磯遊びを楽しむコツ① 潮だまりができるタイミングを見極めて海の生きものを発見しよう
◆潮汐表で干潮時のタイミングを事前に調べる
海水は月の引力で満ち引きをしています。この海水面の水位が定期的に満潮と干潮を繰り返す現象を推定した表のことを潮汐表(ちゅせきひょう)または潮位表と言います。
磯遊びをする際は事前に、この潮汐表で干潮、満潮のタイミングを確認しましょう。
タイミングを干潮時に合わせていければ、水面が下がり潮だまりに水辺の生きものがたくさんいる様子が観察できます。合わせて、満潮になる時間も調べていきましょう。
ついつい楽しくて岩場をどんどん進んでしまい、満潮になって海水が増えてしまい陸に戻れなくなってしまうなんてことにならないように注意してくださいね。
気象庁の潮汐表(潮位表)はこちら!

磯遊びイメージ
磯遊びを楽しむコツ② マリンシューズ・グローブ・網・ライフジャケット・図鑑などを準備する
◆マリンシューズや脱げにくいサンダルを履く
磯遊びをする場合は必ずマリンシューズや脱げにくいサンダルを持参していきましょう。
岩場は滑りやすかったり、岩がゴツゴツしている場合もあり、素足だと怪我をしてしまう原因になる場合もあるので滑りにくいマリンシューズがあると安心です。
筆者が以前から愛用しているのはKEENのサンダルです。つま先を保護してくれるデザインなので、ぶつけて怪我しがちな、つま先を守ってくれます。
キーン(KEEN) サンダル クリアウォーターCNX レディース

キーン(KEEN)スティングレイ キッズ ウォーターシューズ

◆グローブを付ける
岩場はゴツゴツしていたり、毒のある生き物だと気づかずに素手で掴んでしまい刺されてしまっては大変です。小さなお子さんにはグローブをつけるようにしてくださいね。安心感にもつながります。
リーフツアラー 子供用マリングローブ RG-200
◆海の生きものを捕まえる道具を持参する
水だまりには、様々な海の生きものがたくさんいます。動きの遅いヤドカリなどは手で持つことができますが、小さな魚などは動きが早く素手で捕まえるのは大変です。
そこで、小さな網があれば救って捕まえることができるので準備しましょう。捕まえた生きものはバケツや水槽に入れて観察してみましょう。(観察した後は海に逃がしてあげてくださいね)
筆者が使っているのは、息子が3歳のとき誕生日プレゼントで選んだ、のぞきめがね、魚網2種類、観察ケース、収納ケースがセットになっている「川磯遊び観察セット2」です。
魚網や観察ケースなどは個別で100円ショップやホームセンターなどで安く手に入れることができるのでそちらで購入しても良いと思います。
セットになったものは収納ケースが付いているので、コンパクトになる点はおすすめですよ。息子は5歳になった今でも磯遊びの時に持参して使っています。

「川磯遊び観察セット2」で磯遊びする息子
川磯遊び観察セット2
◆ライフジャケットを着用
磯遊びをしている途中で潮が満ちてきて、さっきまで歩けた場所が海の中に沈んでしまったり、場所によっては水深が深くなっている場所もあるので、子供はライフジャケットがあると安心です。
自然の中での水遊びは、水位や流れが読めない場所もあるので、命を守るためライフジャケットは必ず準備していきましょう。
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ライフジャケットを着て磯遊びをする息子
◆魚の図鑑(海の生物図鑑)などで事前に調べたり持参したり
捕まえた魚など海の生物図鑑と照らし合わせて、調べることで理解を深めることができます。
また、海には毒をもった魚や刺されると危険なものもいるので、磯遊びに行く前にはあらかじめ子供と一緒に調べておくと安心です。
小学館の図鑑 NEO 魚


◆その他!(近くの市場に寄って新鮮な海鮮を食べる)
海の近くには、新鮮な魚が食べられるような市場がある場合が多いので、磯遊びを楽しんだ後に海鮮を食べて腹ごしらえをするのはいかがでしょうか。
海鮮丼や目の前で焼いてくれるサザエやハマグリの味は格別です。
海の近くでキャンプをする場合は、市場で新鮮な魚介を購入してキャンプ場で焼いて食べるのも贅沢な楽しみ方ですね。
次に関東近郊で磯遊びが楽しめるスポットを3つご紹介します。
筆者は普段磯遊びに行くときは、Google MAPで磯遊びができそうな場所を探して行くことが多いです。
関東近郊で磯遊びが楽しめるのは大きく分けて、「茨城県」「千葉県」「神奈川県」あたりの海岸が気軽に磯遊びが楽しめるスポットではないでしょうか。
他にも穴場スポットはたくさんあると思いますが、今回は比較的有名なポイントをご紹介しますね。
磯遊びスポット①「茨城県/大洗公園」! 太平洋に面した自然豊かな海岸が広い範囲に渡って続く
茨城県にある「大洗(おおあらい)公園」は太平洋に面し、南は大洗磯崎神社から北はアクアワールド(水族館)辺りまで自然海岸が広がる公園です。比較的なだらかな海岸で、干潮時には平らな磯となるため小さなお子さんでも安心して遊ぶことができます。
公園内には大駐車場やトイレもあり、海岸は目の前のためとても便利ですよ。