雪中キャンプは意外と寒くない?! 雪雲と地面の雪で放射冷却が緩和され、思ったより寒くないことも
雪中キャンプが寒くないのか? みなさん一番気になる所ですよね。
キャンプをしていると放射冷却という言葉を聞くことがあると思います。気温は太陽の熱で地面が温まることで上がっていき、太陽が沈んだ夜はこの熱が地面から放射され気温が下がっていきます。この現象が放射冷却です。
晴れている時ほど放射冷却が起こります。雪が降るような天候の際は空には雲があり、地面には雪があるので熱が逃げにくく、放射冷却が緩和されます。そのため、思っていたより寒くないという事があります。逆に、晴れていてい風が強い日はかなり気温が下がるので要注意です。
スノーブーツやタイヤチェーンなど雪中キャンプの必須アイテム4つ この4つは確実に持って行こう
一番気になる雪中キャンプのアイテム! という事で、雪中キャンプならではの必要なものを4つご紹介します。
1. 「タイヤチェーン」があれば雪道も大丈夫!
これは雪や気温などの状況にもよりますが、スタッドレスタイヤだけでは通行出来ない場所もあります。スタッドレスタイヤだからと安心せずに、タイヤチェーンも用意しておくことをおすすめします。車種やタイヤによって取り付けられるチェーンが異なるので、合うものを選んでください。
2. 除雪や踏み固めに「雪用スコップ」
雪がたくさん降った場合は除雪に使い、雪が降ったところにテントを張る場合は踏み固めが必要になるので、その際にも活躍します。
豪雪地帯でなければ、折り畳み式のタイプでも◎。折り畳み式のタイプならば普段のキャンプでもいざという時に使えて便利です。
3. 雪にも耐えられる「ブーツ」
雪は水分なので、防水でないブーツでは濡れてしまいます。足元が濡れてしまうと寒さも倍増するので、防寒だけではなく、防水機能もしっかりしたブーツが必須アイテムです。
ワークマンのケベックNEOは雪にも対応した滑りにくいソールとしっかり防水機能があり、安心して雪道を歩けました!
4. 「スノーブラシ」はテントや車に積もった雪を落とすのに便利
雪中キャンプ中に雪が降るとテントや車に雪が積もってしまいます。雪かき用のスコップなどではテントや車を傷つけてしまうので、専用のブラシを用意しておくと安心です。値段は1,000円~3,000円程度のものが多いです。
【2イン1の分解型】本体はアイススクレーパー、スノーブラシとパイプ3部分に分解できます。取り外して単独の除雪ブラシとアイススクレーパーとして使えます。霜取り、アイス除去、スノー掃除を1台で実現します。
【愛車を守る品質】除雪性能を強化できるデザインのうえに、愛車を傷つけない高品質の素材を採用しています。(スコップの部分は...
冬キャンプの必須アイテムについてもこちらの記事に書きましたので、チェックしてみてください!
筆者おすすめ! 雪中キャンプで活躍したアイテム3選 ガス缶は寒冷地仕様の物を準備しておこう
続きまして、必須アイテムという程ではないけれど、雪中キャンプに持っていて良かったと思った大活躍アイテムを3つご紹介します。
1. ガス缶は寒冷地用がベスト
使用する環境にもよりますが、通常のガス缶では火力がでなくてなかなかお湯が沸かせないとか、調理が進まないという事があります。そんな時は、OD缶でもCB缶でも寒冷地用(冬用)のガス缶を用意しておくと安定した火力が出せます。
購入する際にチェックしてみてください。
2. 厚めで大きいゴミ袋はマルチに使える
寒い時期は、テントの外に靴を置いておくと凍ってしまうこともあるので、そんな時は新聞紙を敷いた大きなビニール袋に靴を収納するとテントが濡れません。
また、撤収時に雪が付いたテントやタープ、グランドシートなどをそのまま車にしまうと社内が濡れてしまうので、大きなビニール袋に入れます。一般的なホームセンターでも購入できる90リットルでちょっと厚めのタイプのゴミ袋があると便利です。
3. 防水のバッグ、サコッシュ
雪が降っている時に移動する際、油断しがちな貴重品を入れたバッグやサコッシュ。うっかり雪が積もって濡れてしまう事もあります。防水のバッグがあれば雨はもちろん、雪の中でも安心です。