ロンドン生まれの空中テント「テントサイル(Tentsile)」。テントとハンモックが融合した商品でテントの端3ヶ所を木や柱に結んで浮かせて作るツリーテントです。宙に浮いた状態で寝泊りが楽しめるという新感覚で通常のキャンプと違う体験ができます。そこで今回はテントサイルの特徴や設営方法などを含めおすすめの商品紹介と共にその魅力に迫ります。

ハンモック? 持ち運び可能なツリーハウス? 空中に設営できる「テントサイル」の特徴と設営条件とは!

画像: ハンモック イメージ

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テントサイル特徴

テントサイル(Tentsile)とは、三角形のテント。それぞれ頂点部分の端3ヶ所を周囲にある木にベルトで固定することで、ハンモックのように宙に浮いた状態で空間を作れるテントです。

ハンモックのような寝心地とテントの快適性を備えたポータブルツリーハウス=持ち運びできるツリーハウスとしてイギリスで考案されたのが始まりです。

キャンプなどの他にも自宅やお店での活用もできます。さらに特筆すべきは、災害時にも使えるようにと想定して作られているため丈夫で、一生モノとして付き合えるほど品質管理は徹底されているようです。

テントサイル設営条件

画像: ハンモック? 持ち運び可能なツリーハウス? 空中に設営できる「テントサイル」の特徴と設営条件とは!

テントサイルを設営する際は、3本の木や柱を探してください。5m以上の間隔で3本の支柱がある三角地帯を見つければどんな場所でも設営が可能です。

テントサイルと木の間に必要な最小距離は5m以上で、最大距離は約14m。

●最大距離はストラップの長さと数、設営する場所の状態にもよります。

●最大距離を増やしたい場合はストラップを追加購入が必要。

●長さ6mのストラップが標準装備。

ベルトをしっかりと支柱に固定して引っ張り上げるだけで簡単に設営できます。(公式サイトによると女性でも5分程度で設営することができると紹介されています)

そんなテントサイルの良さはどんなところにあるのか、メリットとデメリットについて紹介します。一味違うキャンプ=新感覚を味わいたいと思うキャンパーさんにおすすめです。

テントサイルを空中に張る面白さや魅力!そして気になるメリットとは...?

テントサイルを扱うテントサイルジャパンは「当社は地面にテントを張ることは好みません」とインパクトあるメッセージを発信しています。

テントを空中に張る=「面白さ・魅力」を伝えてくれているんですね。そこでいくつかメリットを挙げてみます。

①テントの真下に自転車やバイク・キャンプ用品を置くことができる!

テントを空中に設営するので、真下に自転車やバイクの置き場を確保することができたり、キャンプ用品など荷物置き場としても活用できます。テント内をはじめキャンプ場のスペースを有効活用することにつながりますね。

また、真下の空間スペースはテント自体がタープの代わりとなるため、日除けにも最適。椅子やテーブルを置いてリビング代わりにも使えます。

②複数組み合わせれば上下左右に部屋を増やせる!

画像: 2つのテントサイル 組み合わせ例

2つのテントサイル 組み合わせ例

例えば2つ以上のテントサイルを使えば、上に部屋(階層)を増やすこともできます。また木々がたくさんあるキャンプ場などでは、横にだって増設可能。

アイデアと工夫次第で自由自在に部屋がレイアウトできるなど遊び心に溢れてますね。

③どんな場所でも三角地帯があれば設営できる!

画像: ③どんな場所でも三角地帯があれば設営できる!

テントサイルは地面から浮かして設営するため、凸凹の砂利の上でも傾斜がある場所でも、その気になれば三角地帯さえ確保すれば地面を気にせずどこでも設営することができます。

極端な話、設営許可さえ降りる場所なら、小川の上にでも設営することができるのです。テントの上から釣りを楽しむ…なんてことも夢ではありませんね!?

④虫や爬虫類などが苦手な人に最適...ゾンビ対策にも安心!

空中にいることで一般的なテントよりも、虫やヘビ・クモなどがテントに浸入する可能性が極めて低く、それらを苦手とする方にとってはとても安心。

さらに公式サイトにも記載がありますが、「テントサイルの説明書には、ゾンビにも強い」と書かれているそうです。「本当にゾンビにも強いのですか?」の質問には...「そのときになればわかります」と発信されているほどユーモアセンス抜群なんです。

画像: ゾンビ イメージ

ゾンビ イメージ

空中にテントを張るのはリスクがあるの? ...など テントサイルのデメリット!?も知っておこう

メリットだけでなく、デメリットを知っておくことでテントサイルを最大限楽しむことに繋がります。危険な使い方やついつい忘れがちな点などもしっかりと把握しておきましょう。

①固定できる木や支柱があるところにしか設営できない!?

自由な場所にテントサイルを設営することができるメリットがある反面、逆に言うと固定できるしっかりとした木や柱がない場所は選ぶことができません。

細い木などに固定してしまうと、木が倒れて大惨事にという事にもなりかねませんし、許可が降りているキャンプ場でなければ設営できないので注意が必要です。

しかし、木や柱がなくてもテントサイルを堪能できるアイテムが公式HPで発売されました。「 テントサイル専用・アルミスタンディングポール」です。重量が女子1人分の体重ぐらい!?あって...お値段も約20マンほど...ご興味のある方は後述します公式HPで確認してくださいね。

②高さがリスクに繋がることもある!?

画像: ②高さがリスクに繋がることもある!?

設置する高さについては、個人の責任で行なうこととなります。少し浮いている程度の場所であればさほど危険はありませんが...当たり前ですが高くなればなるほど落下時の危険性は増していきます。

そこで、テントサイルの入り口ファスナーをしっかり閉めておくことも大切です。またお子さんが使用する際には目を離さないように細心の注意が必要となります。

テントサイルジャパンでは、テントサイルを高い位置に張ることを認めていないです。安全性や使いやすさを考慮して、地上から1.2m の高さをお勧めしています。(最大でも1.8m)

きちんとルールを守って使用し、事故のないよう安全に楽しみましょう!

③お財布に厳しい価格なの!?

テントサイルは高所でも安全なように頑丈な作りになっています。しかも一度購入してしまえば一生モノとして付き合えるパートナー。そのため価格もけして低価格というわけにもいきません。

しかし、地上に張るテントもピンからキリまで様々な価格設定があります。テントサイルの値段を高いと思うか安いと思うかは個人差があります。

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