MSRウィンドバーナーパーソナルストーブシステム デメリット・弱点は無い！？
筆者撮影
今回のウィンドバーナーパーソナルストーブシステムですが、目立った欠点がありません。
無理矢理3つだけ難癖をつけるとすると、まず使う時に背が高くなること。欠点というほどではなく、使っていて実際に倒れそうになったわけでも無いです。
傾斜地などでもミニテーブル1枚あれば解決しますし、このバーナーを購入されるのはある程度アウトドア慣れした方でしょうから、どうにでもフラット面を作れるでしょう。
2点目は、専用イソプロカートリッジが登山用品店やアウトドアショップでないと調達しにくいという点があります。高燃費なので1缶でずいぶん長持ちしますが、長期旅行の場合は出先での補給方法も検討しておくべきです。
重量:210g
内容:イソブタン(80％)、プロパン(20％)
※画像の商品は英語による注意書きですが、実際の商品には日本語の注意書きが入ります。
これはAmazon店舗受け取りで、旅先に配達を頼んでしまう方法で解決できますね。現代の日本では、ガス缶が補給不能になることはないでしょう。
※ amazonのポリシー変更により、2020年現在は爆発物であるガス缶のコンビニ受け取りができなくなっております。長期旅程で補給が心配な場合は、宿泊先の管理者の方に事情を話して、代理受け取りをお願いするなどの方法をご検討ください。
3つ目は、販売価格が一般的なガスストーブに比べて少々お高めです。風の悩みから開放されるというメリットが大きすぎるので、人によっては幾ら払ってでも欲しいと感じる部分ですが。強風下でも確実にお湯が沸かせることを考えると、決して高すぎることはないと考えます。
お湯を沸かすことに特化した尖った逸品！ MSRウィンドバーナーストーブシステム
筆者撮影
お湯を沸かすということに関して突き詰めたのが、MSRのウィンドバーナーパーソナルストーブシステムです。
強風が吹いていようがどこ吹く風、無関係にお湯を沸かせる。潔くて最高に格好いいじゃないですか。アメリカで色々な賞を受賞しているのも納得です。アメリカのキャンプギアは良くも悪くも大雑把な物が多いのですが、MSR製品にはユーザーが使いやすいような工夫や気遣いも光ります。
サイズ:11.5×10.7×18.1cm
本体重量:465g(ガスカートリッジを除く)
最高出力:1,765kcal/h
使用可能燃料:イソプロ
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色々な料理を楽しみたいキャンパーさんには、他のバーナーで風防を併用する方が便利でしょう。簡単な料理しかしない山行や、1人～2人用のお湯だけを沸かしたいという用途では風の悩みから開放される最強の選択です！
