状況や場面・狙っている魚に合わせて餌を選ぶ! 生き餌・死に餌・疑似餌・練り餌とは?種類と基本を知ろう
釣りに必要な餌の種類は大きく分けて4種類!
①:生きた餌をそのまま針に仕掛ける「生き餌」
②:冷凍などの処理がされた生き物を餌にする「死に餌」
③:魚やイカにそっくりな姿形をした「疑似餌」
④:魚が好む成分を練り合わせて作られた「練り餌」

それぞれの餌には長所と短所があり、状況や場面、狙っている魚に合わせて変えていく必要があります。まずはそれぞれの特性について、詳しく見ていきたいと思います。
①生き餌:餌の種類の中でも食いつきが抜群! 入手簡単ながら触れるのがイヤという人も…!
一番メジャーともいえる餌の種類が「生き餌」になります。
代表的なものでは、「ゴカイ」「イソメ」「シラサエビ」「ミナミヌマエビ」など、魚が大好きな生物を生きたまま針に仕掛けます。
【生き餌のメリット】
●釣り場などで必ず売っているので入手しやすい
●魚の食いつきが圧倒的にイイ
【生き餌のデメリット】
●女性にとっては触りにくく、生きているので針にも掛けにくい
●活きの良さが大切なので、鮮度を保つ必要がある
【生体】ミナミヌマエビ 100匹 死着補償10匹 飼育用 エサ用
②死に餌:釣りたい魚に合わせてアレンジの幅広さが魅力! しかし食いつかない魚も一定数存在する!
文字通り死んだ生物を(冷凍処理や防腐処理をして)餌として使います。スーパーなどで売っている「きびなご」や「イカ」などを加工することで、餌として使用することも可能です。
【死に餌のメリット】
●釣りたい魚に合わせて大きさや風味をカスタマイズ可能
●餌の種類と加工具合によるが、翌日に持ち越すことも可能
【死に餌のデメリット】
●基本的に自分で仕込まないといけないため、手軽さがない
●死に餌には食いつかない魚が一定数存在する
ヒロキュー 冷凍キビナゴ 真空500g徳用パック 釣りえさ用
③疑似餌:扱いやすさで右に出るものなし! 動かし方などある程度の技術や経験値が必要となることも!
いわゆるルアーと呼ばれるアイテムが疑似餌に分類されます。見た目が魚やイカなどの姿形にそっくりで、騙された魚が食いつくという仕組みです。
【疑似餌のメリット】
●女性でも安心して扱える
●繰り返し使用ができる
【疑似餌のデメリット】
●生き餌などに比べると食いつきで劣ることが多い
●ルアーアクションなどの技術が必要とされる場面がある


④練り餌:おびき寄せる撒き餌としても使用可能! 水に溶けて無くなったり釣れる魚が限定される!
魚の好きな成分を練って固形状にしたのが「練り餌」。「小麦粉」「マッシュポテト」などの材料を練り合わせて自作することも可能です。
【練り餌のメリット】
●魚をおびき寄せる撒き餌としても使用可能
●種類によっては食いつきが抜群
【練り餌のデメリット】
●水に溶けて無くなることがある
●釣れる魚が限定される