千葉の農園キャンプ場「THE FARM(ザファーム)」とは? ファミリーキャンプにおすすめの農園リゾート
THE FARM(ザファーム)は、千葉県香取市にある農園リゾート。都心から約1時間半とアクセスしやすい場所にあります。関東最大級のグランピング施設があり、ラグジュアリーなテント・コテージに宿泊できるほか、自分のテントを持ち込んでのキャンプも可能です。
今回は持ち込みテントで「農園の中のキャンプ場」に宿泊しました。宿泊者は無料で野菜収穫体験と、冬季限定(2020年3月まで)のテントサウナを楽しめます。場内には温泉施設もあり、子供用の大型遊具もあり、家族連れにもぴったりのキャンプ場です。
THE FARM(ザファーム)で人気のフィンランド式サウナって? 今アウトドアで大注目
最近アウトドアでも注目されているのが、本場フィンランド式のサウナです。熱したサウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させ、この水蒸気でたっぷり汗をかき、冷たい水風呂にゆっくり浸かり、外気浴で風にあたる。このサイクルを繰り返すと究極のリラックス状態を体感できるといわれています。
日本のサウナは温度が高く、湿度が低い「乾式」で、フィンランドは逆に温度が低く、湿度が高い「水蒸気式」です。
THE FARMではサウナ専門ブランド「TTNE」の監修の元、テントサウナをこの冬初導入したとのこと。これは試してみるしかない!
THE FARM(ザファーム)のテントサウナを初体験! 暑すぎず快適にサウナを楽しめて◎
THE FARMのテントサウナは宿泊者無料。コテージでも持ち込みテントサイトのどちらでも大丈夫です。サウナ使用時間は朝(7:00~8:30)、夕方(14:00~16:30)です。
チェックイン時に渡されたサウナの案内書によると、必要なものは「濡れてもいい服」だけです。サンダル・ポンチョ・タオルは無料でレンタルできます。更衣室はないので、自分のテントまたはコテージで着替えて、上着だけ羽織っていくことになります。
ただ熱波を浴びなければそこまで暑くなりませんので、普通の服装のままサウナに行っても大丈夫です。私は普段着のままサウナに入りました。
レモンや野菜が入っているデトックスウォーター。見た目もきれいですが、体まですっきりきれいになりそう!サウナに入ると汗をかきますので、最初に水分補給しておきましょう。
THE FARMのテントサウナは2つ。本場フィンランドから取り寄せたというこのダークグリーンの小さめテントサウナと、もうひとつはグランピングでおなじみ、ノルディスクのアスガルドを改造して作られたテントサウナです。
ダークグリーンのテントにおじゃましてみると・・・
中はこんな風に薪ストーブのようなもの、たくさんの薪、ベンチ、バケツに入ったアロマ水、うちわが設置されています。
特殊な薪ストーブの上にはストーンがたくさん。ここにアロマ水をかけると「じゅわ~っ!」と音を発して暑い蒸気がテント内に広がります。
少し水をかけてみると、テント内がほどよく暖かくなりました。だいたい40度くらいだそう。真冬のジャケットを着ていましたが、さすがにちょっと暑い!とはいえ、日本のよくあるサウナのように暑すぎることもなく、気持ちよく座っていられます。
ここでキャンプ場スタッフさんが登場。「ロウリュ、やりましょうか?」よくわからないまま「お願いします!」と答えると、スタッフさんが大量の水をストーンにかけ始めました。「おぎやはぎのハピキャン」の番組をご覧になった方は、おぎやはぎのお2人が大絶叫した場面を思い起こした方もいらっしゃるでしょう。
先ほど自分でかけたのとは段違いの蒸気と熱風がテント内を駆け巡ります!そして、うちわで大きくあおぐと・・・
夫の顔を撮影しようとしたら、一瞬でカメラレンズが曇るほど。「あ、暑い~!」これは裸でもかなり暑いと感じるほど。ましてや普通に洋服を着ていたので、一瞬で顔から大量の汗が吹き出します。これはいいデトックスになりそう!
濡れてもいい服装であれば、この後水風呂に浸かり、またサウナに入るというのがフィンランド式。今回は水風呂のチャレンジはやめておきました。
ひとまわり大きなノルディスクのテントサウナも中を確認。
こちらも同じく特殊な薪ストーブがありました。
こちらの方がテントのサイズが大きいせいか、先ほどのようなあり得ないほどの暑さにはなりませんでした。がっつり汗をかきたいなら、小さめテントの方がよりサウナを体感できますよ。
テントサウナのすぐ隣には、ゆったりとクーリングするためのハンモックやチェアが置かれています。使われているファニチャーがおしゃれなので、グラマラスな雰囲気を味わえます。
テントサウナを楽しんだら、施設内にある「かりんの湯」へ。広い露天風呂で、ゆったりと体を温めればリラックスすること間違いなしです。