【ランタン用語】を解説! キャンプ初心者必見! 「CB缶」「OD缶」「ポンピング」「マントル」とは?
ポンピングやパラフィンオイル、OD缶など、日常の生活ではあまり使わない用語も、キャンプ初心者さんのランタン選びを悩ませますね。
そこで、ランタンを選ぶ上で、知っておくと役に立つ用語をご説明します。
いずれもランタンを選んでいると、よく出てくる言葉です!
【ランタン用語①】ポンピング
燃料タンクに空気の圧力をかける動作。
ガソリンランタンは、加圧した空気で燃料を送り出す仕組みなので、ポンピングが必要です。
【ランタン用語②】ポンププランジャー
燃料タンク内に空気圧を送り込むときに使う、ノブと付属の棒。
【ランタン用語③】プレヒート
液体燃料は、気化してガス化する必要があります。
ランタンのプレヒートは、燃料を気化させる場所(ジェネレーター)を余熱することをいいます。
【ランタン用語④】マントル
ガスやガソリンランタンにおける、発行体となるもの。LEDで言えば電球にあたる部分。
【ランタン用語⑤】OD缶
OutDoor(アウトドア)缶のことで、丈が短く、コロンとした形のガス缶。
屋外で使うことを目的として作られているため、出力が安定しやすい。
CB缶に比べてコストは高め。
【ランタン用語⑥】CB缶
カセットボンベ缶のことで、丈が長く、スラリとした形のガス缶。
スーパーや100均でも入手可能なコスパの良い燃料。
OD缶に比べ、出力が弱いという特徴があり、寒冷地や高地でCB缶を使う方は、ハイパワーCB缶を選ぶとよい。
【ランタンの選び方】シーン別に使い分けたい! 場所や時間によってランタンで快適なキャンプ空間を!
ランタンの種類や大きさは、テントの中と外で使い分けたり、灯りの色味も白色や暖色を使い分けると効果的です。
また、調理をするときは手元を明るく、焚き火を眺めながら寛ぐときはほのかな灯りを…といった具合に、場所や人数によって使い分けましょう。
ランタンを使うシーンは大きく分けると3つあります。
- メインの灯りとして使う:全体を照らす
- テーブルの上に置く:調理や食事のときなど
- テント内で使用する:休憩や就寝時など
シーン別にランタンを用意するのもアリですし、使いまわせる機能的なランタンを1つ用意するのも手です。
ここからは、希望に合ったランタンを選べるよう、「こんな時はどの種類のランタンを買えば良いの?」ということをまとめます!
【ランタン選び①】キャンプサイトを広範囲に照らしたい LEDランタンやガソリンランタンがおすすめ
キャンプサイトを照らすメインランタンは、光量が大きいLEDランタンや比較的明るいガソリンランタン、ガスランタンがおすすめ。
ポールや木の枝を立てて、ランタンを高い位置から照らすと、広範囲に光が広がります。
サイトを広く使っている場合は、ランタンを左右に配置すると明るさが確保できます。
【ランタン選び②】コンパクトなものが欲しい 折りたたみ式などLEDランタンがおすすめ
伸縮式や折りたたみ式など、種類が選べるLEDランタンがおすすめです。
光量を段階的に調節できるものを選べば、調理のときは明るく照らし、就寝前には薄暗くといった使い分けができます。
【ランタン選び③】ほのかな灯りで、のんびりと寛ぎたい 暖色の小さめLEDランタン◎
焚き火を眺めたり、テント内で寛ぐときは、やわらかく、温かみのある暖色の小さめLEDランタンがおすすめです。
ローテーブルの上や、テントに付いているランタンフックに掛けて使います。
100均でもLEDランタンが販売されているのですが、安価でありながらタイマーやソーラー充電などの機能がついているものもあるのでおすすめ。
【ランタン選び④】アウトドア感を味わいたい、ランタンを自分でメンテナンスしたい
ガソリンランタン、ガスランタン、ハリケーンランタンは、ポンピング作業や、芯の取り換えなど、自分で手入れをする楽しみを味わえます。
また、ランタン独特の形状や錆などが、キャンプの雰囲気作りに役立ちます。
特にハリケーンランタンは、灯油を燃料にすればコスパがよく、風にも強いのでおすすめです。
【ランタン選び⑤】トイレやちょっとした散歩に使いたい 小さめのLEDランタンがおすすめ
夜、トイレに行くときや散歩をするときは、ほかのキャンパーさんの迷惑にならないよう、足元を照らす小さいLEDランタンを使いましょう。
小型のLEDランタンなどがおすすめ。
【補足】
火を使うガス・ガソリン・ハリケーンランタンは一酸化炭素が出るため、テント内などの室内では使用を控えましょう。テント内で使う場合はLEDランタンが◎