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阿諏訪流ガチソロキャンプは甘くない! 水も現地調達で竹筒濾過器作りに挑戦
丸太を切り出し、ようやくテントサイトに戻ってきた4人。
「丸太運んでつかれた〜」「コーヒー飲もう!」ということで、ようやく休憩。
…かと思いきや、ガチソロキャンプはそんなに甘くない!
そう、今回は阿諏訪さん流ガチキャンプ。川の水を濾過するところから始まります!
緊急時に知っておくと便利な水の濾過 しかし、まさかの失敗!?
水の濾過に使用するのは、竹と布、炭、現地の小石や砂。
飲み水を確保すべく河原サイトに移動した皆さん。
「にわかには信じがたい」と、竹と炭の濾過器に対して不信感でいっぱいの様子。
さっそく阿諏訪さんレクチャーの元、水の濾過器作りから始めます。
まず、ナイフを使って竹筒の底に小さな穴を開けます。
そして、布を裂いたり…
小石を集めたり…
炭を入れたり…
濾過器の完成です!
しかし「どのくらい綺麗になるの?」と、いまだにみなさん不信感でいっぱい。
ではでは、実際に川の水を濾過していきましょう。
あれ?
に、に、濁ってます……。
濾過前より濁ってますね…。
今回は、残念ながら失敗してしまったようです。そんなこともあるさ!
ちなみに、もしも濾過が成功した場合も、濾過した水をそのまま飲むのはNGで、煮沸して使用することが条件です。
- 濾過(ろか):
水の不純物を取り除く作業 - 煮沸(しゃふつ):
菌や微生物を殺して安全に飲める水にする作業
とはいえ、菌などを完全に取り除くには知識と技術が必要なため、飲食用に使うことはおすすめしません!実験として、濾過に挑戦してみてくださいね。
▼番組で登場したろ過器をつくってみよう!詳しくはこちらから
阿諏訪さんがおもむろに取り出したのは私物の「ソーヤー・ミニ浄水器」
まさかの濾過した水の濁りに苦笑い。そんな中、阿諏訪さんが取り出したのがこちら。
SAWYER(ソーヤー)のミニ浄水器です。
小さくて軽量で使いやすく、水中の有害な病原菌を99.999%除去できるそう。
パウチに川の水を入れ、浄水器をセット。
パウチを絞ると、濾過された綺麗な水が少しずつ出てくる仕組みです。
見た感じ、とっても綺麗な濾過水ができました。
小木さんもこの笑顔!
即沸き! ジェットボイルで水を沸かして待望のコーヒータイム
ということで、竹筒で濾過した水ではなく、ソーヤーの浄水器で濾過した水を使用してお湯を沸かします。
お湯を沸かすのに使用するのは、ジェットボイルのフラッシュ。
その熱量・熱効率はとても高く、500mlの水を1分40秒で沸かせるという優れたキャンプギアです。
ガチキャンプと言えども、道具なしのサバイバルキャンプではないので、便利な道具はどんどん使っていきましょう!
ジェットボイルでお湯を沸かします。
お湯を沸かしている間に、おぎやはぎさんも「美味しい」とお気に入りのハピキャンコーヒーをセット。
濾過した水で、ようやくコーヒーブレイク。
皆さん、自然と笑顔がこぼれます。
買い出し、タープ設営、丸太の用意までなかなかハードでしたからね。コーヒーブレイクで、しばしのんびり。
そろそろ焚き火の準備! その前にナイフの研ぎ方・サビ取りを教わろう
コーヒーを飲んでほっとしたところで、次は焚き火の準備。
と、その前に芸能界きってのキャンプの達人・阿諏訪さんから、ナイフの研ぎ方とサビ取りの方法を教わります。
阿諏訪さん、なんとこのためにわざと自分のナイフを錆びさせてきたそうです。
まずは、研ぐ前の切れ味を確認。
親指の爪に刃を立てて滑らなければ研げている証拠です。滑るようだと、研げていない証拠。
切れないナイフほど危ないものはありません。劣化が原因で怪我をする可能性もありますので、ナイフのお手入れ方法はしっかりマスターしたいですね。
今回使用する道具はこちら。
DJ松永さんが「ボールペンじゃないの?」と疑いますが、実はこれ、シャープナー(包丁研ぎ器)です。
サビを落とすのに使用するのは、800番と1500番の紙やすり。
そして、砥石用の油です。
【ナイフのお手入れ道具まとめ】
- シャープナー
- 紙やすり#800 #1500 (ダイソーなどでも購入できます)
- 砥石用の油
阿諏訪さん指導の元、みなさん上手にナイフについたサビ汚れを落としていきます。
汚れを落とした後は、シャープナーでナイフを研いでいきます。
きちんと研げているか確認するために、親指の爪に刃を立てて滑らなくなったかチェック。
ナイフ研ぎのシーンでは、矢作さんがナイフの切れ味について「トマトが切られたことに気づいてないやつ」と一言。近くで聞いていた私は、思わず笑ってしまいました。
ナイフ研ぎも無事終了し、次は焚き火の準備!
ということで、それぞれ自分の研いだナイフを使ってフェザースティックを作っていきます!
※フェザースティック:焚き付けとなる枝、燃えやすいように「木に羽が生えた」ように薄く削って作る。