【キャンプで使うグローブ】用途③防寒用グローブ 寒さから手指を守る! 真冬キャンプに間違いなし
夏にしかキャンプをしない方には不要ですが、春や秋にはけっこう冷え込むことがあります。春と秋ならワークグローブや耐熱グローブでどうにか防寒もできますが、真冬は防寒を主目的としたグローブが必要となります。
単に寒さや乾燥から手を保護するだけなら、洋服屋さんで買えるあったか手袋で十分です。キャンプで使うとなりますと、当然ながら作業性も求められます。
ホームセンターに行くと職人向けの防寒作業グローブが多々ありまして、これを試着して選ぶのが安上がりでおすすめ。価格は1,000円前後から3,000円ほどが多いです。
筆者が昨シーズン導入したのが、テムレスの防寒グローブ。水産加工作業などにも使われる青に加えて、新たにアウトドア用として黒が発売されました。裾が絞れない開放タイプ01と長くて絞れるタイプ02があり、写真のものは絞れるタイプです。
寒くても生地が硬くならず、作業性が落ちません。透湿防水で蒸れにくいので、登山者にも人気です。厚みがあるため指先の作業性はそれほど良くありませんが、細かい作業でなければ一通りこなせます。
滑りにくいので薪割りなどの作業なども普通にできますが、滑りにくすぎて巻き込まれるのでロープのビレイ(ロープをクライミングで命綱にする諸々の作業)をすることは禁止されています。
また、耐熱性もありません。熱いものを扱う際には、他の耐熱グローブと交換します。適材適所です。
防水なので洗い物をする時などにも使えましたが、耐油性や耐薬品性はないのでご注意。基本的には防寒防水のグローブとして使いましょう。
キャンプで使うグローブは使用用途に分けて選ぼう! 初心者にショートタイプの耐熱グローブがおすすめ!
薪を割って焚き火するぐらいなら、耐熱の革手袋1双あれば十分対応できます。より高い耐熱性や耐寒性、細かい作業のしやすさなどを求めますと、上の写真のようにどんどん増えてしまいます。使用用途に合致したグローブは、兼用品では得られない性能を発揮してくれます。
一つだけ買うならショートタイプの耐熱グローブを購入するのがおすすめで、ロング耐熱グローブとワークグローブがあればより快適です。寒さに耐えられるグローブは別。
キャンプグローブは消耗品ですので、ガンガン使い込んでお気に入りの一品を見つけてください!