エコたわしとも呼ばれるアクリルたわしとは? アクリルは親油性があり水だけで汚れが取れちゃう?
![画像1: 筆者撮影](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/06/01/0abe08807597ff13a0eed0ea8bb6d1519ac0f13f_xlarge.jpg)
筆者撮影
アクリルたわしは、アクリル毛糸で作られたたわしのこと。
アクリルは合成繊維の中でも、羊毛に似てふんわりと柔らかく、カラフルな色に染めやすい毛糸です。
アクリロニトリルという石油を原材料とするアクリル毛糸には「親油性」があります。要するに油と仲良しなんです。
だからこそ親油性があるアクリルには、洗剤に含まれる界面活性剤のように、油汚れを浮かせて吸着する力があり汚れを落とすことができるのです。
アクリルたわしで使える アクリル毛糸の選び方とは? 汚れを落とす繊維構造を持った種類を選ぼう!
アクリル毛糸の中でも、洗浄力が期待できる種類を選ぶのもポイント。アクリル繊維の製造方法には「湿式」と「乾式」があり、汚れを落とす繊維構造を持つのは「湿式」のみ。アクリルたわし作りには、湿式の毛糸を選びましょう。
なお、国内製造のアクリル毛糸は湿式のものがほとんどですが、気になる場合は購入時にチェックしてください。
自分で選ぶのが心配な場合は、こちらがおすすめです。
「湿式アクリルを製造する老舗手芸屋」ハマナカ社のアクリル100%毛糸
![画像2: 【編み図不要】アクリルたわしの編み方 簡単な手編みのエコたわしの作り方をご紹介! 実際にやってみた!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/06/02/63c936f79042abee2c5d5f2b95a5fa475a12df0c.jpg)
たわしの他 編みぐるみ、インテリア、クッション、ルームシューズ、小物などにぴったりのアクリル毛糸です。
アクリル毛糸で編んだたわしが 洗剤なしできれいに洗えることが知られて 環境にいいと大評判となっています。
色の呼称は参考名です。色は 色番:にてお選びください。(主画像は玉の参考画像です。お買い上げの色とは関係ありません。)
【素材】 アクリル 100% 【長さ・重量】 約30m・玉巻50g 【対応針】 かぎ針ジャンボ:8mm・10mm
「アクリルたわしに最適」とうたわれるダルマ手編糸
![画像3: 【編み図不要】アクリルたわしの編み方 簡単な手編みのエコたわしの作り方をご紹介! 実際にやってみた!](https://m.media-amazon.com/images/I/51T2fkGtKkL._SL500_.jpg)
マーブル色の花色段染めが新登場。 1コで編んでも、他のカラーとまぜてもカラフルで楽しい糸です。
銀イオン(AG+)配合なので多種な最近に対して抗菌効果やを発揮します。
この糸(アクリル毛糸)で編んだ"たわし"は、洗った後の、あのイヤな生乾きの臭いを抑える効果があります。
【長さ・重量】25g 約48m 【素材】 アクリル100% 【対応針】 棒針8~10号 かぎ針7/0~8/0号
アクリル毛糸の特徴や選び方がわかったところで、一番簡単な「アクリルたわしの作り方」をご紹介します。よ~く読んでマスターしてくださいね。
【アクリルたわしの編み方①】編み図不要・一番簡単な作り方をご紹介 材料は段ボールと毛糸だけ⁈
【用意するもの】
・アクリル毛糸
・ダンボール2種類
(約20cm×15cmのもの+キャッシュカード大のもの)
・ハサミ
用意するものは、「アクリル毛糸とダンボール、ハサミのみ」!たったこれだけです。
今回は縦糸と横糸で色味を変えてますが、同じでもOK。
ダンボールは、20cm×15cm程度のもの1つと、キャッシュカードくらいの大きさを1つ用意します。
用意ができたら次は作り方(手順1)に入ります!
![画像1: 筆者撮影 手順1](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/06/02/0df7c75c7b5cd824c2158793d5e3538cabe20066_xlarge.jpg)
筆者撮影 手順1
【手順1】
・大きい方のダンボールは縦長にして使います。
・まず左右を2cmくらいずつ残し、1cm間隔で上下に切り込みを入れていきます。
![画像1: 筆者撮影 手順2](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/06/01/1564351a3db213312d04276801f3df4fca9d397c_xlarge.jpg)
筆者撮影 手順2
【手順2】
・端から順に切り込みに毛糸を引っ掛け、縦糸を作ります。
![画像1: 筆者撮影 手順3](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/06/01/1fe11328f08162488688caa4dc08b09f69c278ea_xlarge.jpg)
筆者撮影 手順3
【手順3】
・小さなダンボール片に横糸となる毛糸を巻きつけます。
![画像1: 筆者撮影 手順4](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/06/01/6d8753e3ee85ee2d86c01fa096b4472e6330359b_xlarge.jpg)
筆者撮影 手順4
【手順4】
・小さなダンボール片に巻きつけた横糸(手順3)を、縦糸の間に通していきます。
・端から順に、縦糸の上・縦糸の下と交互に通します。
![画像1: 筆者撮影 手順5](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/06/01/ddabdfad17e5de996c66928b6f02103a88000d43_xlarge.jpg)
筆者撮影 手順5
【手順5】
・端の縦糸に引っかかるように折り返して、同様に通します。
![画像1: 筆者撮影 手順6](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/06/01/d802327fad3b5250b237ec1573b78f6a32b4b8b4_xlarge.jpg)
筆者撮影 手順6
【手順6】
・途中、網目の間隔が空いてきてしまったら、猫の手のかたちで横糸を引っかくようにして網目を揃えます。
・縦の長さが10cmくらいになるまで繰り返しましょう。
![画像1: 筆者撮影 手順7](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/06/01/19ed39ec1a67f507eef12236fb8ba80c91c4abfa_xlarge.jpg)
筆者撮影 手順7
【手順7】
・編み終わったら、ダンボールに引っ掛けていた縦糸をはずし、輪っかの部分を切ります。
・横糸の編み始めと編み終わりを、両端の縦糸と結び、固定します。
・その他の縦糸も、隣り合った縦糸同士で結んでいきましょう。
・奇数で余ってしまう場合は、3本ずつ結んでもOKです。
![画像: 筆者撮影 手順8(完成!)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783446/rc/2020/06/01/782c63ffd0aeefdfe8b73f7f7630c08d31ef6fad_xlarge.jpg)
筆者撮影 手順8(完成!)
【手順8】
・残った縦糸を切りそろえれば、完成です!