友達やパートナーと2人キャンプ! ソロでもグループでもない「2人で過ごすこと」の魅力とは?
「キャンプといえば、グループやファミリーで!」というイメージがありますが、最近ではソロや2人で行く人も増えてきたような実感があります。
グループで行くワイワイキャンプとも違うし、完全に1人で行くソロキャンプとも違う。心を許せる人と2人で行くからこそ、リラックスしてのんびりできるのが魅力です。
今回は、そんな2人キャンプを楽しむハピキャンメンバー3組のキャンプスタイルをご紹介していきます!
シンプルな道具でのんびり楽しむ! 編集部員・マツオカの夫婦キャンプスタイル
最初にご紹介するのは、夫婦での2人キャンプを楽しむハピキャン編集部のマツオカミキのキャンプスタイル。キャンプ歴4年、月に1回はキャンプに行っているそうです。
とにかくシンプルな道具だけで、のんびりと自然を楽しみたいという2人のスタイルをご紹介します!
マツオカ夫婦の2人キャンプの1日
- 12:00 お昼は道中でその土地の名物を食べる
- 13:00 キャンプ場到着
- 13:30 設営開始
- 14:00 設営完了後コーヒータイム
- 15:00 2人でカメラを持って散策&読書タイム
- 17:00 夕飯スタート
- 19:00 お酒を飲みながら焚き火タイム
- 21:00 消灯時間にあわせて就寝
翌日
- 6:00 日の出とともに起床
- 7:00 朝ごはん
- 9:00 のんびり撤収開始
- 12:00 チェックアウト
2人とも忙しいのが苦手で、道具もとにかく設営簡単&シンプルに使えるものを選んでいます。とにかくのんびりしたいので、料理もインスタントフル活用の簡単なものを。
写真を撮ったり、本を読んだり、だらだらするのがわたし達にとってのキャンプの醍醐味です!
2人キャンプ飯! 過去のキャンプで印象に残っている料理は?
お互い料理が得意ではないので、野菜炒めや鍋などのシンプルな料理しかしません。こちらは定番の野菜炒め。
そのため、キャンプ用の調理器具もSOTOのレギュレーターストーブのみ。2人でこじんまりとキャンプするなら、シングルバーナーでも十分です!
朝ごはんは、ホットサンドがラクでおすすめ。好きな具材をはさむだけで美味しい朝食に!
2人でキャンプするのにぴったりなお気に入りギア
2泊など長いキャンプのときは、ベルテントを使っています。半分は土間スタイルにして、風が強いときや雨が降っている間は土間に避難。
わたし達の使うNEUTRAL OUTDOORの「GE4.0」は、半分を土間スタイルにする場合、寝室は2人がゆったり寝るのにちょうど良いサイズ感に。長時間テント内で過ごすキャンプは、少しゆったり目のテントの方が過ごしやすいです。
2人キャンプの楽しさってどんなところ?
心許せる人と2人なら、気兼ねなくのんびりできるところが魅力です。ソロで行くのにはなかなか勇気が必要ですが、2人なら安心だし、楽しさも共有できるのが良いところ。
2人キャンプでキャンプデビューするまでは「キャンプは大勢でするもの!」というイメージがありましたが、キャンプ場へ行ってみると意外に夫婦や友達同士の2人組も多いことに気付きました。
ゆったり楽しめる2人キャンプがもっと広がると良いなと思っています!
キャンパー:マツオカミキ
- HP:https://futaricampguide.com/
- Instagram:@matsuo_kmk
それぞれの個性が混じり合った特別なキャンプ! 編集部員・筒井響子の女友達との2人キャンプスタイル
次にご紹介するのは、編集部員・筒井響子とその友人・花見さやかの2人キャンプ。女友達同士でのキャンプスタイルをご紹介します。
友人である花見は、アメリカ滞在中にホストファミリーと数回キャンプに行っていた経験者。対して筒井は、アニメ『ゆるキャン△』からキャンプに興味を持ちはじめ、2018年の春に2人キャンプを始めました!
女友達との2人キャンプの1日
- 12:00 キャンプ場に到着。さっそく拠点探し
- 13:00 設営開始
- 14:00 ランチタイム(インスタントラーメンなどで簡単に)
- 15:00 ハンモックに揺られながら読書するなどそれぞれの時間を過ごす
- 17:00 焚き火&夕食スタート(ここから飲み始め!)
- 21:00 食器や食材の後片付け・歯磨き・着替え
- 22:00 消灯時間に合わせて就寝(テントの中でヒソヒソおしゃべりタイム)
翌日
- 7:00 起床(花見が先に起床。次いで筒井が起きて毛布のままハンモックに揺られる)
- 7:30 洗顔や歯磨きを終え、朝食の準備開始
- 8:00 朝食スタート
- 9:00 後片付け&撤収作業
- 10:00 チェックアウト。その後、近隣を観光して帰路に(次のキャンプに思いを馳せる)
フリーサイトを利用することが多いのですが、拠点探しは入念に行います。大きな理由は3つ。
- できるだけ他のキャンパーさんに迷惑をかけないため。
- 自分たちも他のキャンパーさんの音や動きを気にしなくて済むため。
- お気に入りのハンモックを2人分設置するため。
どれだけ光が当たるのか? 万が一雨が降った時に、水はけが良いか? など、できるだけストレスのない場所にテントを設置するため、時間をかけて場所を決めます!
2人キャンプ飯! 過去のキャンプで印象に残っている料理は?
焦げてしまったけれどとても美味しかったスペアリブ
料理好きな花見が前日から仕込んでおいたスペアリブ。味付けに入れようと思っていたオレンジジュースが売り切れていて、パイナップルジュースで代用したんですが、これが大正解! お肉は柔らかくなってとてもジューシーに。糖分が多く、表面が焦げてしまったけれど、味は抜群でした!
ちょっとした失敗も、ちょっとした発見も、キャンプの醍醐味。
朝食には直火式のエスプレッソメーカーで作るコーヒーを欠かさない
2人のモットーは『朝ごはんがメイン!』。キャンプの一番の楽しみは朝ごはんだと言っても過言ではありません。料理担当の花見が、ホットサンドや手作りスープなどの、"カンタンだけど朝からハッピーになれる朝食"を用意してくれます。
その間、コーヒー好きな筒井は、直火式のエスプレッソメーカーでコーヒーを作ります。『ビアレッティ』などの簡単なものも使いますが、朝は時間をかけて本格的なものを。『ベルマン』の直火式エスプレッソメーカーは、ミルクスチーマーも付いているのでカプチーノを作ることも可能。
キャンプ前にお気に入りの珈琲店に立ち寄り、コーヒー豆をエスプレッソ用に焙煎してもらうのも楽しみのひとつです。
2人でキャンプするのにぴったりなお気に入りギア
ハンモックは本当におすすめ。ゆったりとした空気の中で、ゆらゆらと揺られる時間は格別です。2人でいても、それぞれ読書をしたり音楽を聞いたりと、個々の時間を送ることも。
お互いの存在を感じながら、あえてそれぞれの時間を過ごす。これができるのも、2人キャンプの良さだと思います。
2人キャンプの楽しさってどんなところ?
家族や夫婦ではなく友人同士なので、道具は持ち寄りです。それぞれの好みや個性が混じり合って、2人だけの特別な空間になるのも2人キャンプの良いところだと思います。
社会人になるとなかなか時間が合わず、そのうえ遠方に住んでます。そんな中、貴重な休みを使って丸2日かけてキャンプを楽しむので、ここぞとばかりに語り合います(笑)。設営をしながら、料理をしながら、お酒を片手にじっくりと語り合える。こういう時間って、本当に貴重だと思うんです。