?」がわかりにくいと思いますので、重要な部分をくわしくご紹介します。
暖かさはどれくらい?
正直、室内で暖を取るのが目的ならエアコンやファンヒーターを使ったほうが確実に暖かいです。
では、このストーブに何を求めるのか。それはロマンとカッコ良さです。それだけはどのストーブにも負けないと筆者は思います。
また、電気が使えないキャンプなどにおいては、石油ストーブが暖房器具として活躍すると思います。
着火方法を写真付きでご紹介
使い方ですが、詳細は本単に付属している取り扱い説明書に事細かに記載されているので、必ずそちらを読みましょう。
今回は着火方法を紹介します。
こちらの製品は自動着火ではなく、手動着火なのでライターやチャッカマンを用意しましょう。ちなみにライターだと着火時に手が熱いので、チャッカマンをおすすめします。
まずこちらのつまみを解除して、本体を開けます。細かなメッキが男心をくすぐります。
芯を出して着火の準備をします。
チャッカマンで火を付けます。1か所だけだと火の回りが遅いので、3か所ほど付けましょう。
この時、写真の様に火が大きく上がるので気を付けてください。初めはけっこうびっくりします。
周囲に燃えやすいものを置かないように注意しましょう。
火を調節して完成です。この青い火がとても魅力的で、このストーブ最大の特徴です。
カラーのラインナップは3色
筆者が持っているブラックを含め、以下3色のカラー展開があります。
【注意】
石油ストーブを使う場合は、以下のことに注意しましょう。
- 必ず換気の良い場所で使用すること(一酸化炭素中毒を防ぐ)
- テントやタープが熱で溶けないよう距離を置く
- ガス缶などを周りに置かない(爆発の危険あり)
- 燃えやすいものを周りに置かない(燃え移る危険あり)
【アラジン「ブルーフレームヒーター」のメリット】細部までカッコ良い! メンテナンスをすれば半永久的に使えます!
筆者が使用してみてメリットだと感じた3点紹介したいと思います。
ロマンあふれる製品なので機能性も含め、ときめいたポイントを紹介します。
- 見た目のかっこよさ
- 湯沸や調理にも使える
- 長く使える&メンテナンスサービスあり(有料)
上記3つのメリットを詳しく説明します。
メリット1)最大の特徴!細部までカッコ良い!
最大の特徴は、なんといってもカッコ良さです。
エンブレムからダイヤル、細部のメッキまで作りこまれています。部屋の中にあるだけで存在感があり、日々の生活がわくわくするような一品です。
極端な話ですが、暖房器具として使わずにアンティークとして置いておくだけでも十分な程です。(※筆者はしっかり使用しています)
メリット2)もちろんお湯が沸かせます!煮込み料理にも最適
多くの石油ストーブがそうであるように、ストーブの熱を利用してお湯を沸かすことができます。
電気ケトルやポットを使わずとも、ヤカンや鍋にお湯を入れてストーブの上においておけばお湯が沸きます。
お湯が沸き始める時のからからとした音が心を和ませてくれます。
また、長時間煮込む料理を作るときはこのストーブを使用すれば、ガス代の節約に繋がるのでおすすめです。
メリット3)メンテナンスを続ければ長く使えます!一生モノの買い物!
この製品は90年以上、姿を殆ど変えずに販売されてきました。少しずつ、マイナーチェンジを繰り替えて性能向上はしていますが、大本の姿は変えていません。
そのため、部品が流通しているので、壊れた部品を交換すれば半永久的に使うことができます。
構造も単純なため、特殊な技術や工具もいらずに個人で修理を行うことができます。
【補足】
ちなみにメーカーが行っている「愛情点検」というサービスもあります(有料)。専門スタッフが点検し、芯の交換などを行ってくれるものです。
最新のものだけでなく、ビンテージ品も人気があるため、ビンテージストーブ専門店もあります。自分好みの年式を探してみるのも楽しみかたのひとつです。
【アラジン「ブルーフレームヒーター」のデメリット】キャンプなどで石油ストーブは大型でちょっぴり持ち運びが大変
アラジン「ブルーフレームヒーター」のデメリットをまとめました。
デメリット
- テント内での使用はできない
- 大型で持ち運びが大変
- 高価
基本的に石油ストーブ共通のデメリットですが、酸化炭素中毒の危険があるのでテント内での使用はできません。
また、ご自宅等の屋内での使用を目的とした製品で大型なので持ち運びやすいものではありません。アラジンの「ブルーフレームヒーター」の屋外使用はメーカーは推奨していませんので、あくまで自己責任です。
デメリットを解消できる!アラジン「ポータブル ガスストーブ」
「ブルーフレームヒーター」は高価なものなので、なかなか自己責任でキャンプで使用するのはちょっと…という方には、屋外や持ち運びを想定したポータブルタイプの暖房器具がアラジンから発売されています。
また、燃焼部には2層の赤熱メッシュを採用したことで弱燃焼時でも暖房能力が高く、...
【おすすめする人】アラジン「ブルーフレームヒーター」は冬キャンプ用に最適! 性能もビジュアル面も満足間違いなし!
この製品をおすすめする人を2点に分けて紹介します。
ひとことで言うと、前項までを読んで心ときめいた人は買って間違いないです。
おすすめする人1:ロマンとカッコ良さを求める人
利便性や機能性をよりもロマンやカッコ良さを求める人に、この製品をおすすめします。
前項でも紹介しましたが、とにかくに存在感がありカッコ良いです。1台あるだけで部屋の様子が変わります。
もちろん、空間を暖める能力も十分あります。電気が必要ないので、特にキャンプで使用を考えている人は、性能とビジュアルの両面で満足すること間違いなしです。
おすすめする人2:冬キャンプの暖房を探している人
冬キャンプ用に石油ストーブを探している人は、この製品をおすすめできます。
他の製品と比べると、少し値段が高いところだけが玉に傷ですが、手入れをしていれば一生使える品なので長期的に見れば高い買い物ではありません。
ビンテージ品も人気なので、新品で買って大切に使っていれば数十年後には買値より高く売れるかも・・・夢のある一品です。