コールマン2021年新製品「シングルガスストーブ120A」を紹介! 基本スペックから構造まで徹底解説

写真提供:コールマン
「シングルガスストーブ120A」の基本スペックや構造について、みーこパパが細かくチェックしていきます!
使用サイズ | High 約37 x 23 x 23(h)cm Low 約31 x 23 x 15 (h)cm |
収納サイズ | 約31.5 x 12.5 x 25(h)cm |
火力 | 約2,150Kcal/h(2.5kw) |
ガス消費量 | 170g/h |
燃焼時間 | 約3時間(470gレギュラー缶使用時) |
重量 | 本体約2.3kg/ケース込み約2.9Kg |
耐荷重 | 約10kg |
付属品 | キャリーケース |
希望小売価格 | ¥8,091(税別) |
「シングルガスストーブ120A」まずは収納状態からチェック!

筆者撮影
シングルガスストーブ120Aは、真っ赤なコールマンレッドのトランク型キャリーケースに収まっています。ケース素材はプラスチック。収納サイズは約31.5 x 12.5 x 25(h)cmです。

筆者撮影
ケースのハンドルは平たく畳めますので、運搬時には出っ張りも少なめな箱型になります。基本的にはオートキャンプ向けですが、ケース込みで2.9kgとそれほど重いものでもありませんので、日帰りピクニックなどにも使えます。

筆者撮影
ケースを開けると、本体は横向きに入っています。正しい向きでしか入りませんでしたので、ケースのフタが閉まらない時は向きを変えてみてください。
「シングルガスストーブ120A」脚の高さはハイとローの2段階から選択可能!

筆者撮影
ケースから出しました。いやはや、既にかっこいいですね!
脚を畳んでいる状態で、このままでは使えません。高さをローかハイか選んで、どちらかによって脚を開きます。

筆者撮影
こちらはハイモード。OD缶の470g入りを使う場合は、ハイのみになります。230gのOD缶を使う場合は、ハイとローどちらも大丈夫です。
地面に直接シングルガスストーブ120Aを置く場合、ハイの方が手元に近くできるので扱いやすいです。

筆者撮影
こちらは長い脚を畳んで短い脚を起こしたローモード。高さのあるテーブルの上などで使う場合は、こちらの方が扱いやすいです。
もちろんハイモードを卓上で使うことも、ローモードを地面で使うことも可能です。

筆者撮影
ハイモードの脚には滑り止めが付いておりますので、使っている最中にストーブ本体が滑ってしまうこともありません。

筆者撮影
ハイとローの切り替えは、どの脚を起こすかで変わります。ローモードの脚には特に滑り止めはありませんが、特に滑りが気になることはありませんでした。

筆者撮影
ハイモードの脚は開いただけでロックがかかるため、折り畳みたい時は赤いボタンを押しながら脚を収めます。ローモードの脚にはロックはありません。

筆者撮影
ローモードでは左側のみ脚があり、右側はOD缶が支えます。缶の底の接地面積が大きいので、滑り止めがなくても滑りにくいようですね。OD缶にカバーなどをすると、カバーの形によってはシングルストーブ全体が傾いてしまうのでおすすめしません。

筆者撮影
OD缶のセット方法は、本体側と角度を合わせてねじこみます。明るいところでやれば、まず間違えることはないでしょう。

筆者撮影
OD缶をセットしたまま収納ケースにしまうことはできません。ケースが閉まらなくなります。ガス製品全般、使わない時はボンベを外しておくのが望ましいです。このケースを使う限り、ガス缶の外し忘れも無くなります。
「シングルガスストーブ120A」ゴトクとバーナーヘッド周りをチェック!

筆者撮影
ゴトクと汁受けはステンレス製。分解は基本的にできませんが、拭くだけでもある程度キレイになります。

筆者撮影
溝がありまして、多少の吹きこぼれはここに溜まって本体奥側には流れません。拭き取りも簡単です。大量に吹きこぼしてしまった時は溢れてしまいますので、なるべく早く掃除しましょう。
ゴトクの付け根など狭い場所に油が飛ぶと、そこはやはり拭きにくいです。

筆者撮影
ゴトクの中心幅は約74mm。これより大きな鍋を使いましょう。

筆者撮影
底面の直径が約75mmの320mlシエラカップがギリギリ載りましたが、落ちそうで怖いので実質使えません。クッカーならソロ用でも10cm以上はありますので、問題ありません。

筆者撮影
逆に大きな鍋ですが、23cmの大鍋は普通に使えます。ソロキャンプに限らず、ファミリーキャンプでも使えますね。
ダッチオーブンの場合は8インチ(約20cm)までの大きさを使用してください。これは大きなダッチオーブンを使った際、ガスボンベまで輻射熱で温まってしまうことを避けるためです。安全マージンを取って8インチという数字になっているので、これは遵守しましょう。
同様に自宅で鍋を囲む時に使う際は、直径27cmまでの大きさの鍋ですと使用可能となっています。それ以上の大きさの鍋は、ゴトクには載りますが、安全のために使わない方が良さそうです。

筆者撮影
点火はダイヤルを押し込みながら、左端いっぱいに回すだけです。自動点火装置が付いておりますので、とても簡単です。

筆者撮影
バーナーヘッドは大型で、カセットコンロのものに近いです。小型シングルバーナーにありがちな、炎が一点に集中してしまってムラになることもありません。
火力は約2,150Kcal/h(2.5kw)とアウトドア用コンロとしては一般的な数値ですが、鍋底の広い範囲に炎が当てられるので、お湯が沸くまでの時間が速く感じます。

筆者撮影
真横から撮った写真です。汁受けが壁となり、バーナーヘッドのガス噴出口を隠しています。このためバーナーヘッドが露出している場合に比べ、横風にも強くなっております。
コールマン「シングルガスストーブ120A」実際に使ってみての感想! 大きめな鍋も使用可能!
「シングルガスストーブ120A」は、性格としてはソロキャンプやファミリーキャンプのサブバーナーという立ち位置の商品なのですが、実際にファミリーキャンプで使ってみると、また違う気づきがありました。

筆者撮影
直径23cmの大きめな鍋も普通に使えるため、ファミリーキャンプのメインバーナーとして十分使えます。実際にこの「シングルガスストーブ120A」のみで鍋物と炊飯を行いましたが、十分な働きでした。
筆者が普段メインで使っているバーナーの方が、最大火力の数値は2,500kcal/h(2.9kW)と上です。しかし炎が中心に集中するバーナーヘッドのため、大鍋を使った際に体感できる火力は「シングルガスストーブ120A」の方が上に感じました。

筆者撮影
強火はもちろん、トロ火で長時間煮込み料理も難なくできます。実際にキャンプでは、1時間半トロ火で使用しました。一通りの料理を任せられますね。

筆者撮影
気温が約10℃と涼しい環境でも、コールマンのレギュラーガスは全く問題なく使えました。0℃近く寒くなるような時は、低温に強いイソブタン入りスーパーガスを用意しましょう。
耐風性も良好でして、風速1~2m程度の風では風防も不要です。このバーナーに限った話ではありませんが、小さい鍋を使う際は風の影響を受けやすくなるので風防を立てましょう。
コールマン「シングルガスストーブ120A」はソロキャンプだけじゃもったいない! デザインも性能も◎

筆者撮影
「シングルガスストーブ120A」はコンパクトでかわいい見た目に反して、本格的な使用にもしっかり対応するバーナーでした!
必要十分な火力と耐風性の高さもさることながら、特に大きな鍋も問題なく使えるというのはファミリーキャンパーにも嬉しい点です。
コールマン製ガス機器と燃料を共通で使えますので、ノーススターやルミエールなどのガスランタンを使っている方には特におすすめです。
色も鮮やかで、キャンプサイトでも目を引く存在です。
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