キャンプの夜に欠かせない照明器具。ヘッドライトや懐中電灯などさまざまな種類がありますが、ランタンがひとつあると、夜のアウトドアでの過ごしやすさが増し、見た目にもオシャレなキャンプサイトになります。今回は、ランタン購入欲がMAXに高まっているキャンプ好きな筆者が、ランタンの種類や選び方をまとめました!

【ランタン用語】を解説! キャンプ初心者必見! 「CB缶」「OD缶」「ポンピング」「マントル」とは?

画像: 【ランタン用語】を解説! キャンプ初心者必見! 「CB缶」「OD缶」「ポンピング」「マントル」とは?

ポンピングやパラフィンオイル、OD缶など、日常の生活ではあまり使わない用語も、キャンプ初心者さんのランタン選びを悩ませますね。

そこで、ランタンを選ぶ上で、知っておくと役に立つ用語をご説明します。

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筆者

いずれもランタンを選んでいると、よく出てくる言葉です!

【ランタン用語①】ポンピング

燃料タンクに空気の圧力をかける動作。

ガソリンランタンは、加圧した空気で燃料を送り出す仕組みなので、ポンピングが必要です。

【ランタン用語②】ポンププランジャー

燃料タンク内に空気圧を送り込むときに使う、ノブと付属の棒。

【ランタン用語③】プレヒート

液体燃料は、気化してガス化する必要があります。

ランタンのプレヒートは、燃料を気化させる場所(ジェネレーター)を余熱することをいいます。

【ランタン用語④】マントル

ガスやガソリンランタンにおける、発行体となるもの。LEDで言えば電球にあたる部分。

【ランタン用語⑤】OD缶

画像1: 【キャンプ用ランタン】4つの種類の解説&シーン別ランタンの選び方を紹介! LED・ガソリン・ガス・オイル
コールマン 純正LPガス燃料 Tタイプ 230g 5103A230T
サイズ:約直径11×8.8(h)cm
容量:230g
¥503
2020-06-21 19:04

OutDoor(アウトドア)缶のことで、丈が短く、コロンとした形のガス缶。

屋外で使うことを目的として作られているため、出力が安定しやすい。

CB缶に比べてコストは高め。

【ランタン用語⑥】CB缶

画像2: 【キャンプ用ランタン】4つの種類の解説&シーン別ランタンの選び方を紹介! LED・ガソリン・ガス・オイル
ソト(SOTO) パワーガス 3本パック ST-760 [HTRC 2.1]
本体サイズ:幅20.5×奥行6.5×高さ21cm
本体重量:1.3kg
原産国:日本
(1本当たりの)サイズ:直径69×高さ195mm
(1本当たりの)ガス容量:240g
¥632
2020-06-21 19:05

カセットボンベ缶のことで、丈が長く、スラリとした形のガス缶。

スーパーや100均でも入手可能なコスパの良い燃料。

OD缶に比べ、出力が弱いという特徴があり、寒冷地や高地でCB缶を使う方は、ハイパワーCB缶を選ぶとよい。

【ランタンの選び方】シーン別に使い分けたい! 場所や時間によってランタンで快適なキャンプ空間を! 

画像1: 【ランタンの選び方】シーン別に使い分けたい! 場所や時間によってランタンで快適なキャンプ空間を!

ランタンの種類や大きさは、テントの中と外で使い分けたり、灯りの色味も白色や暖色を使い分けると効果的です。

また、調理をするときは手元を明るく、焚き火を眺めながら寛ぐときはほのかな灯りを…といった具合に、場所や人数によって使い分けましょう。

ランタンを使うシーンは大きく分けると3つあります。

  • メインの灯りとして使う:全体を照らす
  • テーブルの上に置く:調理や食事のときなど
  • テント内で使用する:休憩や就寝時など
画像7: 筆者

筆者

シーン別にランタンを用意するのもアリですし、使いまわせる機能的なランタンを1つ用意するのも手です。

画像2: 【ランタンの選び方】シーン別に使い分けたい! 場所や時間によってランタンで快適なキャンプ空間を!

ここからは、希望に合ったランタンを選べるよう、「こんな時はどの種類のランタンを買えば良いの?」ということをまとめます!

【ランタン選び①】キャンプサイトを広範囲に照らしたい LEDランタンやガソリンランタンがおすすめ

キャンプサイトを照らすメインランタンは、光量が大きいLEDランタン比較的明るいガソリンランタン、ガスランタンがおすすめ。

ポールや木の枝を立てて、ランタンを高い位置から照らすと、広範囲に光が広がります。

サイトを広く使っている場合は、ランタンを左右に配置すると明るさが確保できます。

【ランタン選び②】コンパクトなものが欲しい 折りたたみ式などLEDランタンがおすすめ

伸縮式や折りたたみ式など、種類が選べるLEDランタンがおすすめです。

光量を段階的に調節できるものを選べば、調理のときは明るく照らし、就寝前には薄暗くといった使い分けができます。

【ランタン選び③】ほのかな灯りで、のんびりと寛ぎたい 暖色の小さめLEDランタン◎

焚き火を眺めたり、テント内で寛ぐときは、やわらかく、温かみのある暖色の小さめLEDランタンがおすすめです。

ローテーブルの上や、テントに付いているランタンフックに掛けて使います。

100均でもLEDランタンが販売されているのですが、安価でありながらタイマーやソーラー充電などの機能がついているものもあるのでおすすめ。

【ランタン選び④】アウトドア感を味わいたい、ランタンを自分でメンテナンスしたい

ガソリンランタン、ガスランタン、ハリケーンランタンは、ポンピング作業や、芯の取り換えなど、自分で手入れをする楽しみを味わえます。

また、ランタン独特の形状や錆などが、キャンプの雰囲気作りに役立ちます。

特にハリケーンランタンは、灯油を燃料にすればコスパがよく、風にも強いのでおすすめです。

【ランタン選び⑤】トイレやちょっとした散歩に使いたい 小さめのLEDランタンがおすすめ

夜、トイレに行くときや散歩をするときは、ほかのキャンパーさんの迷惑にならないよう、足元を照らす小さいLEDランタンを使いましょう。

小型のLEDランタンなどがおすすめ。

【補足】

火を使うガス・ガソリン・ハリケーンランタンは一酸化炭素が出るため、テント内などの室内では使用を控えましょう。テント内で使う場合はLEDランタンが◎

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