ボーイスカウトのキャンプ中に駆け落ち! 子供たちの冒険を見てキャンプに行きたくなってしまう映画!
1. ムーンライズ・キングダム
製作国:アメリカ
言語:英語
公開:2012年
上映時間:94分
監督:ウェス・アンダーソン
出演:ジャレッド・ギルマン、カーラ・ヘイワード、ブルース・ウィリス、エドワード・ノートン
「ムーンライズ・キングダム」は2012年に公開されたアメリカ映画で、1960年代のニューランド沖の小さな島が舞台。ボーイスカウトのキャンプの最中に、12歳の少年少女が脱走して駆け落ちするというストーリーです。自然豊かな島で繰り広げられる、子供たちの大冒険を見ていると思わずキャンプに行きたくなってしまうはず。
幼い恋を描くハッピーでハートフルな映画なので、特に女性からの人気が高い映画です。女の子のカラフルでかわいい洋服や、60年代のレトロなテントやボーイスカウトグッズにも注目!上映時間は94分と短めなので、サクッと見ることができますよ。ブルース・ウィリス、エドワード・ノートンなど豪華ハリウッド俳優たちも出演しています。
BBCが贈るネイチャードキュメンタリー映画 5年の歳月を掛け撮影された動物たちの貴重な映像が満載
2. アース
製作国:イギリス、ドイツ、アメリカ
言語:英語
公開:2008年
上映時間:98分
監督:アラステア・フォザーギル、マーク・リンフィールド
出演:渡辺謙(日本語版吹替)
「アース」はイギリスの公共放送局BBCが5年もの歳月をかけて撮影した、貴重な映像が満載のネイチャードキュメンタリー映画です。撮影日数はのべ2000日、ロケ地は全世界で200か所以上という圧倒的なスケール。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のオーケストラによる美しい音楽にのせて、地球上の生命の神秘を描き出します。一部の映像はNHKスペシャル「プラネットアース」でも使用されています。
自然の生き物たちとの出会いも、キャンプの魅力のひとつ。自然豊かなキャンプ場に出かけるのが楽しみになる映画です。映像と音楽で楽しめるので、お子さまと一緒に鑑賞するのもおすすめですよ。
2018年には、10年ぶりの続編となる「アース・アメイジング・デイ」も公開されました。総勢100人のチームが200台ものドローンや最新の技術を駆使し、世界22か国でロケを実施。動物たちに限りなく近づいて、生き生きとした表情を描いています。
徹底的にモノと向き合うドキュメンタリー映画 最低限の荷物で挑むキャンプにも通ずる作品
3. 365日のシンプルライフ
製作国:フィンランド
言語:フィンランド語
公開:2015年
上映時間:80分
監督:ペトリ・ルーッカイネン
出演:ペトリ・ルーッカイネン
「365日のシンプルライフ」は、監督が脚本と主演を務め、登場する監督の家族や友人はすべて本人という、フィンランドのドキュメンタリー映画です。
ヘルシンキに住む26歳の青年ペトリは、失恋をきっかけにある実験を始めます。ルールは4つ、①自分の持ち物はすべて倉庫に預ける、②1日に1個だけ倉庫から持ってくる、③1年間、続ける、④1年間、何も買わない。
初日にはなんと雪の中、全裸で部屋から倉庫まで走ります。毎日、何を倉庫から持ってくるべきか悩み、「今自分に必要なものは何か」と徹底的にモノと向き合います。
少ないモノで生活したり、モノと向き合うということは、自宅から離れて限られたモノだけで時間を過ごすキャンプにも通ずるものがあります。「自分はなぜキャンプをするのか」「キャンプには何を持っていくべきか」を考えたくなる映画です。筆者は初めてフィンランド映画を観たのですが、とにかく寒そうなヘルシンキの街並みも見応えがありました。