「旅とキャンプ」をテーマにしたInstagramメディア、CAMP.GRAMが2020年4月にスタートしました。キャンプ業界では有名なフォトグラファー・猪俣慎吾さんの素敵な写真を活かした、雑誌感覚で読める投稿が話題です。メディアの立ち上げ秘話や、CAMP.GRAMに込めた想いをハピキャン編集部が取材させていただきました!

フォロワー数が急増!「CAMP.GRAM」が台湾・香港でも人気なワケ

画像19: いつか旅に出る日のために―絶景キャンプ×旅を提案する「CAMP.GRAM」に込めた想い

CAMP.GRAMのアカウントは、複数の言語で展開されていますよね。

画像10: サンドウさん

サンドウさん

現在は日本語英語中国語(繁体字)韓国語のアカウントを運営しています。

画像: 各言語のCAMP.GRAM投稿

各言語のCAMP.GRAM投稿

画像11: サンドウさん

サンドウさん

Instagramでやるからには、海外に向けて発信するのが自然な流れだと思いました。

新型コロナウイルスによって旅の新しい形を考えるタイミングでもありますし、国内外問わず「旅とキャンプ」を提案することで、そういう旅の形が今後選択肢のひとつにもなれば良いなと思います。

画像20: いつか旅に出る日のために―絶景キャンプ×旅を提案する「CAMP.GRAM」に込めた想い

「海外向けの発信=英語での展開」と考えるケースも多いと思いますが、中国語や韓国語でも展開したのはどうしてでしょう?

画像12: サンドウさん

サンドウさん

それぞれの国の人に寄り添った発信ができたらと思ったからです。本当はヨーロッパなどもっと言語を増やしたいのですが、ちょっと現状は手がまわらず、今後の課題ですね。

画像21: いつか旅に出る日のために―絶景キャンプ×旅を提案する「CAMP.GRAM」に込めた想い

現在のCAMP.GRAMのアカウントの中だと、中国語(繁体字)のアカウントのフォロワー数がすごいですね!(執筆時点で3850フォロワー)

画像: CAMP.GRAM中国語アカウント(執筆時点) www.instagram.com

CAMP.GRAM中国語アカウント(執筆時点)

www.instagram.com
画像13: サンドウさん

サンドウさん

そうなんですよ。日本語や英語と同じタイミングで開設したのですが、中国語アカウントだけ一気にフォロワーが増えました。中国語といっても繁体字なので、台湾や香港、マカオの人がメイン。アカウントを分析するとフォロワーの50%が香港の人のようです。

画像22: いつか旅に出る日のために―絶景キャンプ×旅を提案する「CAMP.GRAM」に込めた想い

フォロワーの半分が香港の方というのも、おもしろいデータですね。

画像14: サンドウさん

サンドウさん

香港からの訪日客はレンタカー利用率が高いというデータもあり、ひょっとしたら、日本に観光に来るとしても「東京などの都会よりも、自然あふれる田舎を味わいたい」と思う人が多いのかもしれません。香港も都会なので、日本の四季折々の自然を見にくる人も多いのかな、と。やってみてわかったことなので、おもしろいですよね。

画像18: 猪俣さん

猪俣さん

香港でどれほどキャンプが浸透しているかわからないですが、「こうして旅とキャンプを掛け合わせて楽しめるんだ」という提案ができている実感があります。もし今後、海外から日本に来られるようになったら、日本でキャンプを楽しんでもらえたら嬉しいですね。

「旅とキャンプの入り口になりたい」CAMP.GRAMが目指すこと

画像23: いつか旅に出る日のために―絶景キャンプ×旅を提案する「CAMP.GRAM」に込めた想い

最後に、CAMP.GRAMの今後の展開を教えてください!

画像15: サンドウさん

サンドウさん

全世界の人に向けて発信することで「いろんな国の架け橋」のような存在になれたらと思っています。キャンプ特化型のメディアとは違い、広く浅くさまざなことを紹介できるのが「旅とキャンプ」をテーマにするCAMP.GRAMの良いところです。

画像19: 猪俣さん

猪俣さん

CAMP.GRAMをきっかけに、海外の人が日本でのキャンプを楽しみにしてもらうのも良いし、日本人が海外でのキャンプを計画するのも良い。香港の人がフィンランドでのキャンプを計画するのも良いですよね。

画像: photographer 猪俣慎吾 フィンランドでのキャンプ 写っているのはキャンプコーディネーター・こいしゆうかさん

photographer 猪俣慎吾
フィンランドでのキャンプ
写っているのはキャンプコーディネーター・こいしゆうかさん

画像16: サンドウさん

サンドウさん

そうそう。CAMP.GRAMは「旅とキャンプ」の入り口として使ってもらえたら嬉しいです。そこから、日本の様々なキャンプメディアや、海外の現地キャンプメディアに繋げていけたら良いなと思います。広くて浅いことが特徴だから、その分入り口としては機能しやすいかな、と。

画像20: 猪俣さん

猪俣さん

キャンプの場合、ホテルに泊まるのとは違って、現地の日常に入っていける感じもあります。今後また旅ができる世界になったときに、日本に来てくれる人に向けて、日本の日常みたいなものも紹介できたらおもしろいかも。

画像17: サンドウさん

サンドウさん

新しい提案を、どんどんしていきたいですよね。今はなかなか旅やキャンプが難しい時期ではありますが、今から「いつかここに行きたいな」とイメージするきっかけとして、CAMP.GRAMを見てもらえたら嬉しいです。

(取材・執筆/マツオカ ミキ 編集/井上千絵)

旅とキャンプに特化したメディア「CAMP.GRAM」

画像2: photographer 猪俣慎吾

photographer 猪俣慎吾

「いつか旅に出る日のために。」をテーマに、真似したくなる “旅するキャンプ” を提案するInstagramメディア。

・日本語
https://www.instagram.com/camp.gram

・中国語(繁体字)
https://www.instagram.com/camp.gram_chinese

・英語
https://www.instagram.com/camp.gram_english

・韓国語
https://www.instagram.com/camp.gram_korean

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