ボルダリングはスポーツクライミングの中でも日本人が得意とする競技種目!? 普及してきた訳とは?
ボルダリングの世界大会などをみても、日本人が表彰台に立っている姿を良く目にします。それは日本人の体型が〝体重が軽く、リーチが短い〟のが理由ではないかという説もあります。
もちろん、それだけではないかとも思いますが、単純に身体が軽いということは、その分、腕や指にかかる負担が減りますよね。
リーチの短さも、遠くの岩に手が届かなくなり、一見不利に見えますが、どこかを支点にして、次のホールドを掴みに行くときに、リーチが長いとより負担がかかってしまうとも言います。
物理でいうところの「モーメント」というやつですね。「シーソーで遠くに座ってる人を上にあげる方が、近くに座っている人をあげるよりも力が必要」という例えをすればわかりやすいでしょうか。
あとはやはり、日本という狭い国もボルダリングが普及し選手が育った理由の一つかもしれませんね。競技の性質上、スピードやリードは大規模な壁が必要になりますが、ボルダリングなら4~5mで済むため、室内でも簡単に行うことができますよね。
そんな背景もあり、スポーツだけではなく娯楽の要素としてもボルダリングは急速に普及し、選手層が厚くなったというのも、日本人が大会において良い成績を収めているという理由の一つかもしれません。
自分専用シューズを持ってボルダリングジムでトライしてみよう! 登ることの難しさや楽しさを体感!
この記事を読んで興味が出てきた! 興味があってこの記事にたどり着いたという方々へ! スポーツクライミング競技の見方がわかったところで、実際にトライしてみませんか?
前述の通り、ボルダリングは今や気軽に遊べる室内スポーツで、国内でもジムが無数にあります。選手はひょいひょい壁を登っていくので、難しくなさそうにも見えてしまうんですが、実際にやってみると…それはそれは…めちゃくちゃ難しいです。でも爽快感と楽しさが同時に湧いてくるというか…
以下「チェキキャン!~番外編~ 運動不足のドルオタがボルダリング初体験してみた!」は、筆者が実際に体験した模様を記事にしておりますので、参考に読んでいただけると嬉しいです。
ちなみに筆者がお世話になったボルダリングジムはこちら
<基本情報>
【クライミングジム・ドラセナ】
<住所>東京都板橋区小豆沢4-7-3 1階
<電話>03-6454-5317
<受付時間>火~金=19:00~22:30/土日祝=12:00~21:00
<営業時間>火・水・木・金曜 19:00~22:30
土・日曜/祝日 12:00~21:00
月曜定休(月曜が祝日の場合は火曜)
筆者が体験したジムでも、みなさんが調べていくジムでもほとんどの場所では、専用シューズの貸し出しをしていますので、手ぶらで行っても大丈夫ですが…ボルダリングは多くのギアを必要とせずに始められるスポーツです。
肝心のシューズぐらいは自分専用が欲しい!と思うことではないでしょうか? 自分に合った靴を選ぶことで、岩への足のかけやすさが段違いになりますよ!
【サイズ】34~41H(ヨーロッパサイズ)
34~34H(23cm)、35~35H(23.5cm)、36~36H(24cm)、37~37H(24.5cm)、38~38H(25cm)、39~39H(25.5cm)、40~41H(26cm)、42~42H(27cm)
※個人の足型や好み、モデ...
合わせて、靴下もボルダリング用に購入しましょう。足とシューズのフィット感が非常に重要なので、薄手の靴下がオススメですよ。
スポーツクライミングは壁を登ることに特化した複合競技! ジム体験を通して競技の魅力をより身近に!
スポーツクライミングについてまとめてみましたが、〝クライミング=登る〟ことは同じでも3つの競技があり、ルールもそれぞれにあるということがご理解いただけたかと思います。百聞は一見にしかず。何はともあれシューズひとつ買って体験してみてはいかがでしょうか? この競技の素晴らしさや難しさがより身近に感じることでしょう。