フォロワー数が急増!「CAMP.GRAM」が台湾・香港でも人気なワケ
CAMP.GRAMのアカウントは、複数の言語で展開されていますよね。
現在は日本語と英語、中国語(繁体字)、韓国語のアカウントを運営しています。
Instagramでやるからには、海外に向けて発信するのが自然な流れだと思いました。
新型コロナウイルスによって旅の新しい形を考えるタイミングでもありますし、国内外問わず「旅とキャンプ」を提案することで、そういう旅の形が今後選択肢のひとつにもなれば良いなと思います。
「海外向けの発信=英語での展開」と考えるケースも多いと思いますが、中国語や韓国語でも展開したのはどうしてでしょう?
それぞれの国の人に寄り添った発信ができたらと思ったからです。本当はヨーロッパなどもっと言語を増やしたいのですが、ちょっと現状は手がまわらず、今後の課題ですね。
現在のCAMP.GRAMのアカウントの中だと、中国語(繁体字)のアカウントのフォロワー数がすごいですね!(執筆時点で3850フォロワー)
そうなんですよ。日本語や英語と同じタイミングで開設したのですが、中国語アカウントだけ一気にフォロワーが増えました。中国語といっても繁体字なので、台湾や香港、マカオの人がメイン。アカウントを分析するとフォロワーの50%が香港の人のようです。
フォロワーの半分が香港の方というのも、おもしろいデータですね。
香港からの訪日客はレンタカー利用率が高いというデータもあり、ひょっとしたら、日本に観光に来るとしても「東京などの都会よりも、自然あふれる田舎を味わいたい」と思う人が多いのかもしれません。香港も都会なので、日本の四季折々の自然を見にくる人も多いのかな、と。やってみてわかったことなので、おもしろいですよね。
香港でどれほどキャンプが浸透しているかわからないですが、「こうして旅とキャンプを掛け合わせて楽しめるんだ」という提案ができている実感があります。もし今後、海外から日本に来られるようになったら、日本でキャンプを楽しんでもらえたら嬉しいですね。
「旅とキャンプの入り口になりたい」CAMP.GRAMが目指すこと
最後に、CAMP.GRAMの今後の展開を教えてください!
全世界の人に向けて発信することで「いろんな国の架け橋」のような存在になれたらと思っています。キャンプ特化型のメディアとは違い、広く浅くさまざなことを紹介できるのが「旅とキャンプ」をテーマにするCAMP.GRAMの良いところです。
CAMP.GRAMをきっかけに、海外の人が日本でのキャンプを楽しみにしてもらうのも良いし、日本人が海外でのキャンプを計画するのも良い。香港の人がフィンランドでのキャンプを計画するのも良いですよね。
そうそう。CAMP.GRAMは「旅とキャンプ」の入り口として使ってもらえたら嬉しいです。そこから、日本の様々なキャンプメディアや、海外の現地キャンプメディアに繋げていけたら良いなと思います。広くて浅いことが特徴だから、その分入り口としては機能しやすいかな、と。
キャンプの場合、ホテルに泊まるのとは違って、現地の日常に入っていける感じもあります。今後また旅ができる世界になったときに、日本に来てくれる人に向けて、日本の日常みたいなものも紹介できたらおもしろいかも。
新しい提案を、どんどんしていきたいですよね。今はなかなか旅やキャンプが難しい時期ではありますが、今から「いつかここに行きたいな」とイメージするきっかけとして、CAMP.GRAMを見てもらえたら嬉しいです。
(取材・執筆/マツオカ ミキ 編集/井上千絵)
旅とキャンプに特化したメディア「CAMP.GRAM」
「いつか旅に出る日のために。」をテーマに、真似したくなる “旅するキャンプ” を提案するInstagramメディア。
・日本語
https://www.instagram.com/camp.gram
・中国語(繁体字)
https://www.instagram.com/camp.gram_chinese
・英語
https://www.instagram.com/camp.gram_english
・韓国語
https://www.instagram.com/camp.gram_korean
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