【初心者さん必見!】キャンプ用ケトルの選び方 3種類の形から用途に合わせて選ぶのがおすすめ
キャンプ用ケトルは、大きく分けて以下の3種類があります。
- やかん型
- 縦長型
- クッカー兼用の寸胴型
それぞれ、次のような特徴があります。
やかん型ケトル:底面が広くキャンプでも早く湯沸かしできる

見慣れている人も多いであろう、湯沸かしの定番ともいえる「やかんタイプ」。
底面が広く設計されているため炎があたる面積が広く、湯沸かしがすばやくできるのが特徴。
ただし高さがなく、持ち手も短めなので、焚き火での使用は不向き。
持ち手にゴムやシリコンなどの素材が使われている場合は、熱で溶けてしまう可能性もあるので注意しましょう。
やかんタイプは、バーナーでの使用をおすすめします。
【やかんタイプまとめ】
- メリット:お湯が比較的すぐ沸く
- デメリット:焚き火での使用は不向き
縦長タイプのケトル:焚き火(直火)で湯沸かししたい人におすすめ

背が高く、ポットのような形をした縦長タイプは、焚き火での使用が可能。
持ち手がつかみやすく、お湯を注ぎやすいメリットもあります。
さらに、容量が大きいものも多く、一度にたくさんお湯が沸かせるのもうれしいポイント。大人数のキャンプで大活躍します。
ただし、その分、荷物になりがち。キャンプに持って行くときは、収納スペースがある程度必要です。
【縦長タイプまとめ】
- メリット:焚き火向き&注ぎやすい
- デメリット:かさばるので持ち運び△
寸胴タイプのケトル:湯沸かしと料理が1台で クッカーとしても使いたい人におすすめ

寸胴型のケトルは、湯沸かしに加えて調理が可能な、クッカー兼用タイプ。
1台2役なので、キャンプに携帯するアイテムを少しでも減らしたい人におすすめ。
ただし、クッカーを兼ねる分、注ぎやすさなどは前出の2つに比べるとイマイチ。
デメリットもあるものの、調理ができる点で便利なタイプです。
【縦長タイプまとめ】
- メリット:クッカー兼用で荷物が減る
- デメリット:注ぎやすさは△
ここからは、キャンプやアウトドアにおすすめのケトルを6つ紹介します。
【やかん型ケトル】キャンプ・アウトドア用の湯沸かしの定番 素早くお湯を沸かしたい人におすすめ
【Coleman】コールマン パックアウェイ ケトル
重量150g程度と軽量な、やかんタイプのケトル。
アルミニウム製で熱効率が良く、比較的短時間でお湯が沸きます。
ハンドル部分はシリコン製で、すべりにくい設計なのがうれしいポイント。
また、ケトルを傾けてもフタがはずれない構造なので「フタが外れて落っこちた…」なんてことが起こる心配はありません。
容量は約0.6Lで、ソロキャンプにぴったりのサイズ。
専用のメッシュポーチが付属するので、持ち運びに便利です。
【スペック】
- 容量:(約)0.6L
- 重量:(約)150g
- サイズ:(約)15×13×8cm
- 収納サイズ:-
- 素材:アルミニウム、ステンレス、シリコン
なお、こちらのケトルは、同シリーズのパックアウェイクッカーセット(別売り)にぴったりと収納できます。
そのため、このシリーズで調理器具をそろえるのもおすすめです!
【LOGOS】ロゴス たためるケトル

商品名の通り、コンパクトに折りたためるシリコン製のケトル。
たたむとペッタンコになり、本体が底の部分に収まるのでスリムで持ち運びに便利です。
本体を伸ばすと、容量が約1Lのケトルに早変わり。お湯をたっぷり沸かせるのが魅力です。
底面は直火OKですが、焚き火だとシリコン部分に炎が触れてしまう可能性がある&IHクッキングヒーターには使用できないので注意しましょう。
【スペック】
- 容量:(約)1L
- 重量:(約)400g
- サイズ:(約)21×14.5×13.7cm
- 収納サイズ:(約)21×14.5×5.8cm
- 素材:シリコン、ステンレス、ナイロン
【CAPTAIN STAG】キャプテンスタッグ アルミキャンピングケットル700ml
キャプテンスタッグのアルミケトルです。シックなグレーカラーで汚れが目立ちにくく、表面を耐食性の高い硬質アルマイトで加工してあります。ご紹介しているのは700mlのケトルですが1.3Lのタイプもあります。
アルミ製のクッカーは軽量で熱伝導に優れているという特徴があり、形状も保脳が当たる面積が広く沸騰しやすい「やかん型」で湯沸かしを素早くしたい方におすすめです。キャンプやアウトドアのみならずご家庭でももちろんお使いいただけます。
【スペック】
- 容量:700ml(適正容量 550ml)
- 重量: 137g
- サイズ:130×150×高さ77mm(本体のみ)
- 収納サイズ:-
- 素材:アルミニウム(アルマイト加工)、つまみ・取っ手:ステンレス鋼、シリコーン
【縦長タイプのケトル】焚き火(直火)で湯沸かししたいキャンプ上級者におすすめ 吊るすハンドル付き
【snow peak】スノーピーク クラシックケトル 1.8
焚き火や炭火でもお湯が沸かせる、縦長タイプのケトル。
どことなくなつかしい、レトロな佇まいでありながら、スノーピークらしい洗練されたフォルムがおしゃれです。
ケトル上部にはつり下げ用のハンドルが付いているので、焚き火で沸かしたい場合は便利ですよね。
たっぷり1.8Lのお湯が沸かせる容量です。
【スペック】
- 容量:1.8L
- 重量:690g
- サイズ:直径11.5×24.7cm
- 収納サイズ:-
- 素材:ステンレス
【UNIFLAME】ユニフレーム キャンプケトル
口が広く、洗いやすい縦長タイプのケトルです。
フタが完全にはずれるので、中までしっかり洗えます。
ケトルの注ぎ口には可動式のフタが付いていて、湯沸かし中に灰の侵入を防げるメリットがあります。
一方、お湯を注ぐときは、内側からの水圧で、自動で開く仕組みです。
つり下げに便利なハンドル付き。焚き火での湯沸かしにもぴったりです。
【スペック】
- 容量:1.6L
- 重量:600g
- サイズ:直径13.0×22.0cm
- 収納サイズ:-
- 素材:ステンレス鋼
【Coleman】コールマン ファイアープレイスケトル
コールマンの縦長タイプのケトルになります。焚き火での加熱に適している縦長タイプのケトルですが、こちらの商品はさらに焚き火用の工夫がされているケトルです。高火力でも安心して使える丈夫なステンレス製です。持ち手なども全てステンレスなので溶ける心配もありません。
さらに注ぎ口から焚き火の灰が入らないよう、注ぎ口にもふたがあります。注ぐ際には水圧で勝手にふたが開くようになっているので火傷の心配はありません。また、吊るして加熱できるように注ぐ際に使う持ち手とは別に吊り下げ用のハンドルが付いています。容量も1.6Lあるのでたっぷり沸かすことができます。
【スペック】
- 容量:1.6L
- 重量: 約570g
- サイズ:13×22×高さ23cm
- 収納サイズ:-
- 素材:ステンレス