マスターするべき「基本的な編み方③」 一見難しそうだけど手順を覚えれば簡単〝細編み(こまあみ)〟
マスターするべき「基本的な編み方①②」をマスターできたら、最後は「細編み(こまあみ)」です。
「工程③~⑥を繰り返して鎖状の編み物」が出来た後から続きを説明します。
「工程③~⑥で鎖状の編み物」までマスターしたら!...次は工程⑦へ!
・工程⑦鎖編みの終点部分から折り返す形で...
・工程⑧現在の場所から2つ隣の穴にカギ針を通します
・工程⑨通した先にある糸をかぎ針ですくい...
・工程⑩元の穴から引き抜きます
・工程⑪すると...このように輪っかが2つ出来た状態になります
工程⑪のあとは鎖編みと同じ要領で...
・工程⑫糸をすくって(左手前から右奥に糸をすくい)...
・工程⑬2つの穴から引き抜きます
工程⑦~⑬までが細編みの一つの流れになります。
隣の穴にかぎ針を通し、通した先の糸をすくう、そして出来上がった2つの輪に糸を引き抜く、この動作を繰り返していきます。
パッと見は難しく感じますが、編むポイントと手順さえ覚えれば、誰にでも出来ちゃいますよ!
スタンダードな「アクリルたわし」の作り方! ポイントは鎖編みと細編みを繰り返しながら編む
基本的な編み方を3パターンマスターしたところで、無地のスタンダードなアクリルたわしを作っていきたいと思います。
目標の形はコチラ!
それでは、早速取り掛かります!
①まず最初に、鎖編みで15~20個ほど編み目を張ります。
②折り返す形で細編みをしていきます
③編み目の終点まで行き着いたら、一度だけ鎖編みをして、左右をひっくり返します。
☆画像ではわかりずらいため上記映像をご覧下さい!
④ひっくり返した後は、現在の場所から2つ隣の穴にかぎ針を通します。
【注意!】先程と違い、側面から2つの輪をくぐる形になります。
⑤終着点に着いたら鎖編みでひっくり返す⇒そこから細編み…
この動作を繰り返していくと…
⑥アクリルたわしの形が見えてきました...
⑦最後に余った糸を、網目の間に通して解けないように補強し...
⑧完成!
完成品は、簡易的ですが掃除にも活用できる本格アイテムですよ。
もし、ここまでで苦戦されている方がいたら、それは糸の太さが合っていないのかもしれません。かぎ針にもよりますが、糸はある程度太い方が編みやすいですよ。
糸が細いと網目の視認性も悪く、作業自体の器用さも求められるため、初心者の方は要注意です。
さらに編み方の技術を磨いて世界に1つだけのオリジナル「アクリルたわし」を作ってみよう
基本的なアクリルたわしの作り方をご紹介しましたが、さらに技術を磨いていけば、市販品のような素晴らしい作品や、キャンパーなら自然をテーマに鳥や焚き火デザインなど世界に一つだけのオリジナル作品も作れちゃいます!
おうち時間を利用したり、キャンプでのくつろぎ時間に楽しみながら1つずつ仕上げていくという楽しみもありますね