1.初心者におすすめな釣り方『コマセ真鯛釣り』 撒き餌を撒いて狙う! ただし船全員の連携・個人の技術が必須
釣り方1:コマセ真鯛釣 ルアー釣りより単純で初心者向き!
コマセ真鯛釣りとは、船釣りにてコマセ(撒き餌のこと)を撒いて真鯛を寄せて釣る方法です。コマセはオキアミを使用します。付けエサも同様です。
わかりやすく説明すると、餌の入ったカゴと針と糸の仕掛けを使用して、真鯛を狙う釣り方です。
カゴからでる餌を求めてやってきた真鯛が、間違えて針付きの餌を食べることによって、釣られてしまうという構図。
基本的に、ルアー釣りの様な難しいアクションは必要ありませんので、初心者におすすめです。
しかし、侮ることなかれ。コマセの交換タイミングや、真鯛の活性状況を見極めて行う餌の付け方などを極めていくと、奥が深い釣り方です。
また、餌を撒いて真鯛を集める為、船の中でひとりでも指定のタナ(仕掛けの水深)を守らないと、真鯛が散ってしまい釣果が悪くなります。
船全員の連携と個人の技術、この2つが噛み合った時に爆釣が狙える釣り方なのです。
おすすめの仕掛け1:OWNER(オーナー) T-4.5 マダイ 2本鈎4.5m
2.針と重りが一体化した仕掛け『1つテンヤ』で真鯛釣り ゲーム性が高い釣り方で大型の真鯛が釣れたときの達成感がたまらない
釣り方2:1つテンヤ 弱ったエビを演じるのがポイント
1つテンヤ釣りとは、「テンヤ」と呼ばれる針と重りが一体化した仕掛けに餌を付けて、真鯛を狙う方法です。
真鯛を狙う場合、餌にはエビを使用します。
通常は冷凍の物を使用しますが、船宿によっては生きたエビを用意してくれる場所もあります。もちろん、生きエビのほうが食いが良いです。
釣り方としては、海底で弱ったエビを演じるようにテンヤを動かします。
外道でおいしい魚が釣れることが多いため、お土産を多く持ち帰りたい人にもおすすめの釣り方です。
ただし、なるべく真鯛に違和感を与えないように軽いテンヤ、細い糸、柔らかい竿を使用するため、ゲーム性が高い釣り方でもあります。
そのため、リールの調整(ドラグ調整)や魚とのやり取りをミスすると、すぐに糸を切られてしまうので注意が必要です。
その分、大型の真鯛を釣り上げた時の達成感はたまらないものなので、是非チャレンジしてもらいたいです。
おすすめの仕掛け2:シマノ(SHIMANO) 炎月 一つテンヤIII 4号 RG-H04Q 01T
3.真鯛以外も釣れちゃう仕掛け『タイラバ』 釣り方は底まで落としてゆっくり一定速度で巻き上げるだけ!
釣り方3:タイラバ 釣り初心者が覚えておきたいポピュラーなアイテム
タイラバとは、ヘッドと呼ばれる重りの下にネクタイ・スカートと呼ばれるシリコンやゴムでできたヒラヒラが付いているルアーです。
言葉で説明しただけでは「そんな物で魚が釣れるか!」と思いますよね。まずは、写真で実物を見てください。
…写真を見ても「こんな物で釣れるか!」と思いますよね。だがしかし、これで真鯛が釣れるのです。
釣り方としては、タイラバを底まで落とし、ゆっくりと一定の速度で巻き上げるだけ。
巻き上げていると、コツコツとした小さなあたりがあります。ここで惑わされずに一定の速度で巻いていくと、ぐっと竿が重くなり真鯛がヒットします。
おすすめの仕掛け3:シマノ(SHIMANO) タイラバ 炎月 タイガーバクバク
面白いことに、この仕掛けで釣れる魚は真鯛だけではありません。根魚(アラカブ、アコウなど)青物(ヒラマサ、ブリなど)も釣れます。
このヒラヒラ、釣りをやったことがない人には不思議に感じると思いますが、ブラックバス釣りのルアーでもラバージグという同じようなヒラヒラ系のルアーがあるように、釣り界ではポピュラーな存在です。