無印良品の『頑丈収納ボックス』は椅子になる! 丈夫&積み重ね可能で自宅の保管用・車の積載に便利でキャンプにおすすめ
無印良品から販売されている『ポリプロピレン頑丈収納ボックス』。その名の通りとても頑丈で、蓋の耐荷重はなんと100kg。子供から大人まで、腰かけとしても使用できます。
積み重ねることができるので、自宅での収納はもちろん車への積載にもぴったり。キャンパーに人気なのも頷けます。
本体は、真っ白でシンプルなデザイン。そのままでも様になるし、お好みのステッカーを貼って自分なりにカスタムするのも良いですね。
サイズは、特大・大・小の3種類あります。それぞれのキャンプスタイルに合わせてサイズを選択することができるのも、多くのキャンパーに支持される理由のひとつです。
無印以外のメーカーからも、同じサイズのボックスが出ています。カラー展開が違うだけで、耐荷重も寸法もほぼ一緒です。
自分のサイトのテイストに合わせて、好きなカラーのメーカーを選んでもいいですね。
無印良品の『頑丈収納ボックス』と100均セリアの『すのこ』でサイドテーブルを作ろう 今回のDIYに必要な道具をご紹介
今回は、収納ボックスの大サイズに合わせてDIYしました。サイズはすべて大サイズに合わせて用意したものですので、ご注意ください。
準備したもの
【材料(収納ボックス大サイズ用)】
◆セリアの桐すのこ(33×37cm)・・・4個
◆カバンテープ(120cm長)・・・1個
◆10mm角くらいの棒(58cm)・・・2本
◆ニスやミツロウなどの塗料
【必要な道具】
◆のこぎり
◆やすり(粗目も細目もあると便利)
◆ペンチ
◆タッカー
◆タッカー用の針
◆ハケ
塗装やニスを塗らない場合、塗料とハケは必要ありません。
セリアで購入したすのこ以外の材料は、ダイソーなどの100円ショップでも揃えることができます。タッカーはダイソーで300円で販売されています。針は別売りなので、忘れずに購入してください。角材は、10×10mmのものがなかったので、10×21mmの角材にしました。
100均セリアのすのこを分解してサイドテーブルのトップを作る 無印の頑丈収納ボックスにフィットするように木材をカット!
今回は大サイズの収納ボックスに合わせて作っていきます。
1.すのこを分解する
木材は釘と接着剤でくっついていますが、比較的軽い力でも取り外すことができます。
しっかりくっついている箇所は、マイナスドライバーなどを使っててこの原理を利用し取り外してみてください。力任せに外そうとすると割れてしまって使えなくなってしまいますので、丁寧に進めましょう。
板側に釘がついてきた場合は、ペンチで取り外しましょう。
すべて取り外せました。
2.すのこの支えとなる角材をカットする
頑丈収納ボックスの中には格子状のでっぱりがあり、そのまますのこを配置することができません。そのため、すのこを支えるための角材を置きます。
買ってきた角材を、蓋の長辺の寸法に合わせてのこぎりでカットしましょう。今回作っている大サイズの横幅は58cmなので、58cmにカットします。
のこぎりの切り口はギザギザになっているので、切り口が滑らかになるように、やすりでしっかり削っておいてください。
角材を2本カットし、ボックスに設置します。
3.余分な部分をカットする
ボックスの四隅はなだらかなカーブになっているので、すのこ板の端になる部分に鉛筆でカーブの形状を写し書きします。
このようにカーブを写し取りましょう。
余分な部分をのこぎりでカットしていきます。このあとやすりで削るので、おおまかにカットしても大丈夫です。
鉛筆の線に合わせて、やすりで削っていきます。木が柔らかいので、比較的簡単に削ることができます。
滑らかになるように、目の細かい紙やすりで仕上げしました。
これで、すのこ板の下準備は完了です。
4.塗装をする
このまま、すのこの無垢な状態でもいいのですが、筆者は長持ちさせるために塗装をします!
ダイソーにもセリアにも木部工作用の『水性ニス』が売られています。ニスを塗る場合は、ハケも必要ですので一緒に購入しておきましょう。
筆者は、いつもブライワックスを使用していますので、今回もブライワックスで塗装しました。屋内で塗装する際は、しっかりと窓を開けて風通しをよくして、必ず換気をしながら作業してくださいね。
今回使用のカラーはジャコビアンです。落ち着いた色味でお気に入りのカラーです。
表も裏もサイドも、そして支えの角材までしっかり塗装して、乾いたら次の工程です。
5.裏にカバンテープを打っていく
120cmのカバンテープを半分にカットして、板の裏にタッカーで固定していきます。
カバンテープの端は、1cmくらい折り込んでタッカーで留めるとほつれてこないので、見た目もきれいに仕上がります。サイズもちょうど58cmに仕上がりますよ。
テープを留める場所は、板の両端から5cmくらい。自分のやりやすい位置でいいと思います。
板と板の間は、均等に少しずつ隙間を空けて固定すると、収納時にロールアップしやすくなります。
筆者はアイスの棒を両サイドに挟みながら進めましたが、コインなどでも代用できます。
すべて固定し終わりました。
タッカーは外れやすいので、板1枚につき3回ずつタッカーを打ちました。体重をしっかりかけて、確実に留めつけましょう。
6.収納ケースに設置する
支えとなる角材をボックスに置き、
その上にすのこを敷いていきます。
ピッタリ収まりました! これで完成です!