車中泊歴30年の筆者。ずっと理想のキャンピングカーを探していて出会ったのが、今の相棒『ROBO』です。今回は、キャンピングカーに興味がある方やキャンピングカーを探している方必見! 僕の所有するキャンピグカー『トイファクトリー』の『ROBO』を紹介します。僕がキャンピングカーに求めた機能や使い勝手を紹介すると共に、キャンピングカーを100%楽しむために工夫した点やこだわった点なども紹介したいと思います。

【キャンピングカーの魅力】キャンピングカーを手に入れるということは自由を手に入れること

理想のキャンピングカーに出会うまで

車中泊歴30年の僕。昔は釣りをするために夕方家を出発し、夜中釣り場に到着、早朝までの時間に仮眠するのがメインだったので、船が積めるステーションワゴンを使っていました。

画像1: 筆者撮影

筆者撮影

それから時が経ち、犬を飼って車で一緒に日本中出かけるようになると、宿の手配に苦労するようになりました。少しでも快適に犬と一緒に旅ができるようにと、ミニバンを改造して車中泊をするようになったのですが、ミニバンで半月におよぶ旅をすると、なかなか体の疲れが取れきれず、理想のキャンピングカー探しを始めるようになりました。

そして理想的な今のキャンピングカーに出会ったんです。

キャンピングカーは旅の目的をより純粋にしてくれる

キャンピングカーで日本中を走り回っていると、思いがけず素晴らしい景色に出会い感動することがあります。

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特に紅葉の頃。ご存知の通り、紅葉の見ごろはほんの数日間で、そのタイミングに合わせて移動できるのは、ノマドワーカーとしてキャンピングカーを使っている特権だと思っています。

旅先で桜前線と共に北上しているキャンピングカーの老夫婦に出会ったこともあります。その方は1ヶ月以上かけて、桜と共に九州から北海道まで移動しているそうです。

また温泉が好きで、日本中の温泉を回っている方にも出会いました。

キャンピングカーは、旅の目的をより純粋にしてくれるのです。

キャンピングカーは時間や場所に縛られない

旅行をしようと思うと、まずは宿の予約をする必要があります。チェックインの時間になったら宿へ行き、チェックアウトの時間に宿を出ますよね。途中でどんなに魅力的な景色に出会おうと、美味しいお店を見つけようと、気になる温泉があろうと、基本的には常に宿の予定に縛られてしまいます。

でもキャンピングカーであれば、宿に縛られることなく、時間や場所にさえ縛られることなく、気持ちの赴くまま行動し、ただ純粋に自分の興味に従うことができるのです。

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夜のうちにキャンピングカーで観光地に入ってしまえば、起きた場所は既に観光地です。素晴らしい景色の中で目を覚まし、絶景を独り占め。観光客が増える前に次の目的地に移動することができるのも魅力のひとつです。

画像: キャンピングカーは時間や場所に縛られない画像1: 【キャンピングカーの魅力と活用例を紹介!】筆者所有のバンコン『ROBO』を公開

我が家のバンコン『トイファクトリー ROBO』の特徴をスペース別にご紹介!

画像2: 筆者撮影

筆者撮影

我が家のキャンピングカーは定員8人、寝台4人のバンコンです。

僕がキャンピングカーを選んだ時の絶対条件は『船』が積めることでした。キャブコンビルダーに相談すると、「FRPのルーフには物を載せることができるだけの強度を持たせていない」と言うので、キャブコンは断念。船を積むことを考えるとバンコン一択になったのですが、なかなか思い通りのバンコンが見つからず、ある時ネットサーフィンをしていて見つけたのが、この『トイファクトリー』の『ROBO』だったのです。

ここからは僕の相棒『ROBO』の特徴をスペース別にご紹介していきます。

【ベッドスペース】『ROBO』の出窓によって横方向に眠ることができる

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室内のベッドスペースは、出窓の様に外側にせりだしていて、横方向に寝ることが可能になっています。

ハイエースの車内の幅は1.7mなのですが、外側に張り出していることで幅が1.85mに広がり横に眠ることができるようになっています。長さは1.3mで、このベッドスペースで大人2人がゆったり就寝できます。

横方向ではなく縦方向で寝るためには1.8m以上のスペースが必要になり、50cm程ダイネットが狭くなってしまいます。

夏場、リアゲートのアクリル窓を開けて天井のシーリングファンから車内の空気を吐き出してやると、熱気は外に吐き出され、勢いよく後ろの窓から風が入ってきます。こうすることで、夏場でも涼しく過ごすことができます。これがないと、夏場のベッドスペースは熱がこもるので寝苦しいんです。

【ダイネットとキッチン】ビジネスホテル的に使うためキッチンスペースは最小限に

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ダイネット(キャンピングカーのダイニングスペース)部分には、前向きにも後ろ向きにもなるセカンドシートと、対面式のサードシートがあり、サードシートは対面で4人座ることができます。

セカンドシート横には、冷蔵庫、電子レンジ、水周りが付いていますが、基本お湯を沸かす程度なので水周りはほとんど使いません。

画像3: 筆者撮影

筆者撮影

僕はキャンピングカーをビジネスホテル的に使っているので、本格的な調理はしません。「地元のおいしいものを食べるにはは居酒屋へ行くのが一番!」と思っているからです。

朝食は各地のスーパーで珍しい惣菜等を購入して冷蔵庫にストック。食べる時に電子レンジで温めて食べ、夜はまったりとコーヒーを入れて過ごします。

【ルーフキャリア】ボートを積載するためにカヤック用のキャリアを使用

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このバンコンはハイエースのハイルーフなので車高が高く、そのままではカヤックを乗せる事ができません。そこで僕は、ファクトローゼロの『オーバースライダー』と言うカヤック用のキャリアを使用しています。

僕の場合、このキャリアを見つけたからキャンピングカーを購入する決心が付いたと言っても過言ではありません。

もしもキャンピングカーに積みたい物がある場合は、お好みのルーフキャリアを導入してみることをおすすめします。

【荷物の収納】ベッド下のスペースにたくさんの荷物を積むことができる

僕がキャンピングカーを購入するにあたり、カヤックが積めること以外にどうしても譲れなかったの。それは、“荷物をたくさん積めること”です。

バンコンの中には、居住性を重視するあまり荷物が積めないものや、ベッドや椅子を移動しなければ荷物の出し入れができないものもあります。しかし僕にとって、キャンピングカーはあくまでも手段であって目的ではないので、キャンピングカーにしたせいで行動や遊びを制限されてしまっては本末転倒だと思っています。

画像4: 筆者撮影

筆者撮影

我が家の『ROBO』はベッドの下が広い荷室となっていて、ここに大量の荷物を積み込むことができます。そして選ぶ際に意外と盲点となるのが、荷室にしまった荷物を簡単に取り出すことができるかどうかというところです。洋服を入れたバックを取り出す時に、ベッドや椅子を動かす必要があるととても大変ですよね。

@zap1 on Instagram: “我が家のエイプ7年で600キロ。ガレージ保管で、何処から見ても新車と変わらないほどピッカピカ。ビックリする値段でドナドナして行きました。次のオーナーに可愛がってもらってね。”

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更に、バイクなどの大物を積み込む事が出きるのも僕がこのバンコンにした決め手です。

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