ファーストエイドキットで重症化を防ぐ! 登山でも持ち運べるように軽量・コンパクトな製品を選ぼう!
病気や怪我には初動の処置ができるかが肝心!
アウトドアシーンでは十分な器具がなく、いざという時の病気やけがの対処が遅れがちですが、すぐに適切な処置をすることで重症化を防ぐことにも繋がります。そんな初動対処の強い味方がファーストエイドキットなのです。
登山では軽量かつコンパクトなタイプがおすすめ!
荷物はすべて自分で背負う登山では、なるべく軽量かつコンパクトなファーストエイドキットを持参しましょう。初めて揃える時におすすめなのが専用のケースに応急処置グッズがセットで入っているタイプのものです。
そこでおすすめなのが「OHKEY ファーストエイドキット」。こちらのOHKEYのファーストエイドキットは筆者も愛用しており、リーズナブルな価格にもかかわらず、応急処置アイテムが豊富に揃っていておすすめです。順を追って解説していきます。
ポイズンリムーバーなど、ファーストエイドキットの中身と用途を紹介! 説明書も重要アイテム!
それでは、筆者がアウトドアで必携のOHKEY ファーストエイドキットについて、中身のアイテムを解説します。
まずファスナーを開くと中は2つの部屋に分かれており、開けた途端に中身が出ないようにしっかりネットのカバーが付いています。
セット内容のアイテム一覧表が細かく記載された日本語表記の取扱説明書が入っています。
有事の際の応急処置の対処法や各種道具の説明なども記載。
心肺蘇生法の手順やAEDの使い方まで日本語で解説されています。この説明書自体もいざという時の重要なアイテムの一つと言えるでしょう。
こちらの写真がセットに入っている全アイテムです。以下、アイテムをリストアップし、使用例を挙げました。一つずつ確認していきましょう。
アイテム | 使用例 |
・三角巾 | 骨折や脱臼の際に腕を吊る、傷を縛る |
・包帯 | 傷の箇所に巻き、出血を止める |
・カット綿 | 傷口に当てるガーゼとして |
・絆創膏 | 軽い傷の幹部に張り付ける |
・アルコール消毒ワイプ | 傷口のアルコール消毒 |
・消毒ワイプ | 傷口の汚れを落とす |
・テープ | カット綿などの固定 |
・はさみ | カット綿やテープの切断 |
・アルミブランケット | 防寒として体に巻いたり、下に敷いて座る |
・ホイッスル | 周囲に助けを求める |
・LEDライト | 周囲を照らす |
・多機能カード | ナイフ、缶切り、のこぎりなど |
・綿棒 | 細かい箇所の消毒や汚れ落とし |
・ポイズンリムーバー | 毒のある生物に刺されたときに毒を吸い出す |
・止血帯 | 手足にきつく巻き付け、出血を抑える |
・ピンセット | トゲを抜く |
・安全ピン | 包帯の固定、トゲを抜く |
御覧の通り、とても充実した数多くのアイテムが入っており、このセットを購入し、リュックに入れておくだけで有事の際の備えにできます。
ファーストエイドキットを買ったら中身をカスタマイズ! 収納量を増やしたい方はモンベル製品がおすすめ
豊富な道具が揃っている「OHKEY ファーストエイドキット」ですが、正直言って中にはクオリティが低いと感じる道具もあることは否めません。
コンパクト性と価格の安さを考慮すれば仕方がありませんが…例えば、はさみが小さすぎて持ちにくく、切れ味も悪かったり、絆創膏も薄く、少し安っぽさも感じます。
そこで筆者の場合、気になる道具だけ別途購入し、自分流にカスタマイズしています。良いアイテムは残しつつ、気になるアイテムがあれば交換するなどして使いやすいようにしておいた方がベストといえます。
また、もう少し大きなケースでアイテムを追加するなど収納量を多くしたい!という方は、ケースのみの販売も勿論ありますので、そちらを購入しましょう。
おすすめはモンベルのファーストエイドバッグ M レッドです。ポイントは防水性の高さと豊富な収納箇所を持つインナーポーチが備わっているところです。
サイズも高さ16×幅23×奥行き9.5cmと大きめの作りで様々なアイテムを収納出来ます。